X-URL: http://www.ChangeLog.net/ Mime-Version: 1.0 Message-Id: <19990715200436E.publisher@ChangeLog.net> X-Dispatcher: imput version 980905(IM100) Lines: 6150 Content-Transfer-Encoding: 7bit Content-Type: Text/Plain; charset=iso-2022-jp Subject: [ ChangeLog ] ver 0.1.19990715.2030mx From: "ChangeLog" To: "ChangeLog Mail Readers" Date: Thu, 15 Jul 1999 20:04:36 +0900 Reply-to: "ChangeLog Editor" X-Mailer: Mew version 1.93 on Emacs 19.34 / Mule 2.3 (SUETSUMUHANA) Mailing-List: contact editor@ChangeLog.net; run by ezmlm =================================================================== ChangeLog --------------------------------------- ChangeLog ver 0.1.19990715 is out ! --------------------------------------- 号外: Linux 電話 (特大おまけ号) =================================================================== ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃                                ┃ ┃ 今週、来週と、先週の分を部分的にキャッチアップいたしますので ┃ ┃ 新旧の情報が入り交じっておりますがご容赦下さい。       ┃ ┃                                ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ウェブ版 http://www.ChangeLog.net/log/1999/07/b/ 目次 >> トップニュース ・Linux 電話 ・Packet Storm 事件 ・ミッションクリティカル分野での Linux ・Lotus は何故、、、 ・Microsoft にアドバイス ・Free Practice Management プロジェクト ・医療分野のオープンソースプロジェクト ・RMS vs ESR >> カーネル ・Vine Linux 1.0 で kernel-2.2 への移行 ・Linux 2.2 Upgrade kit for Slackware/Plamo バージョン 1.1.1 ・albod ・ファイルシステムフラグ ・slab 毒殺 他 >> セキュリティ ・Bugtraq、SecurityFocus へ。 ・「Linux もウィルスに関心を」 ・英国の警察と情報機関に新しい権限 他 >> デベロップメント ・日本 KDE ユーザ会 ・FreeWnn プロジェクト ・JF プロジェクト:FTP サイトリニューアル ・Linux研究会 NLS分科会 ・COBOL ・Java 他 >> ディストリビューション ・ディストリビューションの違い ・ディストリビューションリスト ・特定の言語サポート 他 >> イベント ・高知 Linux ユーザ会 「第2回オフラインミーティング」 ・九州 Linuxユーザ会 「第5回オフラインミーティング」 ・Project BLUE 「オープンソースを支えるGNU ToolsとLinux開発環境」 ・第11回 Linux Seminar >> おまけ ・Linus キーノートスピーチ ・パネルディスカッション >> ポール >> 読者の方から >> ChangeLog からのお知らせ >> バックナンバー >====================================================== > > > ■ トップニュース > > >====================================================== Executive Editor: Jonathan Corbet, (LWN) Managing Editor: Elizabeth O. Coolbaugh (LWN) Assistant Editor: Rebecca Sobol, (LWN) translation etc: Maya Tamiya (ChangeLog) -------------------------------------------------- ・ Linux 電話 -------------------------------------------------- Linux 電話。 特集記事(以下に掲載)で、Touchphone を取り上げました。 これは内部で Linux を走らせてい るタッチスクリーン式の多機能電話製品です。 これは 技術的に見ても面白い代物ですが、 Linux の未来の可 能性 (家電への組み込みアプリケーションとして選択 されるシステム) を考えるという意味で、より興味深 いものと言えます。 ※ウェブ版 URL http://www.ChangeLog.net/log/1999/special/TouchPhone/ TouchPhone の写真があります。 ---------------------------- 特集記事 Linux 電話 TouchPhone ---------------------------- http://www.touchphone.com/ (TouchPhone) http://www.prisma-eng.it/ (Prisma Engineering srl) Linux は、両親のコンピュータにインストールしてあげ る程には フレンドリーじゃない、という方々は多くい らっしゃいます。 だったら、両親の電話に載せてしま うのはどうでしょう? イタリアの企業Sorgenti は、正 にこれをやってのけました。 Linux ベースの電話を作っ てしまったのです。 これは、これから先どうやってヒッ ト家電製品の一部として Linux が組み込まれていくの かということを示す興味深い装置です。 今後次々と登 場する、家電装置における Linux の利用の、 正に最初 の一例となるかもしれません。 TouchPhone は、 イタリアン・スタイルで、カッコ良く 仕上がっています。 機能等についての詳細は、ウェブ サイトtouchphone.com にあります。(ウェブもイタリ アン・スタイル!) この電話は、見掛けはほとんど液 晶ディスプレイです。 これはユーザインターフェース のすべてを取りまとめる タッチスクリーンになってい ます。 このタッチスクリーンを利用して、 電話番号を 記憶・呼び出すことができます。 また、FAX や電子メー ルを編集・送信・受信したり、 様々なメモを保存して おくことができます。 留守番電話にもなります。 あ、 それから、電話をかけることもできます。:-) ・Touchphone の製作 この電話機の(ハードウェア的な)製作元は Sorgenti 社ですが、 (ハードウェア的に) 実際に動作するもの が出来た時点で、Sorgenti はその製品を Prisma Engineering srl に 持ち込みました。 Prisma は、ミ ラノを拠点としたエンジニアリング企業です。 ソフト ウェア・エンジニアは25人いて、概ね 電気通信と組み 込みシステムアプリケーションの分野において 働いて います。 彼らにとってはLinux は、「飼い慣らした野 獣」といったところです。 既に電気通信のプロジェク トのいくつかで使用していましたし、 Prisma のインター ネットゲートウェイも Linux が走っています。 Prisma のエンジニアの方々は、 実世界のワイヤレス電気通信 ネットワークの一部として、 Linux が登場する日が、 そう遠くはないと考えています。 ある日、Prisma は Sorgenti から、 インテリジェント テレフォンとして機能する 組み込みシステムを設計・ 構築するという 話を持ち掛けられました。 Prisma は、 低価格で上記の機能を提供する必要がありました。 内 部で使用するハードウェアも低価格に押える必要があり ました。 386 プロセッサ、4MB メモリ(その後 8MB に 増加)、 小容量ディスク、VGA コントローラで作動す るタッチスクリーンです。 こんなに面白いチャレンジ には、 受けて立つしかないでしょう! Prisma は調査 をしましたが、結局 答えは明らかでした。 Touchphone には、Linux が選ばれました。 Touchphone 内部では、 Red Hat 4.2 の修正版(かなり の縮小版)が走っています。 FAX と留守番電話のコー ドは、すべてオープンソースのシステム (efax と vgetty) から構成されています。 組み込み環境向けに 多少の修正が施されています。 グラフィックの部分は SVGAlib を用いて行われました。 これについては、 こ のシステムで要求されるパフォーマンスを得るために、 かなりの作業が必要とされました。 Touchphone には、 もちろん、キーボートはありません。 あるのは、LCD パネルのタッチスクリーンだけで、 これはシリアルポー ト経由でシステムに 取りつけられています。 メモと FAX の編集を 処理するグラフィックエディタは、 Prisma によって書かれ [Notes editor]ました。 Prisma によると、 指で 8インチのタッチスクリーンに 図や文字を書くのは「楽しい!」ということです。 非常に興味深いことに、 システムの他の部分は、 タッ チスクリーンのイベントに対応して起動する 単純なシェ ルスクリプトによって記述されています。 普通は、こ のような装置の開発環境として シェルスクリプトは考 えられません。 しかし、Linux が下で走ってくれてい ると、 人生楽になるのです。 結果として、ナイスな家電製品ができあがりました。 Touchphone のユーザは、 Linux を使っているとは全く 思っていません。 電話を使っているのだ、とだけ思っ ているのです。 ・ちゃんと動くの? これらすべては、ちゃんと機能しているのでしょうか? 昨年10月以来、何千人ものユーザがこの電話機を使用し ています。 現在までに、正に1台だけが、 ファイルシ ステムが壊れていたことにより返品されたということで す。Touchphone の典型的な使用環境を、少し想像して みて下さい。 キッチンにあります。 コーヒーメーカー の隣に置かれています。 子供たちが、それで遊んでい ます。 常時(100%)稼動しています。 (おそらくコー ヒーが飲みたいのに電源が一つしかなくて) 電話の電 源を抜く際には、「きちんとシャットダウンしてから」 なんて誰も考えません。 これらの条件下でも、 この電 話が信頼性を維持して稼動できるということは、 Linux OS が頑強であるということだけでなく、 Prisma Engineering の方々が非常に気を使って この電話を仕 上げた、ということも証明しています。 また Touchphone は、アップグレードも可能です。 ユー ザがインターネット接続を使用して アップグレードす るプロセスは完全に自動化されています。 シェルと Expect スクリプトの組み合わせが これらのすべてを可 能にしています。 将来的な拡張も進行中です。 ローエンド向けとして、 ディスクなしのバージョンが、より低価格で提供される 予定です。 ※ Sorgenti に問い合わせたところ、 TouchPhone の価格は、 $650 (≒78,000円) だということです。(7月9日(JST)時点) また他のバージョンでは、 他の機能と共にウェブブラ ウザも追加される予定です。 「どのように動作するのか」という点に関しては、 一 つクリアーになっていない局面もあります。 この製品 で修正して使用された GPL ソフトウェアのソースコー ドが 公開されているのかどうかという LWN の質問に Prisma は答えてくれませんでした。X-) ※ ちなみに、ハードウェアの開発元の Sorgenti は、 イタリア語で「ソース」 (sources)という意味だそうです。^^; もちろんライセンス条項からは公開が義務づけられてい ます。 いずれにしても、 この装置の最も興味深いソフ トウェアは、 特別な環境の下で動く、 分離された形の アドオン・プログラムです。 このソフトウェアは GPL ではないので、 おそらく他の人々にとってはあまり役 に立たないでしょう。 ・Linux と組み込みシステム コンピュータも最終的にはモーター(電動機)のように、 視界からは消えることになるだろう、とは、 よく言わ れていることです。 Touchphone は、将来はどのように なるのか、 そして、Linux はその大きな部分となり得 るものだ、ということを示しています。 この環境で Linux が成功する理由は数多くあります。 それらは、 Linux が他の分野で成功する理由と、 そんなに変わり はありません。 ・コスト。 Touchphone のような家電製品は、低価 格でなければなりません。 人々が電話に投資する 額には限度があります。 この分野では、 ソフト ウェアのライセンス料は大きな違いを生むことに なります。 ・信頼性。 組み込みシステムは、とにかく絶対クラッ シュしてはいけないのです。 ・資源(リソース)活用。 組み込みシステムは、一 般的に小さく、安価である必要があります。 どの OS上で走っていようとも、 低性能なハードウェア の資源を効率良く活用しなければなりません。 ・ソースが入手可能であること。 すべての組み込み アプリケーションは独特なもので、 環境に応じて システムがカスタマイズ可能である必要があるで しょう。さらに、 Prisma のエンジニアである Paolo Marini氏によると、 「経験的に言って、 システムソフトウェアのソースが公開されていな い場合には、 小さな問題を解決するのにも法外な 時間と労力がかかってしまうんだ。」 ということ です。 ソースは「力」なのです。 Linux は、組み込み環境で本当の成功者となるのではな いでしょうか。 開発者に多くの力を与えると同時に、 一方でそれらのアプリケーションの要求をきちんと満足 させています。 こういう世界を考えてみて下さい。 コ ンピュータが視界から消える時、 Linux もそれらの影 に隠れているのです。 ・クレジット ・Sergio Troni 氏(タッチスクリーンとハードウェ アの管理) ・Pietro Bertozzi 氏(ユーザインターフェースと システムソフトウェア) ・Paolo Marini 氏(システムソフトウェアと FAX、 モデム、電子メール管理) ・Paolo Baccalaro 氏(デザインとグラフィック) Paolo Marini 氏に感謝します。 多くの情報を提供して いただきました。 この記事はほとんど彼が提供してく れた情報そのものです。 イタリア語からの翻訳によるミスは、著者の責任です。 -- J. Corbet (LWN) (英語から日本語への翻訳ミスは ChangeLog の責任です。) -------------------------------------------------- ・Packet Storm 事件 -------------------------------------------------- セキュリティ関連のウェブサイトである Packet Storm が、 7月1日にハーバード大学によってオフラインにされました。 ※Packet Storm Security ウェブサイトは、ハーバード大 によってホストされていましたが、同大学が John Vranesevich 氏のメールを受け取った後すぐに同大学に よって閉鎖されました。Vranesevich 氏のメールは、同 サイトのサーバに同氏の名誉を毀損する情報と共にアダ ルト関連の情報があるというものでした。Packet Storm の管理者である Ken Williams 氏は、アダルト関連の情 報があるという点を否定し、また、名誉毀損と主張され ている情報は個人ディレクトリにあり、サイトとして公 開しているものではないと反論しました。その後、一連 の議論が沸き上がり(一連の騒動に発展し)ました。 Packet Storm に関しては、 http://www.securityportal.com SecurityPortal.com(英語) に以下のように説明されています。 「何ギガバイトものオープンソース・フリーなセキュリティ ソフトウェアが、良く考えられた方法でカテゴリーに整 理されています。 ネットワークアナライザや不法侵入検知ユーティリティ から、ファイアウォール、暗号化のソリューションまで、 必要なツールはほとんどすべて、そこで見つかります。」 この事件についての SecurityPortal の http://securityportal.com/direct.cgi?/topnews/tn19990705.html 記事(英語) です。Packet Storm のような重要なソフトウェアアーカ イブを守る責任を分かち合う必要、という点に焦点が当て られています。 この事件に対する主流メディアの見方としては、 http://www.zdnet.com/zdnn/stories/news/0,4586,2287456,00.html?chkpt=hpqs014 ZDnet の記事(英語) があります。Packet Storm の作者で管理者である Ken Williams 氏とAnti-Online の John P. Vranasevich 氏と の間の激しいやりとりにハーバード大が、どのように捕ら われてしまったのかという点に焦点が当てられています。 より党派心の強い見方は、 http://www.hackernews.com/arch.html?070299 hackernews.com(英語) や http://slashdot.org/article.pl?sid=99/07/01/1551244&mode=thread Slashdot(英語) で見ることもできます。 LWN 的観点からは、Packet Storm から失われたと思われ たデータを救い出すために、人々が非常に迅速に協力でき たことが、良いエピソードとなったと思われます。 Rik van Riel 氏が様々な方々によってダウンロードされ た Packet Strom の断片を 集めて、元のサイトを再現し ようという http://lwn.net/1999/0708/a/packetstorm.html 運動(英語) を開始しました。これは、比較的短期間でうまく行きまし た。 現在ハーバード大は Ken のデータを返却しましたが、こ のサイトのための新しいプライマリホームを探す努力は続 けられています。 Packet Storm からのダウンロードは、毎日 8GB 以上と推 測されています。従って、優れたミラーシステムは必須で あり、世界中からの Packet Storm へのアクセスの負荷を 分散するためには、50 に至るミラーが必要であると思わ れます。 もし Packet Storm のミラーになっても良いと思われた場 合は、packetstorm メーリングリストへの参加を考えてみ て下さい。 http://packetstorm.nl.linux.org/ こちら(英語) に説明があります。そして、協力できる旨を伝えて下さい。 -------------------------------------------------- ・ミッションクリティカル分野での Linux -------------------------------------------------- ミッションクリティカルアプリケーションに Linux を使 用するというトピックが、Anne Chen 氏による http://www.zdnet.com/pcweek/stories/news/0,4153,408462,00.html?chkpt=hpqs007 PCWeek の記事(英語) http://www.zdnet.co.jp/pcweek/news/9907/08/99070801.html 同記事(日本語) で議論されています。 ミッションクリティカルアプリケーションのためにLinux が選択された2つの主要な事例調査が含まれています。 一つは Cendant 社によるもので、そのフランチャイズ (Ramada や Days Inn 等)のためのホテル予約システム を実装するための費用効果の高く効果的な方法を探してい たというものです。 2件目の事例は、石油業界の大手 Amerada Hess 社がIBM SP2 システムを「並列マルチプロセッサ Linux ソリュー ション」(Beowulf!!)に置き換えることで、何百万ドル (何億円)も節減した、というものです。 この決断は企業の地球物理学者らによって勧められ、経営 陣がその意見を採り入れたということです。 これらは、Linux がウェブサーバと ISP の範疇から飛び 出してきて、費用効果と信用性が大きく影響するような状 況へと突入している、という素晴らしい事例です。 -------------------------------------------------- ・ Lotus は何故、、、 -------------------------------------------------- 結局 Lotus は、大声を上げながら騒々しく群れの中に入っ てきただけ、のようです。 http://www.zdnet.com/zdnn/stories/news/0,4586,2289079,00.html?chkpt=hpqs014 ZD Net の記事(英語) http://www.zdnet.co.jp/pcweek/news/9907/08/99070805.html 同記事(日本語) で、1999年末に Domino 製品の Linux 版リリースすると いうLotus の計画が取り上げられています。 しかし、この記事は次のようなコメントで終っています。 「Lotusでは,「Lotus Notes」クライアントおよび 「SmartSuite Millennium Edition 9.5」オフィススイー トをLinuxに移植するつもりはないようだ。「KDE」または 「Gnome」デスクトップ上でLotusのアプリケーションを使 いたいと思っている Linuxユーザーは,少なくとも当分, これらのアプリケーションについては移植を期待しないほ うがいい。」 これらの製品への需要に対して、こんなに活気のない対応 をさせてしまう、どのような互換性や技術的な問題がある のか、もちろん LWN は知るよしもありません。 もしそのような障壁がないとしたら、Microsoft アプリケー ションがまだ存在しない新しいプラットフォームにオフィ スデスクトップアプリケーションを投入するというチャン スをLotus がなぜ歓迎しないのか、理解に苦しみます。 ※ その後、補足(訂正)的投稿がありました。 次号でお伝えいたします。 -------------------------------------------------- ・ Microsoft にアドバイス -------------------------------------------------- http://davenet.userland.com/1999/07/linuxDontBlink Linux Don't Blink(英語) という記事の中で、Dave Winer 氏が Linux コミュニティ への励ましの言葉と、Microsoft への良いアドバイスを述 べています。 このアドバイスは実際非常に良いものなので、LWN は Microsoft がこのアドバイスに従わなければ良いなあと期 待してしまう程です! 要約すると、まず、価格を釣り合わせること(または少な くとも妥当なものに)、そして Linux コミュニティには 干渉しないこと(裏目に出るだけ)、開発者に対するマー ケティングは(開発者の無知に付け込むのではなく)開発 者の知性に基づいて行うべきだということです。 説得力のある、良いアドバイスです。 -------------------------------------------------- ・ Free Practice Management プロジェクト -------------------------------------------------- Free Practice Management プロジェクトが発進しました。 FreePM は、医療オフィスやクリニックで必要な情報シス テムのほとんどを取り扱うオープンソースシステムを構築 することを目的としています。予約スケジューリング、医 療記録管理、保険の支払要求、等が含まれています。 成功すれば、業界独自の要求に応え、深くその分野に特化 したシステムとして、この手のプロジェクトとしては最大 のものとなるでしょう。 詳細は、 http://lwn.net/1999/0701/a/freepm.html FreePM のアナウンス(英語) をご覧下さい。 けれども、プロジェクトが成功するかどうかというのはま だ分かりません。 このプロジェクトはどうやらフリーソフトウェアの試みに おける基本原則のようなものを破っているように思われま す。取り掛かるべき何らかのコードベースが全くないので す。 このプロジェクトが希望している「100 〜1000人」のボラ ンティアの獲得は、ハックを開始できる対象が非常に少な いことから、難しいかも知れません。 LWN は FreePM の成功を祈っています。 どちらにしてもこのプロジェクトは、この種の多くのプロ ジェクトの最初のものとなるでしょう。 フリーソフトウェアが関心を持たれるようになるにつれ、 多くの業界の方々が、業界独自のフリーなコードベースを 持つ利点を見い出すようになると思われます。(※ソース が公開されていることに起因する信頼性とカスタマイズの 容易さから。) これは間違いなく、「もし」(という条件)ではなく「い つから」(という時間)の問題となっています。フリーソ フトウェアは、この領域に進んでいるのです。 ※これとは直接の関係はありませんが、 ( http://blue.dreamcraft.com/index.html BLUE(日本語) の ML で質問されていた方がいらっしゃったので。) オープンソースな会計ソフトのプロジェクトというの もあります。 http://www.ChangeLog.net/Development/Dev_19990307.html 「Linux Accounting Project」 をご覧下さい。(コ ンピュータ関連以外の)専門領域に特化したオープン ソースプロジェクトはこれから益々増える傾向にある ようです。 -------------------------------------------------- ・医療分野のオープンソースプロジェクト -------------------------------------------------- 先週の LWN (ChangeLog では今週の上記記事)で、 http://www.geocities.com/HotSprings/Falls/7170/FreePM/ Free Practice Management Project(英語) を、医療分野での最初のオープンソースプロジェクトだと、 プレスリリースと共にお伝えしました。 (これまでにもこういうことはありましたが)何人かの読 者の方が、この分野での他のプロジェクトも長く活動して いるものがあると、指摘して下さいました。ただ、メディ アであまり取り上げられないだけだということです。 http://www.freemed.org Freemed Project(英語) も含まれており、これは、後1ヵ月程で使える安定バージョ ンになると報告されています。 この分野ではまた、歯科オフィス向けの http://smalllinux.netpedia.net/dental/index.html LinuDent(英語) や、Linux と Windows95 の両方で走り、処方箋管理、経 過状況のノート等のためのモジュールもある http://www.psnw.com/~alcald/#informatics Tk_familypractice(英語) などのプロジェクトがあるということです。 -------------------------------------------------- ・ RMS vs ESR -------------------------------------------------- Richard Stallman 氏(RMS)と Eric Raymond 氏(ESR) がまたケンカしています。 Stallman 氏が Slashdot に彼が「オープンソース」に参 加したくない理由について http://slashdot.org/article.pl?sid=99/06/28/1311232&mode=thread コメント(英語) を投稿しました。 Raymond 氏が、 http://lwn.net/1999/0701/a/shutup.html 「黙ってコードを見せるんだ」(英語) という文書をもって応えました。現在の Linux や関連ソ フトウェアの成功は、(ESR 率いる OSI による)オープ ンソース戦略によるところが大きい。一方で、(RMS 率い る)FSF のやり方はあまりパッとしなかった、とのことで す。 あーあ、、、 --- (御意見、御感想、情報提供は、mailto:editor@ChangeLog.net まで。) >====================================================== > > > ■ カーネル > > >====================================================== Section Editor: Jon Corbet (LWN) translation etc: Maya Tamiya (ChangeLog) -------------------------------------------------- ・最新情報 -------------------------------------------------- Thu Jul 15 19:00:46 JST 1999 現在 (最新リリース 1999/07/09) 開発系 2.3 系列:(pre-patch 類は除く。) 2.3.10 (1999/07/09) 安定系 2.2 系列: (2.2.10 以上を推奨) 2.2.10ac10 (1999/07/09) 2.2.10 (1999/06/14) 2.0 系列: (2.0.36 以上を推奨) 2.0.37 (1999/06/14) -------------------------------------------------- ・最新開発カーネル -------------------------------------------------- 7月7日現在、ミラーサイトにある最新開発カーネルは 2.3.9 です。(※その後、2.3.10 もミラーされました。) しかし、 http://www.linux.org.uk/diary/ Alan Cox 氏の日記(英語) を見ると、2.3.10 がリリースされている可能性もあるよ うです。2.3.11 用のプレパッチが既に出ています。Alan はどうやら、これに彼のパッチが十分に含まれているので、 2.3.10 用の ac パッチをリリースする必要はないと考え ているようです。 -------------------------------------------------- ・最新安定カーネルは 2.2.10 -------------------------------------------------- 最新の安定バージョンは、変わらず 2.2.10 です。 このカーネル用のAlan Cox 氏のパッチは、 http://lwn.net/1999/0708/a/2.2.10ac9.html ac9(英語) まで出ています。(※その後 ac10 が出ました。) 先週はカーネル 2.2.10 に関するエラー報告が活発に多数 ありました。しかし具体的な原因がハードウェアの問題な のかカーネル自身のものなのかについては、あまり明らか にされていません。 おそらく 2.2.10 がまだリリースされていないということ は、ファイル崩壊問題の原因を突き止め解決した、と自信 がある人がいないということの表れなのかも知れません。 ※7月15日現在、2.2.10ac10 で 2.2.9、2.2.10 のファイ ル破壊問題が解決されたらしいという情報が入ってきて います。 -------------------------------------------------- ・Vine Linux 1.0 で kernel-2.2 への移行 -------------------------------------------------- 鈴木義広氏により、Vine Linux 1.0 においてカーネル 2.2 へアップグレードする際のノートが公開されています。 ppxp の更新方法、及び、pcmcia-cs-3.0.x.tar.gz を入れ 換えた時の注意事項もまとめられています。 ・「"The Tao of Linux"」の 「Vine Linux 1.0 で kernel-2.2に移行する」 http://plaza11.mbn.or.jp/~ysuzuki/ (日本語) 鈴木氏ご本人からのコメントをいただくことができました。 (ご丁寧にご回答いただきありがとうございました。) 鈴木義広です。DualCeleron で VineLinux 環境 を実現するためには、kernel-2.2系に移行する必 要があります。タイミング良く Project-Vine か ら kernel-2.2.x-kit が発表されましたので導入 方法を解説してみました。 -------------------------------------------------- ・Linux 2.2 Upgrade kit for Slackware/Plamo バージョン 1.1.1 -------------------------------------------------- 先日ご紹介させていただいた、森岡和才氏によるLinux 2.2 Upgrade kit for Slackware/Plamo が、バージョンアッ プして 1.1.1 になっています。 ※近日中に「1.1.2 をリリース予定」とのことですので、 既に今現在では、さらにバージョンアップされているか もしれません。 これからアップグレードされる方はもちろん、既にアップ グレードされた方も必見です。 ※ ドキュメントは標準語に「翻訳」されました。 詳しくは、こちらのアナウンスをご覧下さい。 > Linux 2.2 Upgrade kit for Slackware/Plamo がバージョン 1.1.1 になりました. > > 主な変更点は > ・カーネル 2.2.10 の採用 > ・pcmcia-cs を 3.0.12 に更新 > ・ドキュメントを標準語に翻訳 > ・その他多数のソフトウェアを最新版に更新 > です. > > WHAT IS LINUX 2.2 UPGRADE KIT > ============================= > Linux kernel バージョン 2.2 がリリースされてからもう半年になります. > Slackware Linux は既に 2.2 カーネル採用の 4.0 となり, Plamo Linux も > 次から 2.2 カーネル採用となるそうですが, 既存の Slackware/Plamo ユー > ザはいちから再インストールするか, 自力でコンパイルするしかありません. > > 嘆いていても仕方がないので, 私がやったような試行錯誤を全員が繰り返さ > ないですむよう, Slackware/Plamo ユーザが 2.2カーネルに入れ換えるため > に必要なものを全部用意しました. > > この kit には以下の物が入っています. > ・ Linux 2.2.10 のコンパイル済カーネルパッケージ (24通り). > CPU 種別 (386, 486, pentium, P6) > SCSI の有無 > Firewall 機能の有無 > SMP サポートの有無 > ・ 2.2 カーネルに必要なソフトウェアのコンパイル済バイナリ. > autofs-3.1.3 binutils-2.8.1.0.23 > dhcp-2.0 dosemu-0.98.7 > e2fsprogs-1.14 fbset-19990118 fdutils-5.2 > gcc-2.7.2.3, ibcs-2.1-981105-smp > ibcs-2.1-981105-up ipchains-1.3.9 > ipmasqadm-0.4.2 iputils-ss990107 > isdn4k-utils-9903211200 knfsd-1.4.1 > ld.so-1.9.11 libc-5.4.46 > libg++-2.7.2.8 lodln16a.zip > modutils-2.1.121 ncpfs-2.2.0 > net-tools-1.52 netatalk-1.4b2+asun2.1.3 > nfs-server-2.2beta37 nfs-server-2.2beta43 > patch-2.5 pciutils-1.10 > ppp-2.3.8 procinfo-17 > procps-1.2.11 psmisc-18 > quota-1.70 readline-4.0 > rpm-2.5.5 samba-2.0.4b > setserial-2.16 tunelp > util-linux-2.9s xosview-1.7.1 > ypbind-3.3 ypserv-1.3.5 > kremoved-1.0 > ・Slackware/Plamo のバグ修正 > mh-6.8.4-JP-3.02 pidentd-2.8.3, > sendmail-8.9.3 sysklogd-1.3-31 > wu-ftpd-2.5.0 > ・その他私が気に入っているフリーソフトウェアのバイナリ > bind-8.2.1 apache-1.3.6 > ethereal-0.6.3 fetchmail-5.0.3 > gnuplot-3.7 rsync-2.3.1 > shadow-19990307 sitecopy-0.6.0 > squid-2.2STABLE2 ssh-2.0.13 > suck-4.2.1 kinput2-v3 > > 添付のドキュメントは html 形式でこんな内容を書いています. > ・ Slackware のインストール手順 > ・ Slackware/Plamo のバグや注意事項 > ・ 2.2 カーネルを使用する上での注意事項 > ・ Slackware/Plamo の日常の管理についての説明 > ・ カーネル再構築の手引き > > 以前のバージョンでは九州弁丸だしでしたが, 今回標準語に「翻訳」しました. > > オリジナル CD ジャケットのイメージデータを kitの中に入れています. > ファイル "docs/cdlabel.jpg" をカラープリンタで印刷して下さい. > 300dpi で印刷すると CD ケースにちょうど合う大きさになります. > > LICENSE > ======= > この kit は私がゲリラ的に作成した -- アンオフィシャル -- な物です. > この kit に関して Slackware Linux / Plamo Linux の作者や配付元に問い > 合わせをする事は「絶対に」しないで下さい. > > 収録したフリーソフトウェアについては, それぞれのライセンス条件に従って > 利用して下さい. 再配布可能なソフトウェアのみを集めたつもりですが, それ > ぞれのフリーソフトウェアの作者には収録の許可は取っていません. この kit > に関して問い合わせ等は「絶対に」しないで下さい. > > 付属のドキュメントについて著作権は保留しますが, 再利用, 加工, 再配付の > いずれも, 商用/非商用を問わず, 無条件に許可します. > > この kit の再配付はどんどんやって頂いて結構です. 当初は CD-ROM による > 配付だったため, CD-ROM の余りにおまけソフトウェアを詰め込んでいます. > 容量削減のためにおまけを削除して再配付/公開したい方は, 添付の "README" > を見て下さい. よその ML にアナウンスしたり, ネット上で再公開して下さる > のは歓迎します. > > HOW TO GET > ========== > 以下の URL で公開しています. > > iij接続サイト (会社や一般のプロバイダ経由でアクセスする方向け) > http://his.luky.org/UPGRADE-2.2/ > ftp://his.luky.org/UPGRADE-2.2/ > SINET接続サイト (教育機関等 .ac.jp な方はこちらが速いでしょう) > http://hisac.luky.org/UPGRADE-2.2/ > ftp://hisac.luky.org/UPGRADE-2.2/ > > 使ってみた感想やバグ報告, 改善すべき点がありましたら, 私 > Kazutoshi Morioka > までメールを頂ければ大変嬉しく思います. 私のホームページ > http://www2.odn.ne.jp/~aab36830/ > (ODN は遅いので近々引越し予定) でバグ情報等を提供していきます. > -------------------------------------------------- ・albod -------------------------------------------------- albod (application logical bundles of data)に関す る議論が進行中です。 Linux が、ファイルのより豊かな見え方を提供するような ファイルシステムを提供するべきかどうかについては、長 い議論があります。 この議論は、Macintosh が提供しているような「fork」さ れたファイル、または、Windows2000 系統のファイルにお ける「stream」を実装するというアイデアから派生したも のです。 先週、現在のファイルシステムが不十分だと主張する、こ のトピックについての http://lwn.net/1999/0624/a/reiser.html Hans Reiser 氏の投稿(英語) をご紹介しました。 Hans によると、アプリケーション開発者が名前空間のよ うなものを実装する必要がある時には、必ずファイルシス テムに失望させられるということです。 これに対し Ted Ts'o 氏が、すべてユーザスペースで実装 された albod (application logical bundles of data) の http://lwn.net/1999/0701/a/albod.html 架空のデザイン(英語) を投稿して応えています。 これらの「albod」は、どのファイルシステムとも(DOS フロッピーでさえも!)協調作業可能、FTP 経由で転送可 能、カーネルの変更を要求しない、という利点を持ってい ます。 Ted はこのようなアプローチが可能であることを示すこと により、カーネルに高度な名前空間の機能を組み込むこと を考えるのはまだ早いのではないかと主張しました。 NFS、DOS フロッピー、HTTP、FTP 経由でのデータ転送の 可能性は、非常に議論を呼ぶ点です。 多くの人が、ファイルを移動するこれらのモードのすべて を壊すような変更については(当然のことながら)神経質 になります。 しかし Hans は、人々がそういう風に臆病になるのは、 Bill Gates 氏の正当性を認めることだと反論しました。 つまり、Microsoft だけが大きな全システム規模の変更を 行うのが許されるような、中央集権的権限を持っていると 認めてしまうようなものだということです。 ユーザスペースでの実装という点も重要です。 いくつかの願望されている機能がカーネルに属するのかど うかという(いつもいつも議論の的となる)問題がありま す。Linux カーネルは、既に十分高速に成長(急速に肥大 化)しているのです。 しかし、もう一つのポイントは、Linux カーネルへ組み込 むという解決法は、おそらく「Linux だけ」についての解 決であろうということです。 (GNOME や KDE のオフィススィートのような)アプリケー ション開発者は、複数のシステム間でポータブルではない 機能は使用しない傾向にあります。 この問題の解決の糸口はまったく見えていません。 Hans は、少なくとも議論の対象となるコードが出来た時 点で、彼のアイデアを実装してくれるよう誰かに任せるつ もりであることを述べています。 (Hans の主張の詳細については、 http://devlinux.com/namesys/ Reiserfs ウェブページ(英語) をご覧下さい。) -------------------------------------------------- ・ファイルシステムフラグ -------------------------------------------------- ファイルシステムのフラグの取り扱いに関する議論も付随 して生まれました。 拡張されたタイプのファイルに付いてくる特定の属性を処 理するための新しい一連のシステムコールがAlexander Viro 氏によって http://lwn.net/1999/0701/a/av-flags.html 提案(英語) されました。 そして、Stephen Tweedie 氏が、少し前に彼自身で似たよ うなインターフェースを実装したことがあると http://lwn.net/1999/0701/a/st-flags.html 指摘(英語) しました。 さらに Linus も、それがどのように作用するかについて 議論に http://lwn.net/1999/0701/a/lt-albod.html 加わり(英語) ました。Linus は「albod」の考え方にかなり同意してい るようです。 -------------------------------------------------- ・先週のパッチとアップデート -------------------------------------------------- ・H.J Lu 氏から、いつもの http://lwn.net/1999/0701/a/knfsd.html knfsd パッチ(英語) が出ています。 Red Hat 6.0 の問題を修正する、一連の init スク リプトも公開されています。 ・Richard Gooch 氏による http://lwn.net/1999/0701/a/devfs.html Devfs 112(英語)。 http://lwn.net/1999/0701/a/devfsd.html devfsd 1.2.3 (英語) も付いています。 ・Computone Intelliport II マルチポートシリアルカー ドファミリー用デバイスドライバが Michael Warfield 氏によって http://lwn.net/1999/0701/a/computone.html アナウンス(英語) されています。 ・kmsgdump。カーネルメッセージをフロッピーにダン プします。Willy Tarreau 氏によって http://lwn.net/1999/0701/a/kmsgdump.html アナウンス(英語) されています。 このパッチは、死んでしまったシステムのスクリー ンからoops (エラー)メッセージを手書きで書き取 るという喜ばしい :-) 経験をお持ちの方に、特に高 く評価されるかも知れません。 -------------------------------------------------- ・slab 毒殺 -------------------------------------------------- Alan が、ac7 パッチでカーネル 2.2.10 シリーズ用の彼 のパッチにおける「slab 毒殺」を可能にしました。 Alan によると、 「slab ポイズナ(毒殺者)は、メモリをきちんを開放し ないコードや開放されたメモリを使用するコードをやっつ けるために、メモリに 5a5a5a5a を注ぎ入れる。」 これまでに、この slab ポイズナは ide-tape、AMD scsi、 ALSA ドライバを含むいくつかのドライバにおけるバグを やっつけてきたという実績があります。 その中には深刻なものはありませんでしたが、それでもな お封じ込めておくに限ります。 (今回この slab ポイズナを再び実装した目的は、やはり 何と言っても、安定系カーネルでのファイルシステム破 壊問題を解明するために問題を洗いざらいにしたい、と いうことのようです。) -------------------------------------------------- ・albod -------------------------------------------------- albod についての議論は、今週も衰えを知らず盛り上がっ ています。しかし、特に画期的な指標には至っていません。 -------------------------------------------------- ・oops (エラー)報告を改善 -------------------------------------------------- もう一つ盛り上がっているが特に問題というわけではない 議論は、Linux の oops (エラー)報告を改善する方法に ついてです。 先週 LWN (ChangeLog では今週)では、フロッピーディ スクにカーネルメッセージをダンプできるようにする http://lwn.net/1999/0701/a/kmsgdump.html kmsgdump(英語) パッチをご紹介しました。 議論はそこから始まり、何故直接ハードディスクにダンプ できないのか、あるいはもっとクリエイティブに、何故ネッ トワークカード経由でブロードキャストできないのか、と いう質問へと発展しました。 多くの人が、oops (エラー)メッセージを手書きで書き 取ったりシリアルケーブルを接続したりというデフォルト の解決法よりも、これらの方法の方が好ましいと感じてい るようでした。 けれども、ハードディスクへの書き込みは、PC アーカテ クチャということを考えると危険すぎるだろう、という合 意に達したようです。 イーサネット案の方は一部の人の好奇心をそそったようで、 Henning P. Schmiedeh 氏はこれを実現するのに必要なコー ドを試しにやってみようという意向を表明しています。 -------------------------------------------------- ・wait.h -------------------------------------------------- Hans Reiser 氏が、2.3.8 に付属の http://lwn.net/1999/0708/a/wait.html 新しい wait.h(英語) についてのドキュメントがないか、と尋ねました。 これに対し、Ingo Molnar 氏がwaitqueue に導入された 4 つの主要な変更/目的の http://lwn.net/1999/0708/a/waitans.html リスト(英語) を示して応えています。 -------------------------------------------------- ・Linux のアクセス管理 -------------------------------------------------- Linux のアクセス管理が、最近ホットな話題になっていま す。 関連情報があるサイトの一つに、 http://research-cistw.saic.com/cace/ http://research-cistw.saic.com/cace/ (英語) があります。アクセス管理の様々な方法の説明と比較があ ります。 また、 http://research-cistw.saic.com/cace/dte.html Domain and Type Enforcement Project(英語) のようなアクセス管理プロジェクトへアクセスできるリン ク集もあります。 [Thanks to "Don"] -------------------------------------------------- ・大規模メモリサポートの改善 -------------------------------------------------- H.J. Douglas Gilbert 氏による http://lwn.net/1999/0708/a/dmapatch.html DMA パッチ(英語) は、大規模メモリサポートを改善することが目的でした。 そして、Jaroslav Kysela 氏が既に同じ問題について http://www.alsa-project.org/~perex/page_alloc.html パッチ(英語) を投稿していること、一緒に話し合ったらどうかというこ とが http://lwn.net/1999/0708/a/dmapatch2.html 指摘(英語) されました。 -------------------------------------------------- ・今週のパッチとアップデート -------------------------------------------------- ・H.J. Lu 氏による http://lwn.net/1999/0708/a/knfs.html knfsd(英語) パッチがバージョン 1.4.4 に上がっています。また 要求に応えて、アップデートされた http://lwn.net/1999/0708/a/knfsdspec.html 仕様ファイル(英語) が氏によってリリースされています。 ・Richard Gooch 氏の http://lwn.net/1999/0708/a/devfsv113.html devfs 113(英語) が出ています。Zoltan Balaton 氏によって提供され た 2.2.X カーネルシリーズへのパッチの http://lwn.net/1999/0708/a/devfsv99.4.html バックポート(英語) もあります。 ・/proc/net に http://lwn.net/1999/0708/a/dev_hwaddr.html hw_addr(英語) を追加するパッチが Martin Neumann 氏によって投稿 されています。 ・Panasonic DVD-RAM 用の http://lwn.net/1999/0708/a/scsidiff.html DVD read-write サポート(英語) が Nathan Laredo 氏のこのパッチによって可能になり ました。 ・http://lwn.net/1999/0708/a/oldstyle.html 旧型 F_EXLCK ロック(英語) を 2.2.X カーネルシリーズに取り戻すためのパッチが、 まだ a.out プログラムに取り掛かっている方々のため に、David Parsons 氏によってリリースされました。 ・Matthias Welwarsky 氏がカーネル 2.3.9 用の http://lwn.net/1999/0708/a/ax.25.html AX.25(英語) サポートを書き直したことをアナウンスしました。 -------------------------------------------------- ・ご注意 -------------------------------------------------- (f) 2.2.9 と 2.2.10 には(比較的少数の方の環境でしか 影響がないようですが)ファイルシステムの破壊が報 告されています。(1999/06〜) (e) 2.2 系列の 2.2.9 までのカーネルには、システムを ダウンさせられる可能性のあるDoS 攻撃の危険性が報 告されています。(1999/06/02) (d) 2.2.8 は、ファイルシステムが壊れる(ファイルやデ ィレクトリが消えたりメチャクチャになる)等、数多 くの問題が報告されています。 (c) 2.1.89 から 2.2.3 の間のカーネルには、DoS 攻撃に 対して、システムが無防備な状態になるというセキュ リティ上の弱点が指摘されています。 (b) 2.2.0 には、(c) とは別の深刻なセキュリティ上の弱 点も指摘されています。 (a) 2.0.35 以下のシステムにもセキュリティ上の問題が 報告されています。 -------------------------------------------------- ・初めての方へ -------------------------------------------------- ・Linux のカーネルには、一般ユーザ向の安定系カーネ ル (stable kernels)と開発者向の開発系カーネル (development kernels) の二系列があり、基本的にバ ージョン番号で区別するようになっています。 ・バージョン番号の2番目が奇数となっているカーネル (2.1 系列 (2.1.*) や 2.3 系列 (2.3.*) ) が開発系 カーネルで、偶数になっているカーネル (2.0 系列 (2.0.*) や 2.2 系列 (2.2.*) )が安定系カーネルで す。 ・開発系カーネルは、新機能の追加や大幅な実装変更な ど実験的な試みをテストするためのものであり、非常 に不安定なリリースとなっている可能性があります。 ・十分な知識(と時間 :-)を持った方以外は、一般に 安定系カーネルを利用することが推奨されています。 (開発系カーネルには特別な事情がない限り手を出さ ない方が無難です。) ・2.0 系列の安定カーネルは、2.2 系列の安定カーネル が十分に安定するまでの間、2.2 系列で追加された新 機能よりも 2.0 系列で得られる安定性を重視するユ ーザへの利便のために ac (Alan Cox 氏)によってメ ンテナンスされていました。 ・2.0.37 は、何か深刻なセキュリティ問題が浮上しな い限り、2.0 系列の最後のリリースになるはずのもの です。(2.2.10 によって、2.2 系列のカーネルも 2.0.37 と同じくらいに安定したため。) --- (御意見、御感想、情報提供は、mailto:editor@ChangeLog.net まで。) >====================================================== > > > ■ セキュリティ > > >====================================================== Section Editor: Liz Coolbaugh (LWN) Translation etc: Maya Tamiya (ChangeLog) -------------------------------------------------- ・Bugtraq、SecurityFocus へ。 -------------------------------------------------- Bugtraq ML の方々が、独自ウェブサイトに移動します。 http://www.securityfocus.com SecurityFocus.com(英語) です。 Bugtraq は、既存のアップデートなセキュリティ情報源の 中でも最高峰の一つだと広く認識されている、情報完全開 示のセキュリティメーリングリストです。 7月5日に、Bugtraq ML は、新しいサイトに移り(メーリ ングリストの登録情報は影響されません)、bugtraq への メールは、 bugtraq@securityfocus.com 宛になります。 LWN も情報源として利用している Geek-Girl.com のアー カイブも、新しいサイトへ移動します。(Geek-Girl ご本 人とご一緒に!) Geek Girl だけでなく、Security Focus のスタッフのほ とんどは、Bugtraq を長い間支援してきた方々であり、こ のコミュニティのメンバーである方々によって構成されて います。 この事実だけを考えても、提供される予定の情報の質が約 束されています。 http://securityfocus.com SecurityFocus.com(英語) のサイトは既に立ち上がっていて、稼働しています。セキュ リティ関連の記事や、最近公表された弱点、製品、ライブ ラリなどのニュースが提供されています。 Aleph One さんの http://lwn.net/1999/0701/a/bugtraq.html アナウンス(英語) に、その他の計画されている情報源のアウトラインがあり ます。 (現在の Bugtraq では許されていなかった)インシデン ト報告のメーリングリスト(BUG ではなく、不正侵入やト ロイの木馬やウィルス等を取り扱うML) が創設されまし た。英語人以外のための Bugtraq リストも創設されまし た。 (※日本語もあります。Nobuo Miwa (n-miwa@lac.co.jp) 氏によって、モデレートされます。) こちらは、モデレータが投稿の翻訳に関して責任を負って おり、すべてのメーリングリストから同じトピックと情報 がアクセス可能であることを保証することが要求されてい ます。 LWN は、この事業が成功することを祈っています。 このコミュニティが活躍し成長することは、Linux コミュ ニティにとって良い知らせです。 -------------------------------------------------- ・「Linux もウィルスに関心を」 -------------------------------------------------- 一方、 http://securityportal.com/direct.cgi?/coverstory19990628.html SecurityPortal の記事(英語) によると、Linux もウィルスに関心を払った方が良いとの ことです。 「Linux は企業環境でますます採用されてきています。そ んな中、ウィルスが発生している間、明らかに自分自身 の中に入り込み、他の人達にもウィルスを渡しているの に、「Typhoid Mary ※」のような行動を取ってはなら ないのです。」 ※訳注:「Typhoid Mary」(Mary Mallon)ニューヨーク のシェフだった彼女は、自分自身がかかっていた 腸チフスを、自分が作ったデザートを通して1900 年〜1907年の間に(意図的に?)22人に感染させ ました。当時の最先端の疫学的調査の結果、感染 元が追跡され、Mary は捕えられ、隔離されまし た。この事件は後々の公衆衛生と個人の自由につ いての議論の発端となりました。 この問題についての解決法を提供するオープンソースプロ ジェクトも一件、この記事で紹介されています。 http://satan.oih.rwth-aachen.de/AMaViS/amavis.html AMaViS (A Mail Virus Scanner)(英語) は、GPL のもとにライセンスされ、McAfee、Dr. Solomon、 AntiVir/X、Sophos のような商用のものと並ぶウィルスス キャナです。 現在は、sendmail のみがサポートされています。 -------------------------------------------------- ・Performance Computing -------------------------------------------------- http://www.performancecomputing.com/features/9907f1.shtml Performance Computing(英語) で、Linux のセキュリティツールが議論されています。 「パブリックドメインのサイトからダウンロードしてきた オープンソースソフトウェアはすべて、疑いの念を持っ て見るのが賢明です。 ダウンロードしたソフトウェアが、目的の製品かどうか を確認することが重要です。 結局、汚染されたセキュリティソフトウェアをダウンロー ドしても、役に立たないのです。」 -------------------------------------------------- ・英国の警察と情報機関に新しい権限 -------------------------------------------------- 英国の警察と情報機関が新しい権限を得ました。暗号キー や暗号化された情報へのアクセスに必要となる情報を http://www.foxnews.com/scitech/wires2/0702/t_rt_0702_2.sml 公開(英語) するよう、彼らが要求することを可能にする法案の通過に よるものです。 議論の的となっている論点であるキーエスクロー(キーの 登録)については、この法律では認められていませんが、 香港の警察は、キーエスクローの方針についても確実に http://asia.yahoo.com/headlines/020799/technology/930922620-132870.html 採用を要請(英語) しています。 -------------------------------------------------- ・LPRng セキュリティ問題 -------------------------------------------------- LPRng のセキュリティ問題が、Chris Leishman 氏によって http://lwn.net/1999/0708/a/LPRng.html 報告(英語) されています。 Patrick Powell 氏がこの報告に http://lwn.net/1999/0708/a/LPRngreply.html 応えて(英語) います。LPRng のセキュリティオプションの設定方法につ いての情報が提供され、また、SUID root で LPRng や他 のプリントサーバを走らせるのは、認証に使用されるプロ トコルに信頼性がないため本質的に安全でない、と警告さ れています。 LPRng を走らせている場合は、これらの投稿をご覧下さい。 -------------------------------------------------- ・cfingerd 1.3.2 -------------------------------------------------- cfingerd 1.3.2 の問題がSalvatore Sanfilippo 氏によっ て http://lwn.net/1999/0708/a/cfingerd.html 報告(英語) されました。Larry W. Cashdollar 氏によって迅速に http://lwn.net/1999/0708/a/cfingerdpatch.html パッチ(英語) が出されています。けれども氏は、一般的に finger の使 用には反対しています。 Andreas Bogk 氏もこの意見に賛成し、finger をどうして も使いたいという人には、David Lichteblau 氏の http://lwn.net/1999/0708/a/dfingerd.html dfingerd(英語) を推奨しています。 -------------------------------------------------- ・Netscape -------------------------------------------------- Netscape が、Netscape Enterprise Server におけるSSL ハンドシェイク処理のバグを認めています。このバグは、 サーバをクラッシュするのに利用される可能性があります。 http://help.netscape.com/business/filelib.html#SSLHandshake パッチ(英語) が入手可能になっています。 -------------------------------------------------- ・その他 -------------------------------------------------- Red Hat、SuSE、Slackware、Debian、Caldera からは、 7月1〜7日の間アップデートは出ていません。 -------------------------------------------------- ・セキュリティ関連リソース -------------------------------------------------- http://www.MountainWave.com/ Computer Security News Daily(英語) では、最近のセキュリティ関連の記事へのリンクが分かり やすくまとめてあります。 pgp 6.5.1 が http://lwn.net/1999/0708/a/pgp.html アナウンス(英語) されています。 http://lwn.net/1999/0708/a/securecrt.html SecureCRT 3.0 (英語) のベータ 1 版がリリースされています。 --- (御意見、御感想、情報提供は、mailto:editor@ChangeLog.net まで。) >====================================================== > > > ■ デベロップメント > > >====================================================== Section Editor: Liz Coolbaugh (LWN) Translation etc: Maya Tamiya (ChangeLog) -------------------------------------------------- ・日本 KDE ユーザ会 -------------------------------------------------- ※ ChangeLog のミスで、(記事はでき上がっていたのに) 前回発行時にお伝えできませんでした。その後、記事 の後に添付したアナウンスによって日本 KDE ユーザ会 は正式に発足しました。 ---- ・日本 KDE ユーザ会 http://www.KDE.gr.jp/ (※現在は未稼働であり、7月15日以降に稼働の予定です。) ・KDE 日本語化プロジェクト ・Qt Free Edition 国際化ホームページ http://www.asahi-net.or.jp/~hc3j-tkg/ ・活動中の ML (日経 Linux 提供) http://albert.nikkeibp.co.jp/kde-jp/ 現在、7月15日の日本 KDE ユーザ会発足を目指し、有志の 方々の手によって着々と準備が進められています。 日本 KDE ユーザ会は日本における KDEの発展と普及を目 的として結成され、KDE の日本語化と本家へのフィードバッ クなどを行なっていく予定です。 ※ 現在既に、プロジェクトの成果が KDE 2.0 に組み込ま れつつあり、日本語が公式サポート言語の一つとなり つつあるようです。 また、日本KDEユーザ会は、Qt 国際化パッチ開発者高木淳 司氏主宰の「KDE 日 本語化プロジェクト」とも統合され る予定です。 ※ Qt については単体の GUI ツールキットとしても有用 なため、「Qt Free Edition 国際化プロジェクト」は 独立のプロジェクトとして、日本KDEユーザ会と連携し て活動していく予定とのことです。 日本 KDE ユーザ会の方々からのコメントをいただくこと ができました。(ご丁寧にご回答いただきありがとうござ いました。) 日本KDEユーザ会は現在設立準備中ですが、近日 中に皆様に発足のお知らせができることと思いま す。KDEで日本語を快適に使えるようにするべく 活動してまいります。入会資格は特にもうけませ んので、KDEとFree Unixと日本語を愛する方の参 加をお待ちしております。 日本KDEユーザ会 杵渕 聡 --- 以下は、7月15日、各地でアナウンスされた発足宣言です。 > -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* > > 日本KDEユーザ会発足宣言 > > -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* > > 1999年7月15日、高木淳司、杵渕聡、塙雅典の三名を中心メンバーとして、 > UNIX用のフリーのデスクトップ環境であるKDE (K Desktop Environment)の普 > 及活動を行うボランティア団体として「日本 KDE ユーザ会(以下本会)」を発 > 足致します。 > > これまで我々は高木淳司を中心とした「KDE 日本語化プロジェクト」として > KDEの日本語化活動を行ってきました。 しかし、これまでの「KDE 日本語化 > プロジェクト」は基本的に各個人の活動であったためにKDEの日本語化に必要 > な情報が各所に散在していました。 > > 当初はKDEが採用しているGUIツールキットであるQtのライセンスの問題もあっ > て細々とした活動でしたが、Qtの国際化パッチが TrollTech に公式に認めら > れたこと、Qtの新しいバージョンではあらかじめUnicodeに基づいた国際化機 > 能が組み込まれたこと、などにより多くの人がKDEに注目しはじめております。 > このため、プログラムの日本語化、GUIメッセージカタログやヘルプの翻訳に > 限らず、ユーザ向けの情報発信やバイナリパッケージの提供など幅広い活動が > 求めらるようになってきました。本会はこれらの要求に応えるべく設立されま > した。従来の「KDE日本語化プロジェクト」の活動は本会で引き継ぎ、今後も > オープンソースの慣習に従ってKDEの日本語化作業を行っていくとともに、作 > 業成果は本家KDEプロジェクトに随時フィードバックしていきます。 > > また本会では発足にともない、日本語でのKDE関連情報や国内でのKDEリソース > の集約を目的として、独自ドメインkde.gr.jpにより各種サーバを立ち上げま > す。KDE.gr.jpでは、本家kde.orgのWWW、ftp、CVS等の単なるミラーではなく、 > KDEに関する情報を独自に日本語で発信する場として、WWW による情報発信、 > 日本語化のためのパッチや翻訳物等の一元管理、ユーザ向け/開発者向けメー > リングリストの提供、バイナリパッケージの提供等の活動を行っていきます。 > これらの本会の活動成果は準備ができ次第、本会のサーバ上で提供していきま > す。また、どなたでも本会のサーバ上で提供されるメーリングリストに参加す > ることで本会の会員となることができます。会員となることで義務や責任は発 > 生しませんので、KDEに興味がある方はお気軽に御参加下さい。メーリングリ > ストへの登録方法などの詳細は、本会のWWWサーバをご覧下さい。 > > KDE は大きなプロジェクトであり、これまでも、世界中の多くの人達の貢献に > よって造り上げられてきました。現在も本家の方では年末のKDE2.0のリリース > に向けて活発に開発が続けられております。KDEはまだまだ完成された物では > なく、発展途上のものなのです。今後の「日本KDEユーザ会」の活動にご期待 > 下さい。 > > > 日本KDEユーザ会のWWWサーバ: http://www.kde.gr.jp/ > FTPサーバ: ftp://ftp.kde.gr.jp/ > > > 以上 > > > 日本KDEユーザ会 幹事 一同 > 杵渕 聡 (skine@kde.gr.jp) > 高木 淳司 (j-takagi@kde.gr.jp) > 塙 雅典 (hanawa@kde.gr.jp) -------------------------------------------------- ・FreeWnn プロジェクト -------------------------------------------------- FreeWnn プロジェクトがいよいよ本格的に始動した模様で す。詳しくは以下のアナウンスをご覧下さい。 また、 http://tomo.tomo.gr.jp/FreeWnn/ 「FreeWnn Project」の公式ページ(日本語) をご覧下さい。 > ====================================================================== > プレスリリース                      1999年7月7日 > オムロン株式会社 > ====================================================================== > >       オムロン、 >       かな漢字変換システム「Wnn」をオープンソース化し、 >       「FreeWnn」として発表 >           〜ユーザによるWnnの拡張がより自由に〜 > > この度オムロン株式会社は、日本語入力システム「Wnn」をオープンソース化した > 「FreeWnn」を発表致します。 > > 近年、Linux や FreeBSD などのオペレーティングシステムや、米国ネットスケープ > コミニュケーションズ社がWWWブラウザを公開したことを例として、エンドユーザ > の間でも、ソフトウェア産業内でも、オープンソースが非常に注目されています。 > > Wnnは、1985年より京都大学、オムロンなどで共同開発を開始したUNIX > 用の日本語かな漢字変換システムで、現在までに、Wnnコンソーシアムより > Wnn4.2までがフリーで公開され、多くのユーザに利用されてきました。 > > しかし、従来のWnn4.2では改変などを伴う拡張において独自の許諾条件があり > ました。この度「FreeWnn」として、現在一般にフリーソフトといわれている > ものと許諾条件と同じにすることで、ユーザは独自の許諾条件を気にすることなく、 > 一般のフリーソフトと同様に、好みに合わせて改変・頒布・複製を行なえるように > なります。 > > オープンソースに伴う許諾は、GPL(GNU Public License:GNU一般公有使用許諾)に > 準じたものになります。 > > オムロンでは他の各著作権者の同意を得て、商用のWnn6を開発、販売をして > おりますが、その反面、フリーのWnnの活動が行えていませんでした。 > これまで多くの方々のご協力でフリーのWnnが発展してきましたが、より活動を活発 > にするために、独自の許諾条件を取り除きオープンソース化します。 > 今後「FreeWnn」は有志の方々により活動が継続されます。 > > > ■「FreeWnn」の特徴 >  1.日本語に加えて、多言語のサポートを実現 >     ・日本語 >     ・中国語 >     ・韓国語 > >  2.多くのディストリビューション対応で、より利用しやすく >     ・Solaris2.6 >     ・Linux/Redhat5.2 >     ・Linux/Debian2.0 >     ・Linux/Slackware3.6 >     ・FreeBSD3.1 > >  3.従来のアンオフィシャルパッチのみのリリースを、作者の許可を得て >    「FreeWnn」に取り込んだので、信頼性が向上 > > なお、以下のURLより、公開したソースコードをダウンロードしていただけます。 > >  ftp://ftp.omronsoft.co.jp/pub/FreeWnn > > ※記載の社名、製品名は、それぞれ各社の登録商標、商標です。 -------------------------------------------------- ・JF プロジェクト:FTP サイトリニューアル -------------------------------------------------- JF プロジェクトの方々が、JF 再構築の一環として、FTP サイト全体のリニューアルをアナウンスされています。 詳しくは、以下をご覧下さい。(Thanks to 佐野さん) > JF Project からのお知らせ -------------------------------------- > 1999 年 6 月 23 日 > JF Project > JF@linux.or.jp > ----------------------------------------------------------------- > > JF (Japanese FAQ) Project では 1993 年 8 月の結成以来、GNU/Linux > に関する日本語の解説文書・FAQ などを整備する活動を行ってきました。 > そして現在、文書の作成・更新方法や配布形態の変更など、プロジェクト > 全体の再構築作業を行っています。 > > この「JF 再構築」の一環として、このたび JF Project の FTP サイト > 全体をリニューアルしました。 > > 新しい FTP ディレクトリ の一次 URI は: > > ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/JF/ > (JF Project の文書全てを提供するディレクトリ) > > ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/howto-translations/ > (LDP の翻訳文書のみを提供するディレクトリ) > > です。従来通り、このディレクトリから JF Project の活動の成果であ > る多数の翻訳/オリジナル文書を閲覧することができます。Linux を利 > 用するみなさんが、これらの文書群を活用され、快適な Linux ライフ > を送られることを願っています。 > > なお、旧 FTP ディレクトリのミラーを保守されているホスト管理者 > の皆さんは、ミラー元の変更などを行ってくださいますよう、お願い申 > し上げます。その際、プライマリホストにかかる負荷を分散させるため > に、ミラーリングの時刻などを個別に調整させていただく場合がありま > すので、あらかじめ下記担当者までご一報いただけると幸いです。 > > プライマリ FTP ディレクトリ保守担当: jf-ftp-admin@linux.or.jp > > これ以外の JF Project に関するご意見、お問い合わせなどは: > > JF@linux.or.jp > > までお願いします。従来のメールアドレスから変更になっていますので > ご注意ください。 > > JF Project では一緒に作業を行っていただける方の参加をいつでも > 歓迎します。文章の作成・翻訳だけでなく、校正やテクニカルチェック > など、必要な作業の内容は多岐にわたります。 > > JF Project の活動に積極的に参加してみたいと思われた方は、ぜひ > JF-ML (JF Project のメーリングリスト) に加入してください。加入方 > 法に関する詳細は JF Project の Web ページ: > > http://www.linux.or.jp/JF/ > > をご覧になってください。 > > 最後に、 ftp サーバスペースの提供をお申し出くださいました > linet.gr.jp の皆様にこの場を借りまして感謝いたします。 > > 以上 -------------------------------------------------- ・Linux研究会 NLS分科会 -------------------------------------------------- 「Linux研究会 NLS分科会」についてアナウンスが流れて います。 Glibc-2.1 (2.1 以上) 上での日本語 locale の完全な実 装を目指し、活動されるようです。 詳しくは、こちらをご覧下さい。(Thanks to 樋口さん) > 「Linux研究会 NLS分科会」についてのお知せ > > この春から活動を開始している「Linux 研究会 NLS 分科会」についてのお知 > らせです。 > > ・会の目的 > > Linux が利用している C ライブラリである GNU C ライブラリはバージョン > 2.1 になって多バイト圏の言語に対する NLS(Native Language Support)機能 > を有するようになりました。しかしながら、現在の glibc-2.1.1 では日本語 > locale をはじめとする多バイト圏の言語の locale 機能は、名目上は存在し > ているものの、そのままでは動作しないレベルに留まっています。 > > 「Linux研究会 NLS分科会」は、この glibc-2.x(x>1) で日本語 locale を実 > 装し、それを本家のソースコードに反映してもらうことを目的に活動しています。 > > また、日本語 locale 機能を含めた glibc-2.x のテストのために、Mozilla な > どの大規模なソフトウェアを glibc-2.x 上で動作させることも目指しています。 > > ・開催形態 > > 本会では、各種の連絡は ML で行ないますが、実装上の問題点の議論や活動方 > 針の検討などの中心的な活動は国際大学グローバル・コミュニケーションセン > ター(GLOCOM)で月に 1、2 度開催しているミーティングの場で行なっています。 > このミーティングには、実際に開発やテストなどの作業に関わっていただける > 人に参加していただきたいと思っています。 > > # 研究会は月に 1、2 度、週日の 19:00 ごろから六本木の GLOCOM で開催し > # ています。 > > 連絡用の ML は手動登録になっていますので、ML に参加したい方は > pod-admin@linet.gr.jp まで連絡してください。会の議事については、随時 > WWW(http://www.linuxjp.org/) で公開する予定です。 > > ・現在の状況 > > 現在、花高さんが作成されたパッチを使って glibc-2.1.1 で日本語 locale > 機能が使えるようになっています。一方、glibc-2 の主開発者である Ulrich > Drepper さんに連絡を取ったところ、彼が開発中の次期バージョン(2.2)では > 日本語を含めた locale 機能を実現しかけているそうです。現在、これらの間 > のすりあわせをどうするか検討中です。 > > glibc2 の主開発者である Ulrich Drepper さんや日本語以外の locale を開 > 発している世界各地の開発者と連絡を取るための英語版メーリングリスト > (nls@linet.gr.jp)も立ちあげました。 > > ・現在のメンバー > 江後田 基広 (CTC/linet) > 小野寺 章 (NEC東芝情報システム/LSWG) > 鴨志田 睦 (Debian JP Project/LSWG) > 河田 義人 (日本 IBM) > 木戸 彰夫 (日本 IBM) > 小島 三弘 (電力中央研究所 HFC/LSWG) > 小山 裕司 (国際大学グローバル・コミュニケーションセンター/LSWG) > 末廣 陽一 (コンパックコンピュータ) > 野村 明広 (日本テレマティーク/LSWG) > 花高 信哉 hanataka@abyss.rim.or.jp > 真鍋 敬士 manabe@dsl.gr.jp/LSWG > 吉岡 弘隆 (日本オラクル) > 吉山あきら (Debian JP Project) > > ・連絡先 > > 会の事務を担当している小山(koyama@linet.gr.jp)か小島 > (kojima@linet.gr.jp)まで連絡してください -------------------------------------------------- ・COBOL -------------------------------------------------- GNU COBOL の開発が進行中です。何年か前に MSDOS 用に 作成した COBOL コンパイラのソースコードをリリースす る、という Rildo Pragana 氏の決断の結果です。 Rildo と同じく Alan Cox 氏も、どうやらいくつかパッチ を送ったようです。そして現在、実際に GNU アセンブラ (gas)を生成しているということです。 もちろん、目標は実際に C のコードを生成するようにす ることです。 これは確実に、古い COBOL プロジェクトが正しい方向に 導かれるのを促進することでしょう、、、 [Thanks to David S de Lis] -------------------------------------------------- ・Java -------------------------------------------------- TYA 1.4 (JIT コンパイラ) がリリースされました。 ダウンロードのロケーションと README ファイルの一部が Albrecht Kleine 氏によって java-linux に http://lwn.net/1999/0624/a/tya.html 投稿(英語) されています。 また、最近2、3週間、JDK 1.2 の状態のアップデートは投 稿されていません。 -------------------------------------------------- ・Perl:yapc 99 -------------------------------------------------- 1999年6月28日、yapc 99 (Yet Another Perl Conference) がピッツバーグ(米ペンシルバニア)で開催されました。 http://www.perl.org/news.html Perl ニュースサイト(英語) の方々が、コンファレンスからのアップデートをなさって いますので、チェックしてみて下さい。 -------------------------------------------------- ・Perl:モジュールチュートリアル -------------------------------------------------- Mark-Jason Dominus 氏による http://www.plover.com/~mjd/perl/Hello/ モジュールについてのとってもとっても短いチュートリア ル(英語) が公開されています。 -------------------------------------------------- ・Perl:Perl Journal -------------------------------------------------- 最近「The Perl Journal (TPJ)」を買収した http://www.earthweb.com/ EarthWeb(英語) が、TPJ の読者宛に http://www.itknowledge.com/tpj/ew-welcome.html 手紙(英語) を投稿しました。 EarthWeb が受け取った苦情のいくつかを扱おうとしたも ののようですが、オンラインサイト上の広告の量といった 点についてはまだ解決されていないようです。 「広告。 私どもは明確に、Perl Journal サイトに広告を掲載す るサービスを計画しています。 印刷媒体と同様に、広告収入によって講読料は安価に抑 えられています。 サイトが落ち着きがないものにしすぎない努力は致しま すが、Perl 関連の製品の広告だけに制限することはで きません。 いつものように、読者の方には興味のない広告はクリッ クしないという権利があります。」 -------------------------------------------------- ・Python:Andrich Python ディストリビューション -------------------------------------------------- 最近のディストリビューション (Red Hat 6.0, Mandrake 6.0, SuSE 6.1) 上のOliver Andrich 氏の Python ディス トリビューションをお待ちの方へ。彼は、今取り掛かって います。 彼が投稿したこの http://lwn.net/1999/0624/a/andrich.html ノート(英語) によると、暫定的なディストリビューションを 7月の初旬 に利用可能にできるのではないかということです。 すべてをまとめるのは、どうやら大量の作業であり、少し 遅れ気味のようです。 -------------------------------------------------- ・Python:Jpython 1.2 β 2 -------------------------------------------------- Jpython 1.2 ベータ 2 が出ました。 今回もバグ修正リリースです。 詳細は、 http://lwn.net/1999/0624/a/jpython.html アナウンス(英語) をご覧下さい。 -------------------------------------------------- ・Python:Stackless Python 0.2 -------------------------------------------------- Stackless Python 0.2 が入手可能になっています。特に 凝ったコードを経験されたい方は、是非どうぞ。 詳細は、 http://lwn.net/1999/0624/a/stackless.html アナウンス(英語) をご覧下さい。 -------------------------------------------------- ・XML-RPC 0.9.8 -------------------------------------------------- XML-RPC 0.9.8 が入手可能になっています。 このモジュールにより、Userland の XML-RPC プロトコル を用いて他のプロセスと通信することができます。 Userland の Linux への動きにより(これについては「ビ ジネス」セクションもご覧下さい)、近々 Zope も、この プロトコルで話すようになるでしょう。 詳細は http://lwn.net/1999/0624/a/xml-rpc.html アナウンス(英語) をご覧下さい。 -------------------------------------------------- ・Ganymede -------------------------------------------------- Ganymede 0.99.2 が登場です。 http://lwn.net/1999/0624/a/ganymede.html アナウンス(英語) によると、バグ修正リリースだということです。 http://freshmeat.net/appindex/1999/01/31/917797184.html Ganymede(英語) は、ネットワークディレクトリ管理システムです。 -------------------------------------------------- ・Gnome -------------------------------------------------- http://lwn.net/1999/0624/a/gnome-summary.html 今週の Gnome Summary(英語) で、最新 Gnome ニュースが Havoc Pennington 氏によっ てまとめられています。 今週は、特に興味深い項目がいくつかありました。 ・まず、Corel Linux Advisory Counsil の報告があり ました。 その中で、KDE の Christian Tiberna 氏 との協力関係についての良いニュースがたくさんあ りました。gnome-kde-list@gnome.org が準備されつ つあることを期待しましょう。願わくば、フレーム ではなく、クリエイティブなエネルギーとともに。 ・次に、Havoc によると、彼の Visual Basic に関す るヘルプのお願いには、30人の方が応えてくださっ たそうです。彼は必要なものはすべて揃ったので、 Excel IDL について調査する前に、今は、彼の弁護 士のレビューを待っているということです。 ・Gnome マルチメディアフレームワークがレビューの ために http://www.gnome.org/white-papers/GMF/index.html 公開 (英語) されています。 Havoc によると、そうです、Gnome は厳密なデスク トップの舞台を越えて飛び出し、開発者が 「フリーな Unix クローンを、デスクトップとして 利用するための素敵なプラットフォームにする」 ことが可能な舞台へと進出しているということです。 ・バグレポートを閉ざすための協力が今週の http://lwn.net/1999/0624/a/gnome-summary.html Gnome サマリー(英語) でも呼掛けられています。 もしバグを報告して、それがその後修正されたこと に気付かれたら、バグが実際に閉ざされている、と いうことを確認(連絡)してあげることで協力する ことができます。 開発者にとっては、バグが実際に閉ざされたという ことを実証することが難しいことがあるからです。 (特に、バグの再現が困難な場合。) ・最後に 子供用 Gnome! 4歳以下の子供向けのコンピュータインターフェース を製作するための新しいプロジェクトが進行中です。 もし興味があれば、要チェックです。まだ始まった ばかりで、(いつも通り)ボランティアから成って います。 -------------------------------------------------- ・High Availability -------------------------------------------------- Alan Robertson 氏により hertbeat コードのアップデー トバージョンが http://lwn.net/1999/0624/a/heartbeat.html リリース(英語) されています。最近 linux-ha ML で議論されていた、 PPP/UDP 双方向リングのコードが含まれています。 -------------------------------------------------- ・KDE -------------------------------------------------- いつものように、Navindra Umanee 氏が素晴らしい http://lwn.net/1999/0624/a/kde.html ウィークリー KDE サマリー(英語) を送って下さいました。 -------------------------------------------------- ・MagicPoint -------------------------------------------------- MagicPoint は、2年前から進行しているオープンソースな テキストベースのプレゼンテーションツールです。 このツールの開発には、強力な点と、顕著な弱点があり、 昨年は少し開発のスピードは落ちていました。ですから今 回のMagicPoint 1.05a の http://lwn.net/1999/0624/a/magicpoint.html 発表(英語) は、通常のα版の発表よりも、関心を呼んでいます。 この最新リリースには、表示の性能を向上させるための 「先読みキャッシュ」が含まれています。 -------------------------------------------------- ・Midgard -------------------------------------------------- Henri Bergius 氏による http://lwn.net/1999/0624/a/midgard.html 今週の Midgard からのレポート(英語) です。 -------------------------------------------------- ・Wine -------------------------------------------------- Ove Kaaven 氏による Wine プロジェクトからの http://www.arcticnet.no/~ovek/wine/25.1999/ ウィークリーニュース(英語) に、Wine 開発のニュースがあります。 氏のレポートによると、例外処理、スレッド処理、Wine サーバ性能に関して向上があったということです。 加えて、 http://microwindows.censoft.com/pub/microwindows/ Micro-Windows(英語) プロジェクトが注目を集めました。 WineCE プロジェクトの良いベースとなるかもしれません。 現在 Patrik Stridvall 氏が Micro-Windows の作者であ る Greg Haerr 氏にMicro-Windows と Wine とのマージの 可能性について働き掛けています。 その他の Wine 開発ニュースについては、 http://perso.wanadoo.fr/eric.pouech/kc/index.html Wine Kernel Cousin(英語) をご覧下さい。wine-devel ML のスレッドがいつくかまと められています。 -------------------------------------------------- ・Zope:Zope 1.10.2 RPM -------------------------------------------------- Jeff Rush 氏によりRed Hat 用Zope 1.10.2 RPM が公開さ れています。 詳細とダウンロード情報については http://lwn.net/1999/0624/a/zope-rpms.html アナウンス(英語) をご覧下さい。 -------------------------------------------------- ・Zope:ZClass -------------------------------------------------- 新しい ZClass チュートリアルが公開されています。 (Thanks to Amos Latteier) http://www.zope.org/Documentation/Reference/ZClasses このチュートリアル (英語) は、Zope 2.0 の Z Class に関する解説をしており、まだ すべての人向けではないという警告付きです。 -------------------------------------------------- ・Zope:ZScript 0.5 -------------------------------------------------- ZScript 0.5 が公開されています。 ZScript は、DTML プリプロセッサです。 (私 (Liz) みたいに) みたいなことをタイプするのに酷く疲れている人向けです。 詳細は http://lwn.net/1999/0624/a/zscript.html アナウンス(英語) をご覧下さい。 (Zope 2.0 は、よりタイピストフレンドリーな DTML 構 文になる予定です。) -------------------------------------------------- ・Zope:Zope 2.0α3 -------------------------------------------------- 2.0 といえば、Zope 2.0 α 3 がリリースされています。 関連情報が http://www.zope.org/Download/Releases/Zope-2.0.0a3 Zope 2.0 ダウンロード(英語) のページにあります。 -------------------------------------------------- ・Zope:LDAP コネクション -------------------------------------------------- Zope と LDAP を協調させたい方は、Scott Robertson 氏 による Zope LDAP コネクションオブジェクトの http://lwn.net/1999/0624/a/zope-ldap.html アナウンス(英語) をご覧下さい。 -------------------------------------------------- ・Cobol -------------------------------------------------- 多くの方が先週の LWN (ChangeLog では今週の上記記事) の Cobol の記事のエラーを親切に指摘してくださいまし た。 例えば、Pat Eyler 氏は、 http://www.gnu.org/software/cobol/ GNU Cobol(英語) が相当長い間開発中であり、Cobol2C コンパイラは 1997 年以来入手可能になっていることを http://lwn.net/1999/0701/a/cobol.html 教えて(英語) 下さいました。 また Pat は、Sable Research Group の Compiler Compiler を使用してANSI 85 Cobol Compiler を製作する 作業が行われていることも言及しています。 この製品についての詳細は、 http://acm.cs.umr.edu/~gnu-cobol/maillist/threads.html http://acm.cs.umr.edu/ ~gnu-cobol/ maillist/threads.html (英語) で入手可能です。 今週の LWN の「読者からの投稿」セクションにも、Cobol の望みはもうこの言語を C に変換することしかないとし たLWN の推測を正して下さった投稿があります。 それらの投稿は、LWN がここで説明するよりもうまく、こ の推測をが間違っていることを解説してくれているので、 是非ご一読下さい。 (Cobol は、ビジネス指向のデータの取り扱いに長けてお り、可読性が高いという観点から議論されています。) -------------------------------------------------- ・Java:JDK 1.2.1 の変更 -------------------------------------------------- http://www.blackdown.org/java-linux/jdk1.2-status/jdk1.2-status.html JDK 1.2 進行状況(英語) のページによると、 JDK 1.2.1 の変更が、プライマリの コードベースへ統合されるということです。 リリースと、関連 diff ファイルは、「近日」公開予定と のことです。 -------------------------------------------------- ・Java:Humanoid 0.3.0 -------------------------------------------------- http://lwn.net/1999/0701/a/humanoid.html Humanoid 0.3.0 (英語) が出ています。 Humanoid は、すべて Java で書かれたアーケードゲーム で、フリーソフトウェアとして配布されています。 -------------------------------------------------- ・Java:デスクトップ -------------------------------------------------- Java でデスクトップをもう一つ! Cliff Baeseman 氏が http://lwn.net/1999/0701/a/desktop.html 取り掛かって(英語) います。 関連プロジェクトへのポインターが含まれている http://lwn.net/1999/0701/a/desktop2.html フォロー(英語) を含めて、java-linux メーリングリストで、かなり関心 が集まりました。 -------------------------------------------------- ・Perl:yapc レポート -------------------------------------------------- yapc(Yet Another Perl Conference)のレポートが http://www.perl.org/news.html Perl News(英語) で公開されています。 -------------------------------------------------- ・Perl:Perl の詩 -------------------------------------------------- Perl の詩に新しい意味が呈されました。Tom Christiansen 氏の最新作 http://lwn.net/1999/0701/a/mountainview.html 「In Mountain View did Larry Wall」(英語) です。 LWN の夜中の作業を晴れやかにして下さいました。 ありがとう! -------------------------------------------------- ・Python:フレンドリースネーク -------------------------------------------------- Python についての http://www.cab.u-szeged.hu/~h532851/cikk/index.htm 記事(ハンガリー語) があります。 「フレンドリースネーク」というタイトルです。 -------------------------------------------------- ・Tcl/Tk:TCL-URL! -------------------------------------------------- http://lwn.net/1999/0701/a/tclurlold.html 先週(英語) と http://lwn.net/1999/0701/a/tclurlnew.html 今週(英語) の TCL-URL! が公開されています。 -------------------------------------------------- ・Tcl/Tk:Tcl 8.2 関連ニュース -------------------------------------------------- 次期 Tcl 8.2 リリースについてのニュースが Paul Gardiner 氏によって http://lwn.net/1999/0701/a/tcl8.2.html 投稿 (英語) されています。 新リリースの主な動機はバグ修正ですが、いくつかの新し い大きな機能も含まれる予定です。(投稿に概要がありま す。) -------------------------------------------------- ・Tcl/Tk:オープンソースソフトウェアコンベンション -------------------------------------------------- 今年のオープンソースソフトウェアコンベンションは、 Monterey(カリフォルニア)で8月21〜24日に開催されま す。(Linux、Perl、Apache、Python、sendmail と一緒に) tcl/tk 独自コンファレンスも開かれます。 詳細は http://lwn.net/1999/0701/a/tclconf.html アナウンス (英語) をご覧下さい。 -------------------------------------------------- ・Tcl/Tk:Tcl コンファレンスでコンテスト -------------------------------------------------- 1999 オープンソースコンベンション Tcl コンファレンスが http://lwn.net/1999/0701/a/tcltips.html アナウンス(英語) されました。 Tcl のチップスやトリックを募集しているとのことです。 -------------------------------------------------- ・Gimp:オープンソースライターズグループ、ロゴ募集 -------------------------------------------------- オープンソースライターズグループ(Open Source Writer's Group)が、このプロジェクトのマスコットかロ ゴを http://lwn.net/1999/0701/a/oswg.html 募集(英語) しています。 gimp グルの皆さん、システムをフル稼動させる時です。 -------------------------------------------------- ・Gimp:Linux Counter プロジェクトロゴ募集 -------------------------------------------------- 上記のロゴプロジェクトには、いまいちインスピレーショ ンが沸かないという方は、代りに、 http://lwn.net/1999/0701/a/linuxcounter.html Linux Counter(英語) プロジェクトの方はどうでしょうか。 こちらでも、ロゴコンテストが提供されています。 -------------------------------------------------- ・Apache -------------------------------------------------- Apache グループが、「Apache Software Foundation」と 呼ばれる会社を組織しました。この会社の目的は、 「…Apache オープンソースソフトウェアプロジェクトの 組織的、法的、資金的なサポート」 ということです。 http://www.apache.org/foundation/press/pr_1999_06_30.html プレスリリース(英語) に詳細があります。 -------------------------------------------------- ・Gnome -------------------------------------------------- Havoc Pennington 氏による http://lwn.net/1999/0701/a/gnome-summary.html 今週の GNOME サマリー(英語) です。 Havoc Pennington 氏ですが、次の彼の執筆本である 「GTK+/Gnome Application Development」を http://www.gnome.org/news/fullitems/0.shtml 発表(英語) しました。 この本は、New Riders 社によって出版され、再配布可能 なフリーなライセンスの元で公開されるということです。 9月初旬に入手可能になる予定です。 -------------------------------------------------- ・Gnome 開発者サイト -------------------------------------------------- 今週から http://developer.gnome.org/ Gnome 開発者サイト (英語) が立ち上がっています。 -------------------------------------------------- ・KDE:KDE 1.1.2 -------------------------------------------------- KDE ニュースのページによると、KDE 1.1.2 のリリースに 向けての動きは、スケジュール通りだということです。ラ イブラリとコアアプリケーションは、6月27日にフリーズ されました。 -------------------------------------------------- ・KDE:グラフィカルインターフェース -------------------------------------------------- http://www.osOpinion.com/ osOpinion.com (英語) のMichael Wilkinson 氏による、KDE と グラフィカルイ ンターフェースに関する http://www.osOpinion.com/Opinions/MichaelWilkinson/MichaelWilkinson3.html 記事(英語) が公開されています。コンピュータユーザを「円と長方形 と正方形」に分類しています。 彼の解説によると、そのように(分類され)名付けられた ユーザがこの名前を気に入るかどうかは怪しいですが、、、 けれども、明らかにフェアにこの問題を取り扱おうと試み られているので、一読の価値があります。 -------------------------------------------------- ・KDE:KDE 開発ニュース -------------------------------------------------- その他の KDE 関連のニュースは、今週の Navindra Umanee 氏の http://lwn.net/1999/0701/a/kdenews2.html KDE 開発ニュース (英語) をご覧下さい。 -------------------------------------------------- ・Mozilla -------------------------------------------------- Netscape/Mozilla はオープンソースとして継続されるの でしょうか? http://www.news.com/News/Item/Textonly/0,25,38605,00.html news.com の記事(英語) http://japan.cnet.com/News/1999/Item/990701-1.html 同記事(日本語) によると、Sun にとって他の可能性が検討されているよう です。 これは、注目すべきトピックです。特に、NPL や MPL の ようなライセンスが GPL の場合と比較して開発されたコー ドのオープン性を実際にどのように守るのか、という点が 興味深くなるでしょう。 -------------------------------------------------- ・Postfix -------------------------------------------------- postfix の開発スナップショット 19990627 が http://lwn.net/1999/0701/a/postfix.html 発表(英語) されています。 このリリースは、動作状況によっては、postfix の次のオ フィシャルリリースになる予定のものだということにご留 意下さい。 -------------------------------------------------- ・Qt:Qt 2.0 -------------------------------------------------- Qt 2.0 が 6月25日に http://www.troll.no/announce/qt-200.html アナウンス(英語) されました。 これは、前々から約束されていたバージョンで、QPL オー プンソースライセンスのもとにリリースされたQt Free Edition もあります。 また、1年以上もの開発の結果、多くの新機能、重要な改 良も含まれています。 オンラインリファレンスドキュメントの「Qt 1.x から Qt 2.0 へのポート(Porting from Qt 1.x to Qt 2.0)」に は、既存の Qt 1.x ベースのプログラムを Qt 2.0 にポー トする方法についての情報があります。 -------------------------------------------------- ・Zope:Zope サマリー -------------------------------------------------- Amos Latteier 氏による http://lwn.net/1999/0701/a/zopenews.html 今週の Zope サマリー (英語) です。 今週のビッグニュースは、もちろん、ZCatalog のリリー スです。これは長い間待たれていた Zope サイトにパワフ ルな検索機能を持たせるものです。 -------------------------------------------------- ・Zope:ポータルツールキット -------------------------------------------------- http://www.zope.org/ Zope の方々が「ポータルツールキット」を、ベーパーウェ アの範疇から抜け出させてくれるのを待っていらっしゃる なら、 http://www.zope.org/Products/PortalToolkit/ Zope ポータルツールキットロードマップ(英語) をご覧下さい。 今年の第 3四半期のいつ頃かに出される最後のリリースとともに、 多様なコンポーネントがリリースされる時期の予測があります。 -------------------------------------------------- ・Minotaur -------------------------------------------------- LWN では通常このセクションを独断で項目分けして整理し ているわけですが、そんな項目ごとの境目を壊すかのよう に、 http://lwn.net/1999/0708/a/minotaur.html Minotaur 0.1 (英語) がアナウンスされました。 これは拡張(extension)を一般化したもので、例えば、 Tcl から Python スクリプトを走らせることも、 Perl から Tcl スクリプトを走らせることも、 Python から Perl スクリプトを走らせることもできます。 「Minotaur は、適切な共有ライブラリをもう一つのスク リプト言語のコンテキストにロードすることにより動作 します。 従って例えば、Tcl を Python から走らせるというのは、 Python のメインプログラムが Minotaur 拡張をインポー トし、今度は Minotaur が Tcl のライブラリをロード することを意味します。このように Tcl は、Python 実 行環境に「組み込まれる」のです。(通常の C プログ ラムに Tcl を組み込むのと似ています。) 複雑に聞こえますが、性能は既に驚くほど良く、能力的 にかなり使えるものになってきています。」 これはαリリースということにご注意して取り扱ってくだ さい。 -------------------------------------------------- ・humanoid 0.3.2 -------------------------------------------------- Java ベースのゲーム、humanoid の http://lwn.net/1999/0708/a/humanoid.html Version 0.3.2(英語) がリリースされました。 -------------------------------------------------- ・Perl -------------------------------------------------- Guy Kawasaki 氏(元 Apple)と Bill Joy 氏(Sun)が、 8月の Perl コンファレンス ( http://conference.oreilly.com/ O'Reilly オープンソースコンファレンス(英語) の一部)のキーノートスピーチを行う予定です。 講演の題目や詳細は、 http://www.perl.org/news.html Perl News (英語) の1999年7月7日号にあります。 ※以下の記事に両氏の写真があります。 http://www.ascii.co.jp/linux/news/today/article/article168320-000.html 「O'Reillyのオープンソースカンファレンスで、 ガイ・カワサキ氏、ビル・ジョイ氏がキーノートスピーチ」 (日刊ASCII Linux 7/12) -------------------------------------------------- ・CPAST -------------------------------------------------- CPAST(Comprehensive Perl Arcana Society Tapestry = 大 Perl 秘密結社絵巻物)へようこそ。 http://history.perl.org/ perl の歴史(英語) という新しいサイトができました。 現在このサイトにある主なリソースは、(詩の他には) http://history.perl.org/PerlTimeline.html Perl 年表(英語) です。 -------------------------------------------------- ・Python -------------------------------------------------- Python 1.5.2 用に更新された Python のドキュメントが http://lwn.net/1999/0708/a/pythondocs.html 発表(英語) されています。 http://www.python.org/doc/ http://www.python.org/doc/ (英語) から入手可能です。 -------------------------------------------------- ・Smalltalk -------------------------------------------------- SmallInterfaces は、明示的に、(Java 等で実装されて いる)「インターフェース」のアイデアを Smalltalk に 導入するものです。 詳しい http://lwn.net/1999/0708/a/smallinterfaces.html 解説(英語) があります。 -------------------------------------------------- ・Gimp -------------------------------------------------- 今週の http://www.kt.opensrc.org/KC/gimp-devel/GD19990704_4.html#general Gimp Kernel Cousin(英語) が出ています。 ・Gimp の次のリリースに含まれるように CVS にコミッ トされたばかりの Gimp Help Browser ・メニューのサムネイルに関する問題 ・新しい bell-and-whistle(ドラッグアンドオープン) のためのパッチ 等が報告されています。 -------------------------------------------------- ・Gnome -------------------------------------------------- Havoc Pennington 氏の Gnome サマリー http://www.gnome.org/news/fullitems/2.shtml 6/28〜7/4(英語) が出ています。 Ville Ptsi 氏の Gnome ボタン、 ファイルマネージャの新機能のリスト、 Desk Guide という新しいページャアップレット等 へのポインタがあります。 -------- Gnome についての新しい http://linuxpower.org/display_item.phtml?id=124 隔週レポート(英語) が、 http://www.linuxpower.org/ LinuxPower (英語) にあります。 -------- Miguel de Icaza 氏の http://linuxtoday.com/stories/7286.html オーディオインタビュー (英語) が http://www.linuxtoday.com LinuxToday(英語) にあります。 -------------------------------------------------- ・High Availability -------------------------------------------------- Alan Robertson 氏の Hertbeat コードの http://lwn.net/1999/0708/a/heartbeat.html Version 0.4.1(英語) が出ています。 hertbeat を /proc 経由でモニタ/管理するための Volker Wiegand 氏のコードが含まれています。 新しいコードは、まだ、勇敢な方以外に勧められるほど安 定していないとのことです。 -------------------------------------------------- ・MagicPoint -------------------------------------------------- MagicPoint 1.05a への http://lwn.net/1999/0708/a/mgp.html アップデート(英語) がリリースされています。 性能の向上と、Linux 上でクラッシュの原因となっていた メモリリークが修正されています。 -------------------------------------------------- ・Midgard -------------------------------------------------- いくつかの新しい開発が今週の http://lwn.net/1999/0708/a/mws.html Midgard ウィークリーサマリー (英語) のハイライトになっています。 また、Midgard 1.1 が今週末頃に出るようです。 Midgard ウェブ開発プラットフォームについての詳細は、 http://www.midgard-project.org Midgard のページ(英語) をご覧下さい。 -------------------------------------------------- ・Zope -------------------------------------------------- Amos Latteier 氏による http://lwn.net/1999/0708/a/zopenews.html 今週の Zope サマリー(英語) です。 Zope を Python Imaging Library と OpenGL とに、より 協調させることが計画されています。 Martijn Pieters 氏が、tree タグの装飾をカスタマイズ できるようにするパッチを投稿しています。 また、Digital Creation 社と UserLand 社が、どうやっ て Zope と Frontier をうまく協調させるのかを詳しく説 明した、Paul Everitt 氏によるプレスリリースもありま す。 ※ http://www.post1.com/home/hiyori13/freeware/magicpot.html 「魔法のおなべ」(日本語)に、Zope の生い立ちに関し て簡単な説明があります。 --- (御意見、御感想、情報提供は、mailto:editor@ChangeLog.net まで。) >====================================================== > > > ■ ディストリビューション > > >====================================================== Section Editor: Liz Coolbaugh (LWN) translation etc: Maya Tamiya (ChangeLog) -------------------------------------------------- ・ディストリビューションの違い -------------------------------------------------- ディストリビューション間の違い、あるいは、少なくとも いくつかの主要なディストリビューション間の違いが、 http://www.lpi.org/ LPI(Linux Professional Institute)(英語) の認定試験制定の準備として行われている開発作業の一環 として、文書化されつつあります。 http://userweb.interactive.net/~revf2/LPI/ Distribution Differences Project(英語) のページに、Caldera、Debian、Red Hat、SuSE、 Slackware、TurboLinux のディストリビューションに関す る情報が集まりつつあります。 もしこれらの(望ましくは複数の)ディストリビューショ ンを取り扱っていて、それぞれについての「独特」の特性 をご存じでしたら、このプロジェクトに寄与して下されば、 確実にコミュニティへの貢献になります。 -------------------------------------------------- ・ディストリビューションリスト -------------------------------------------------- 先週 LWN のディストリビューションのリストに追加する べきディストリビューションを送って下さった方に謝辞を 掲載しました。すると、新しい情報が「たなぼた」式に送 られてきました!まず、ミニ Linux の分野で、Thomas Lundquist 氏が、彼のディストリビューション http://www.zelow.no/floppyfw/ floppyfw(英語) についての情報を送って下さいました。1枚の FD に収ま る、ファイアウォール/ルータだとういうことです。 また、Florian La Roche 氏は、 http://www.jurix.org/ Jurix(英語) がリストから抜けていると指摘して下さいました。 Jurix は、1993年から公開されており、実際、SuSE は元々 はこのディストリビューションに基づいていたということ です。 Florian は、SuSE の中心的開発者の一人ですが、現在も Jurix を管理しているとのことです。 -------------------------------------------------- ・特定の言語サポート -------------------------------------------------- 特定の言語をサポートしている Linux は多くあります。 その中で、 http://www.ksi-linux.com/ KSI-Linux(英語) は、ロシア&ウクライナ語のユーザの要求をサポートする ことを目的としています。 KSI-Linux は、ウクライナの ISP の大手であるGlobal Ukraine 社によって開発されています。同社は、5年以上 も Linux に取り掛かっているということです。 同社が Linux を選択した理由、そしてディストリビュー ションを提供している理由についてのコメントは非常に興 味深いです。 [Thanks to Khimenko Victor] -------------------------------------------------- ・MacMillan -------------------------------------------------- かつてある弁護士が私(Liz@LWN)に、他に誰も成功しな かったとしても、出版業界だけは Linux から経済的に利 益をあげることを保証されているように思う、と言ったこ とがありました。 どうやら、 http://www.macmillansoftware.com/ MacMillan Software (出版)社(英語) は、彼の意見に賛成しているようです。 「Quake」と「Civilization: Call to Power」の新しいタ イトルを発表したのに加え、同社は今や「The Complete Linux Operating System 6.0」をもって、ディストリビュー ションビジネスにも参加しました。 同社は、新しい基盤を Mandrake に見い出したようです。 そしてそのMandrake は Red Hat ベースでした。 私達は、Mandrake がどのように RedHat と差別化しよう としているかを少し見てきました。 (今度は)Mandrake と Complete Linux の間に本当の違 いがあるのか、あるいは、より大きく市場にアピールする ために元製品をパッケージしなおしただけなのか、という のは興味深い点です。 [Thanks to Damon Poole] 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 他の新しく追加されたディストリビューションは、以下に、 謝辞と共に掲載されています。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 -------------------------------------------------- ・ディストリビューションリスト -------------------------------------------------- 今週の、「最も多くの新しいディストリビューションを報 告しました賞」(えーっと、本当は賞はないんです、、、 LWN Tシャツを作らないと、、、)は、Matthias Kranz 氏 です。LWN に載っていなかった 22 のディストリビューショ ンを報告して下さいました!LWN では先週は 40 のディス トリビューションをリストしていたので、もうかなり包括 的なものになっているだろうと思っていたので、非常に驚 きました。 彼は、Lutz Henckel 氏による http://www.fokus.gmd.de/linux/ Woven Goods for Linux (基本的に英語) で大部分を見つけた、と言っています。このサイトには、 Linux ディストリビューションの http://www.fokus.gmd.de/linux/linux-distrib.html 長いリスト(英語) と共に、それぞれへの基本的なリンク(製造元へのリンク、 ダウンロードサイト、その他等)があります。 新しいこれらのディストリビューションの詳しい説明で今 週版を終らせるよりも良いと思い、とりあえずリストにそ れらを追加して、来週から2、3週間に渡って部分的に紹介 していくことにします。 -------------------------------------------------- ・Caldera -------------------------------------------------- 「OpenLinux ツアー 1999」は、VAR(付加価値再販業者)、 システムインテグレータ、独立系ソフトウェアベンダのた めの Caldera、IBM、Oracle による無料セミナーです。 1999年6月3日〜8月9日まで、15の都市をツアーします。 それぞれのセミナーは半日のセッションで、顧客に提供す るポートフォリオに Linux をまだ含めていない方々を対 象としているようです。 http://ads.zdnet.com/micro/linux/seminar.html ツアーのページ (英語) に、日程やその他の詳細があります。 -------------------------------------------------- ・今週の Debian 界 -------------------------------------------------- 今週の Debian 界からのアップデートは、いつもの通り、 http://www.debian.org/News/weekly/1999/24/ Debian Weekly News(英語) より。 それによると、debian-private への http://www.debian.org/News/weekly/1999/24/mail#1 Dale Scheetz氏のメッセージ(英語) (Dale の許可により公開)から学ぶべきのようです。い まだにオフィシャル Debian CD が、壊れていないという 保証なしで出版されている、という問題があるということ です。 彼のメッセージと提案が、この状況を改善する何らかの具 体的な行動を産み出すことを願います。 -------------------------------------------------- ・Debian:Apt -------------------------------------------------- Apt の新バージョン 0.37 が http://www.debian.org/Lists-Archives/debian-devel-9906/msg01459.html リリース(英語) されました。 多くのバグ修正を含んでおり、すべてのパッケージのダウ ンロードがサポートされ、あなたの代りにソースを取り寄 せ、展開し、バイナリをビルドしてくれるでしょう。 -------------------------------------------------- ・NoMad Linux -------------------------------------------------- 何が必要かを知っていて、それ以外の追加物はいらない、 という科学者、エンジニア、おたく、の方々のために、 http://www.nomadlinux.com/ NoMad Linux(英語) が作られました。 フロッピーだけでブートするようにデザインされていない ことから、ミニ Linux ではないのですが、軽量級で、ディ ストリビューションの主な部分は 10.5 MB、プラス、X Windows の部分が 26MB+ です。 1997年の夏から公開されており、 http://www.nomadlinux.com/encap.html encap(英語) パッケージ管理システムを使用しています。 [報告して下さった方:Rudolf Jaksa 氏] -------------------------------------------------- ・Red Hat -------------------------------------------------- Signing RPMS HOWTO、少なくともそのドラフト版が、 redhat.rpm.general に Dan Anderson 氏によって投稿さ れています。RPM 2.0 用 Red Hat の 6.0 ドキュメントに 彼が発見した不正確な点についてのバグ報告が整理されて います。 Red Hat からのバグ修正を待つ間、 http://lwn.net/1999/0624/a/signingrpms.html 彼自身が苦労して手に入れた知識(英語) が公開されています。 -------------------------------------------------- ・Rock Linux -------------------------------------------------- http://www.rock-projects.com/linux_e.html Rock Linux(英語) は、Linux/Unix エキスパート向けの「純粋サーバ」Linux です。多くのディストリビューションとは違ったコンセプ トに基づかれています。 事前にビルドされたバイナリを提供する代わりに、すべて のパッケージ用のソースコードを管理し、目的のプラット フォーム用にコンパイルします。 明らかに、これは機械的な性能向上をねらったものです。 Rock Linux の管理者である Clifford Wolf 氏からの http://lwn.net/1999/0624/a/rocklinux.html ノート(英語) によると、Rock Linux は現在 glibc 2.1.1、カーネル 2.2.10 に基づいており、Richard Gooch 氏の devfs パッ チを用いている現在唯一のディストリビューションだろう ということです。 [報告して下さった方:Rudolf Jaksa 氏] -------------------------------------------------- ・Slackware -------------------------------------------------- 1999年5月17日以来、アップデートがありません。 -------------------------------------------------- ・SuSE -------------------------------------------------- SuSE は、これから出るリリースを、もう以前のように複 数の改訂版(e.g., ドイツ語対国際版、等。)に分けない という噂が流れています。 おそらく現在のところでは、複数の改訂版をサポートする 作業プラス、最初のリリースと、後の「改訂版」との間の 遅延による損失を考えると、これは、明らかに良いビジネ ス判断です。 けれども、すべての状況下でそのリリースの安定性と信頼 性を保証するのは難しくなるでしょう。 ※ 下方に訂正記事があります。 -------------------------------------------------- ・SuSE 6.2 は glibc 2.1 ベース -------------------------------------------------- Thorsten Kukuk 氏の http://lwn.net/1999/0624/a/suseglibc.html ノート(英語) によると、SuSE 6.2 は glibc 2.1 ベースになるというこ とです。 glibc 2.1.2 の公開が間に合わない場合は、glibc 2.1.1 を使用するとのことです。 -------------------------------------------------- ・ディストリビューションのリスト -------------------------------------------------- http://kernelnotes.org/dist-index.html Kernelnotes.org (英語。元 LinuxHQ) も、かなり前から長いディストリビューションのリストを 作っているサイトです。 最近数えたところでは、116 を越える違ったディストリビュー ションがリストされていました。 しかも、そのリストはディストリビューションのタイプに より分類され、ディストリビューションの説明も含まれて います。 LWN でも、読者の方々が送って下さったディストリビュー ションを追加し続けますが、既存のディストリビューショ ンの数は、このウィークリーニュースに載せるには、ただ ただ多すぎるかもしれません。 次の2、3週間、LWN ができそうなことを考えてみます。:-) それはそうと、以下は、先週読者の方々が送って下さった ディストリビューションの概要です。 -------------------------------------------------- ・Mastodon -------------------------------------------------- http://www.pell.portland.or.us/~orc/Mastodon/ Mastodon (英語) は、Slackware ベースのディストリビューションです。 Navindra Umanee 氏が情報を送って下さいました。 古い libc 4.8.0 (a.out) ライブラリを使用していますが、 スタートアップファイルを /etc/rc.d 構造に移行してい ます。 ファイルを直接編集することによって「手を汚してしまう こと」なくシステムを管理するための、Umanee 氏自身の スクリプトのコレクションも氏によって構築されています。 興味をお持ちの方、これは進行中のプロジェクトだという ことです。 -------------------------------------------------- ・Black Cat Linux -------------------------------------------------- http://www.blackcatlinux.com/ Black Cat Linux (ロシア語) は、ウクライナ/ロシア語のディストリビューションの一 つです。Andrey Kolov 氏が情報提供してくださいました。 詳細は分かりません。ウェブサイトが(当然ですが)、英 語(かそれ以外にしても分かる言語)ではないので、、、 (※概要のページは英語でも公開されています。) -------------------------------------------------- ・Best Linux -------------------------------------------------- こちらも、Linux の特定言語サポート分野。 http://www.bestlinux.net/ Best Linux (英語、スウェーデン語、フィンランド語) は、スウェーデン語とフィンランド語にローカライズされ たディストリビューションです。 [Thanks to Jan Ekholm] -------------------------------------------------- ・eXecutive Linux -------------------------------------------------- http://www.exelinux.com/ eXecutive Linux(フランス語) は、Red Hat Linux 6.0 に基づいたフランス語ディストリ ビューションです。Vincent Renardias 氏が情報提供して くださいました。 -------------------------------------------------- ・日本語ディストリビューション -------------------------------------------------- Bruce Harada 氏が、日本語ディストリビューションへの ポインタを 3つ送って下さいました。 http://vine.flatout.org Vine Linux(日本語。RedHat 5.1 ベース)、 http://www.linet.gr.jp/~kojima/Plamo/ Plamo Linux(日本語。Slackware ベース)、 ftp://www.netstat.ne.jp/pub/Linux/Linux-Alpha-JP/ Stataboware(Alpha のみの tarball。) -------------------------------------------------- ・Bad Penguin Linux -------------------------------------------------- イタリア語人の方へ。 http://web.tiscalinet.it/badpenguin/ Bad Penguin Linux(イタリア語) は、「La distribuzione Linux italiana」という称号が 与えられています。 -------------------------------------------------- ・Floppix -------------------------------------------------- 再び、ミニ Linux ディストリビューションの分野に戻り ますと、何人かの方が http://www.algonquinc.on.ca/~macewal/floppix/ Floppix(英語) を指摘してくださいました。Debian のサブセットで、2枚 の FD に収まります。オンタリオ(カナダ)の Algonquin 応用美術技術カレッジの Linda MacEwan 教授によって開 発されました。 -------------------------------------------------- ・nanoLinux -------------------------------------------------- さらに、こちらは 2分野をカバーしています。 http://www.pluto.linux.it/ildp/AppuntiLinux/AL-13.40.172.html nanoLinux II (イタリア語) は、3枚の FD に収まる程小さく、主にイタリア語をサポー トしています。[Ottavio G. Rizz] -------------------------------------------------- ・Caldera -------------------------------------------------- 「OpenLinux Developer Network」が新しくCaldera Systems により http://www.calderasystems.com/developer/ 発表(英語) されています。 このネットワークは主に、OpenLinux 上でアプリケーショ ンを開発している方々向けの情報チャネルとして設立され ました。製品のディスカウントのチャンスもあるようです。 -------------------------------------------------- ・Debian -------------------------------------------------- Debian が再び、ベンダにその製品ベースとして選ばれま した。 http://linuxlaptops.com Linux Laptops 社(英語) が、同社のラップトップ製品群にプレインストールする唯 一のディストリビューションとして Debian を選択したと いうことです。 http://linuxlaptops.com/ll/news.html アナウンス(英語) です。 -------------------------------------------------- ・Christophe Lebars 氏インタビュー -------------------------------------------------- フランス語を理解できる方は、Christophe Lebars 氏の http://lwn.net/1999/0701/a/troisquestions.html 短いインタビュー(フランス語) に興味を持たれるかも知れません。 Lebars 氏は、Debian をフランス語に翻訳するプロジェク トのリーダーです。 -------------------------------------------------- ・Debian -------------------------------------------------- http://www.debian.org/News/weekly/1999/25/ Debian Weekly News(英語) に、その他の Debian 関連のニュースがあります。 Debian ポリシーのメジャーアップデートである Debian ポリシー 3.0.0 の http://www.debian.org/%7Esrivasta/policy.text.gz ドラフト(英語) のニュースが含まれています。 -------------------------------------------------- ・Hard Hat Linux -------------------------------------------------- 今週発表されたばかりの http://www.mvista.com/hardhat/ Hard Hat Linux(英語) は、組み込みシステムを特に狙ったディストリビューショ ンです。とりわけ、通信、インターネット、工業(機械) 制御の分野の組み込み・応用コンピューティングアプリケー ション向だということです。 http://lwn.net/1999/0701/a/hardhat.html プレスリリース(英語) です。この新しいディストリビューションについての 説明があります。 -------------------------------------------------- ・KRUD -------------------------------------------------- ご近所の Tummy.com が、KRUD (Kevin's Red Hat Uber Distribution) ディストリビューションを http://lwn.net/1999/0701/a/krud.html 発表(英語) しました。 KRUD は、最新の Red Hat にすべての最新の errata (現 在 100MB 以上)を適用したもので、特別なパッケージも 追加されています。 KRUD は毎月申し込めるので、アップデートを追うのが楽 になります。 (残念ながら海外への販売はしていないようです。) -------------------------------------------------- ・LinuxPPC -------------------------------------------------- LinuxPPC ユーザガイドが http://www.linuxppc.org/userguide/ アップデート(英語) されています。 加えて、 http://www.linuxppc.com/mirrors/ FTP ミラーサイトのリスト(英語) が拡張され、MacOS 実行環境である http://www.linuxppc.com/news/0699/06279901.shtml SheepShaver(英語) の LinuxPPC ポートがβになりました。 -------------------------------------------------- ・Mandrake -------------------------------------------------- Linux-Mandrake の開発バージョンがリアルタイムで公開 されるようになりました。 詳細は、 http://lwn.net/1999/0701/a/mandrakedevel.html アナウンス(英語) をご覧下さい。 -------------------------------------------------- ・MkLinux -------------------------------------------------- Larry Kollar 氏が MkLinux の http://lwn.net/1999/0701/a/mklinux.html ニュースアップデート(英語) を送って下さいました。 次のリリースに関する状況のレポートがあります。 その他の MkLinux ニュースは、 http://linux.macnews.de/articles/29061999.mklinux.shtml?lang=english Linux am Mac の記事(英語) にあります。 -------------------------------------------------- ・Red Hat -------------------------------------------------- 新しい PHP パッケージが Red Hat により公開されていま す。Red Hat からの http://lwn.net/1999/0701/a/php.html 勧告(英語) によると、Red Hat Linux 6.0 (mod_php3-*-3.0.7) と共 に出荷されたオリジナルバージョンの PHP はglibc2.1 に 問題があったということです。 これらの問題を修正するために前回リリースされたパッケー ジは、その代わりにpostgresql に問題がありました。 最新パッケージは、両方の問題を解決してあるはずです。 (mod_php3-*-3.0.9-1) -------------------------------------------------- ・Red Hat:talk パッケージ -------------------------------------------------- また、 新しい talk パッケージ (talk-0.11-2)が Red Hat からリリースされています。これは ytalk と協調し、 どうやらいくつかのバグレポートされていたバグが塞がれ たようです。 詳細は Red Hat の http://www.redhat.com/corp/support/errata/rh60-errata-general.html#talk 修正(英語) のページをご覧下さい。 -------------------------------------------------- ・Red Hat:RPM 3.0 HOWTO -------------------------------------------------- 先週、Dan Anderson 氏によるRPM 3.0 Signing HOWTO を ご紹介しましたが、今週も http://dan.pmbc.com/rpm-signing-howto.html アップデート版(英語) が Dan によってまとめられています。 (Red Hat 6.0 の)RPM 3.0 には、互換性がなく文書化も されていない変更点が多く含まれています。この HOWTO は、この情報のギャップを埋めるための試みとして Dan が行っているものです。 -------------------------------------------------- ・SuSE -------------------------------------------------- http://lwn.net/1999/0624/dists.phtml 先週の LWN (ChangeLog では今週)(英語) で、「リリースを複数のバージョンに分ける」のをやめる、 という SuSE に関する噂を掲載しました。 この「噂」ですが、メーリングリストに投稿されたメッセー ジを読み違えたことが原因です。Lenz Grimmer 氏とメー ルを交換させていただいたので、より正確な内容をお伝え します。 SuSE は、別々のドイツ語版と国際版を出し続ける予定で す。これは、ssh、SSL、その他の暗号化ソフトウェアに関 する通常の法的問題に起因します。しかし、SuSE はもは やリリースの第2版の発行はなくなる予定です。 以前 SuSE は、一部のパッケージの新しいバージョンを含 めると共に、バグやセキュリティの修正を含める機会とし て、第2版を発行していました。 これからは、オリジナルマスターの再リリースのみになる ということです。セキュリティや深刻なバグフィックスは、 個別のパッケージのみにより入手可能となります。 このポリシーの変更は、(店頭に並べてあるソフトウェア が、売れる前に、古くなってしまうのを恐れた)SuSE の リセラーと、(おそらく、どのパッケージが、どの特定の リリースの一部なのかという混乱を恐れた)顧客から寄せ られた要望によるものだということです。 これは特別な状況というわけではありません。同様の問題 は、Debian、RedHat 等の他のディストリビューションで も議論されてきたことでした。 -------------------------------------------------- ・TurboLinux -------------------------------------------------- 「TurboLinux Workstation 3.6」が TurboLinux により http://www.newsalert.com/bin/story?StoryId=Cn3HeWbKbyteXnd アナウンス(英語) されました。 このリリースは、カーネル 2.2.9 上で走り、KDE と GNOME の両方に加えて、WordPerfect もバンドルされてい るとのことです。 -------------------------------------------------- ・Hard Hat -------------------------------------------------- 先週 LWN (ChangeLog では今週)では、組み込みシステ ム用の Linux ディストリビューションであるMontevista Software 社の http://www.mvista.com/hardhat/ Hard Hat(英語) をご紹介しました。 ところが残念なことに、「Hard Hat」というネーミングの 使用に関して http://lwn.net/1999/0708/a/hardhat.html 衝突(英語) があるようです。 カナダの Hard Data 社が「Hard Hat Linux」という Linux の一バージョンを、その顧客に 2年近く前から配布 しているということです。 このような問題でコミュニティのメンバーが仲たがいを起 すのは不運なことです。 「Hard Hat Linux」と「Hard Hat 組み込み Linux」とい うように名前を分けて、間違えてもう一方のサイトへ来て しまった人のために2つのサイトからそれぞれへリンクを 張っておく、というのも手かも知れません。 LWN では Montevista 社に連絡を取って彼らの側の話を聞 かせていただこうとしたのですが、回答がありませんでし た。 -------------------------------------------------- ・Laetos プロジェクト -------------------------------------------------- Laetos プロジェクトは、GNU/Debian Linux に基づいたエ ンドユーザフレンドリーなディストリビューションを開発 することを目的としています。 詳細は、 http://www.laetos.org/ Laetos Project(英語) のサイトをご覧下さい。 (※ laet は、easy, simple という意味のようです。 ロゴもお洒落に simple です。) -------------------------------------------------- ・Stormix Technologies -------------------------------------------------- 新しいディストリビューション Storm Linux のプレリリー ス(α)版公開の http://lwn.net/1999/0708/a/storm.html プレスリリース(英語) が Stormix Technologies 社から届いています。 Storm Linux の URL が載っていませんが、(※ URL は載っ てませんが、、、良く見るとウェブサーバ名は載ってます ね ;-)LWN から連絡を取っていますので、近いうちによ り詳しいことが分かると期待しましょう。 ※ 今では Storm Linux の詳しい情報が日本語で書かれた 記事があります。 http://linux.nikkeibp.co.jp/news/106.shtml 「カナダStormix Technologies社,Debian GNU/Linuxベースのディストリビ ューション「Storm Linux」を発表」( 日経Linux 7/12) http://www.ascii.co.jp/linux/news/today/article/article168704-000.html 「カナダから新しいディストリビューション登場」(日刊アスキーLinux 7/12) http://www.ascii.co.jp/linux/news/today/article/article168960-000.html 「Storm Linux続報:緊急電話インタビュー」(日刊アスキーLinux 7/13) -------------------------------------------------- ・Debian -------------------------------------------------- 今週の http://www.debian.org/News/weekly/1999/26/ Debian Weekly News(英語) が出ています。 今週のトピックは、 ・Debian の perl 5.005 パッケージが与えるインパクト ・新しいメーリングリスト「debian-release」 ・non-free と contrib の移動の提案に反対する概要 ・Debian 管理者と上流開発者との関係についての長い ディスカッションへのポインタ 等があります。 -------------------------------------------------- ・Enoch -------------------------------------------------- http://lwn.net/1999/0708/a/enoch.html Enoch 0.6 (英語) がリリースされました。 Enoch は、Intel Pentium、Pentium Pro/II/III、AMD K6 シリーズプロセッサのための pgcc 最適化ビルドを提供す ることにより高性能を目指したディストリビューションで す。 -------------------------------------------------- ・Mandrake -------------------------------------------------- 強力な暗号化パッケージを含む Mandrake ダウンロードサ イト ftp://ftp.sunet.se/pub/Linux/distributions/mandrake-crypto/ がスウェーデンで公開されたことが、Linux Mandrake チー ムにより http://lwn.net/1999/0708/a/mandrake.html 発表(英語) されました。 これは、近い将来(米国外に)より多くのミラーを構築す る計画のはじまりだということです。 -------------------------------------------------- ・Yellow Dog Linux -------------------------------------------------- YDL Champion Server 1.1 が今月の MacWorld NY でデビュー する予定です。 Yellow Dog Linux は、PowerPC 特定の Linux ディストリ ビューションです。 この最新のリリースでは、ハードウェアのサポートを Apple PowerPC から新しい PowerBook G3 やIBM RS/6000 にまで拡張するということです。 カーネル 2.2.6、そして KDE、Gnome 他のアップデートさ れたパッケージが走ります。 --- (御意見、御感想、情報提供は、mailto:editor@ChangeLog.net まで。) >====================================================== > > > ■ イベント > > >====================================================== ・前回発行の記事で、 「KLUG 「第3回定例研究会」」は、 「KMLUG 「第3回定例研究会」」の誤りでした。 KLUG(高知 Linux ユーザ会) http://www.rkc-kochi.co.jp/klug/ KMLUG(熊本 Linux ユーザ会) http://www.h.luky.org/ お詫びして訂正させていただきます。 ご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございませんでした。 (Thanks to 片岡さん) -------------------------------------------------- ・高知 Linux ユーザ会「第2回オフラインミーティング」 -------------------------------------------------- http://www.rkc-kochi.co.jp/klug/ 7月17日(土)、高知 Linux ユーザ会(KLUG)の「第2回 オフラインミーティング」が開催されます。 高知 Linux ユーザ会は、今年の 4月に発足され、現在既 に80名を越える参加者によって活発に活動されています。 ※現在 KLUG ではバナー(ロゴ)を募集されているそうで す。既に作品が公開されています。ロゴの1つではくじ らが泳いでいますが、「本物のくじらも、室戸市、大方 町のホエールウオッチングで見る事ができます」とのこ とです。 今回のオフ会では、講演、インストール実演、Q&A、に加 え、(お約束の ;-)懇親会も開催されます。 KLUG の片岡幸人氏からKLUGの御紹介と会合のご案内をい ただくことができました。(ご丁寧にご回答いただきあり がとうございました。) KLUG - 高知 Linux ユーザ会は高知県を中心に四国内 及び高知県関連(出身者、高知ファン含む)のLinux に興味のある方が集まって、お互いの情報交換や、地 元でのLinux初心者のサポート等をする事を目的に、 今年の4月 に設立したユーザ会で、現在の参加者は80 名を超えています。活動の中心はメーリングリスト (klug@rkc-kochi.co.jp) での情報交換ですが、オフ ライン会も行います。 そのオフラインミーテイング第2段として「KLUG 第 2回会合 講演&インストール会」を7月17日に予 定しています。この会では上級者向けの講演から、入 門者、初心者向けのインストールQ&Aまで行う予定で す。この会合の詳細は  http://www2.biglobe.ne.jp/~kataoka/linux/klug-m-2.html に掲載してありますのでご覧下さいませ。会員以外の 参加も大歓迎ですが、事前に参加する旨を klug-office@rkc-kochi.co.jp までご連絡頂ければ 幸いです。 KLUGでは高知関連の方(出身者、高知ファン含む)で Linux他PC-UNIXについて興味がある方を、入門者から 上級者まで大歓迎しています。KLUGについてはホーム ページ http://www.rkc-kochi.co.jp/klug/ に掲載 してありますのでご覧ください。また、KLUGに関する お問い合わせは klug-office@rkc-kochi.co.jp(KLUG 事務局)までお願いいたします。 会合に関して詳しくは、こちらをご覧下さい。 > KLUG 第2回会合 講演&インストール会のご案内 > > 高知Linuxユーザ会が発足してはや3ヶ月が過ぎました。前回の発足会合に > 引き続き、今回は講演&インストール会を企画いたしました。会場は事務局 > メンバーのご好意により高知市中心部(土佐電鉄 高知城前下車)にて開催 > できる事となりました。会合の内容は上級者向け講演から、入門者向けイン > ストールQ&Aまで幅広い方に楽しんで頂けると思います。 > 参加は会員以外の方でも大歓迎いたしますが、準備の都合から、氏名、連 > 絡先電子メールアドレスをご記入のうえ参加申し込みを > klug-office@rkc-kochi.co.jp までお願いいたします。 > なお、この会合の会場略図付き詳細案内は  > http://www2.biglobe.ne.jp/~kataoka/linux/klug-m-2.html > に掲載していますのでご参照下さい。 > 以下敬称略。 > > KLUG 第2回会合 講演&インストール会 > >  主催 高知Linuxユーザー会(KLUG) >  日時 平成11年7月17日(土) >  場所 RKC(高知放送)新館8階会議室 > >  司会進行 RKC 刈谷 聡 > > 1.講演 14:00〜14:50 > >  GPL な Perl アプリケーションの日本語化について >   高知大学理学部情報科学教室 菊地 時夫 > > 2.Linuxインストール実演 15:00〜16:00 > >  VineLinux1.1で、簡単にPC-UNIXのインストール >   実演:岡豊病院 竹島強 >   解説:吾川村 片岡 幸人 > >  VineLinux1.1のインストールの実演 >  #TurboLinux4.0が間に合えば変更の可能性有り >  ネットワークカード等インストール注意事項解説 > > 3.LinuxQ&A 16:00〜17:30 > >  インストール後のsamba、sendmailの設定について(約20分) >   岡豊病院 竹島 強 > >  Linuxインストール、アプリケーション相談会 >   参加者全員 > > PC等を持ち込んで頂いた方のPCのLinuxインストールを皆でサポート > インストールだけでなく、アプリの設定等も可! > インストール相談希望者、その他相談持ち込み希望者募集中! > (会場準備の都合のため7月10日までに申し出て下さい。) > > 4.夜の部 ひたすら懇親会 18:00〜21:00 > >  無礼講で飲めや歌えの大騒ぎ! > >  会費 KLUG一般  4,000円 >      KLUG学生  2,000円 >      その他一般 4,000円 > >  場所 市内の会場近くの居酒屋 > >  #2次会以降はいきあたりばったり。 > > 参加希望者は klug-office@rkc-kochi.co.jp に氏名、連絡先メールアドレスを > 明記のうえご連絡下さい。 -------------------------------------------------- ・九州 Linuxユーザ会 「第5回オフラインミーティング」 -------------------------------------------------- 7月17日(土)、「九州 Linuxユーザ会 第5回オフライン ミーティング」が熊本で開かれます。 「Luky な人」の自己紹介、近況報告に加え、VMWare、翻 訳の王様などのデモや、Linux についての相談会、ディス トリビューションのセットアップ競争等があるということ です。 中坂一哉氏からコメントをいただくことができました。 (ご丁寧にご回答いただきありがとうございました。) Luky 5広報担当の中坂 一哉です。Luky のオフライン ミィーティングも第5回を迎えました。メーリングリ ストでは、呑み会の話から、こゆぅ〜い技術的な話ま で活発なやり取りが行なわれています。熊本に来られ た帰りには、熊本の美味しい物が沢山食べれますので、 是非、Luky5 にお越しください。 詳しくはこちらのアナウンスをご覧下さい。 > ------------------------------------------------------------------- > > 九州 Linuxユーザ会 第5回オフラインミーティングのお知らせ > > > 九州 Linuxユーザ会(Linux Users in KYusyu : LUKY) > の「第5回公式オフラインミーティング(Luky 5)」を以下の要領で開催いた > します。 今回は、初の熊本での開催とあり、地理的に九州の中心ともあって > 九州内各県からの参加をお待ちしております。Linux 以外の UNIX ユーザの方 > Windows一辺倒の方、パソコン初心者の方など各方面からの参加も大歓迎して > おります。当日、馬刺しや熊本ラーメンを食べに熊本に来られるご予定の方は > ちょっと見学にでも、Luky Ver5 in Kumamoto にお越し下さい。 > > 1.実施日時 > > 1999年7月17日(土) 10:00 〜 16:30 (昼の部は参加費無料です) > > ※ 夜の部(宴会 luky5.0.1) 19:00 〜 (場所未定、熊本の繁華街のどこか) > > 2.場所 > > 熊本大学総合情報処理センター(熊本市 黒髪 2-39-1) > > ※ 周辺地図、公共交通機関について > http://www.educ.kumamoto-u.ac.jp/map/KumamotoCity.html > ※ 周辺地図その2(マピオンへのリンク) > http://www.mapion.co.jp/cgi/m?no=1021974500197850005 > > 3.Luky ver5.0 案内サイト > > http://www.luky.org/L5/ > http://www.luky.org/ > > 4.参加方法 > > 飛び入りも歓迎しますが、できれば事前に Web上より申し込みをお願いい > たします。 > ※参加申し込みのページ > http://www.cc.kumamoto-it.ac.jp/~kazu/luky5.html > ※参加者一覧のページ > http://www.cc.kumamoto-it.ac.jp/~kazu/luky5.cgi > > また、Luky ver 5.0 の詳細情報は Luky メーリングリスト に流れます。 > こちらにもご参加ください。 > > 4.1メーリングリストへの入会方法 > > Luky-MLへの参加方法は、 > luky-ctl@luky.org > 宛に、本文に > # subscribe > と書いたメールを送ってください。 > > 登録に関する詳細は以下のページを参照してください。 > http://www.luky.org/HowtoregisterML.html > > 5.内容 > > 5.1 恒例イベント > ・Lukyな人自己紹介&近況報告 > ・Linux環境アンケート > ・景品争奪!!!(あれば)、ジャンク品(?)争奪!!!じゃんけん大会 > などが行われます。ジャンク品は ML で随時エントリ受付中です。 > > 5.2 その他 > ・ 各種発表( VMWareデモや翻訳の王様デモなど) > ・Linuxよろず相談会 > ・luky5 俺のをみてくれ/聞いてくれ > 単なる自慢大会です :-) > ・distribution毎のsetup競争 > (誰かやらない? 初心者の方にお勧めです。マシンを持ち込んで > いただければ、よってたかってインストールしてもらえるでし > ょう。多分。) > > 6.夜の部(宴会) > > 場所・金額等は未確定です。当日かもしくはそれより以前に、ML上 > でお知らせいたします。人数確認の関係上、参加を希望される方は > 早めに参加登録をお願いいたします。 > -------------------------------------------------- ・Project BLUE『オープンソースを支えるGNU ToolsとLinux開発環境』 -------------------------------------------------- 7月30日(金)、セミナー『オープンソースを支えるGNU ToolsとLinux開発環境』がProject BLUE により開かれま す。 「GNUPro Toolkit for Linux」(日本シグナスソリューショ ンズ)の紹介を中心に、(今話題沸騰の)「Linux の開発 環境」について考えるセミナーだということです。 よしだ氏からコメントをいただくことができました。(ご 丁寧にご回答いただきありがとうございました。) ProjectBLUEでは、Linuxをビジネス活用するために活 発に議論を進めていますが、その重要課題の1つとし て「アプリケーション開発環境の充実」が挙げられて います。そんな中、日本シグナスソリューションズ様 の御好意により、Linuxの開発環境として有力視され るGNU Toolsについて御紹介いただけることになりま した。ProjectBLUEでは、本セミナーを単なる製品情 報提供だけでなく、Linux開発環境への要望、Linux開 発環境はどうあるべきか、などを議論する場にできれ ばと考えておりますので、ご興味・ご意見のお持ち方 は是非ご参加ください。 詳しくはこちらのアナウンスをご覧下さい。 >  『オープンソースを支えるGNU ToolsとLinux開発環境』 > >  LinuxはGNU/Linuxと言われるように、GNUプロジェクトの様々な優れた >  ソフトウェアに支えられています。このGNUツールの開発とサポートを >  行っている日本シグナスソリューションズの販売する >  「GNUPro Toolkit for Linux」のご紹介を中心に、Linuxの開発環境に >  ついて考えます。 > > 主催:Project BLUE (問い合わせ先:Project BLUE Staff Team) > > 日時:7月30日(金) 18:30 〜 21:00(18時より受付開始) > >  会場:日本オラクル株式会社 本社12Fセミナールーム >     ニューオータニガーデンコート内 >    http://www.oracle.co.jp/corp/image/map.gif > > スケジュール: > 18:00- 受付開始 > 18:30- 「Open Source Software tool for Linux」 >         講師:日本シグナスソリューションズ(http://www.cygnus.co.jp/) >         ・Cygnus社ならびにビジネスモデルのご紹介 >         ・Linux環境におけるビジネス戦略 >         ・Linuxソフトウェアツール製品の概要(含む製品デモ予定) >           >GNUPro Toolkit for Linux > >Source-Navigator for Linux > ・質疑応答 > 20:30- 事務連絡 > 20:45- 散会 > 21:00- 懇親会(@赤坂近辺のどこかの飲み屋%希望者のみ) > > 参加費:無料 > > セミナー詳細、参加申込: >     http://blue.dreamcraft.com/seminar/index.html >     http://www.blue.gr.jp/seminar/index.html > > 問い合わせ先: >     blue-staff@dreamcraft.com -------------------------------------------------- ・第11回 Linux Seminar -------------------------------------------------- 第11回のLinux Seminarがアナウンスされました。 PHP3 とセキュリティに関する講演が催される予定です。 国際大学GLOCOMで 7月30日に開催される予定ですが、参加 申し込みは明日16日(金)12:00 から先着順で受け付ける とのことです。 詳しくは以下のアナウンスをご覧下さい。 > ===================================================================== > 第11回 Linux Seminar (1999年7月) > > 日時: 7/30(金) > 受け付け 18:30〜 > 勉強会 19:00〜20:45 > (懇親会 21:00〜) > > 内容: > > ・(前座) PHP3 瀬々 潤 > > Apache HTTPサーバは事実上標準のサーバとして地位を確立しています。この > ApacheにDSO機能で組み込めるスクリプト言語PHP3は,従来CGIスクリプトで実 > 現してた機能を実現するための関数を数多く持ち,またデバッグが容易である > ことから,短期間で動的Webページの開発を行うことができます。このPHP3の > 関数・機能を紹介します。 > > > ・Linux Security 荒木 靖宏 > > LinuxシステムがサーバOSとしてかなりの地位を占めるようになってきました > が、ひとまとめにLinuxといえるほどLinuxシステムは一つの形になっていませ > ん。多くのUNIX(クローン)で動作するプログラムとあわせてLinuxシステムと > して動作しますが、それらの陥いりやすい危険の回避法を知っておくことはプ > ラスになることでしょう。というわけで、ネットワークサービスプログラム、 > とりわけメールシステムを材料にしてLinuxに特有の問題もおりまぜつつ、理 > 解を深めたいと思います。議論の形式でおこないたいので、材料がある人は考 > えおいていただけるとありがたいです。 > > > 参加申し込み: > > 1.参加のお申し込みは、1999/7/16 12:00 から先着順で受け付けます。 > > 2.申し込みはseminar@linet.gr.jpまで,以下の書式のメールで申し込ん > でください。 > > 3.申し込みは 1 通につき 1 名のみでお願いします。 > > 4.申し込みはプログラムで自動処理しますので、フォームはできるだ > け崩さないようにお願いします。 > > 5.今回は第 11 回(6/30)の申し込みだけです。その他の回の申し込みは > 受け付けられません。 > > 6.期間外に届いた申し込みは無効となります。 > > 7.懇親会は、申し込み人数で予約している関係上、飛び入り参加は出来ま > せんので、御了承願います。 > > 8.皆様のご協力で、セミナーには毎回多数の方の御参加をいただいており > ます。現在は会場の都合により、キャンセル待ちをされている方が多数 > いらっしゃいます。そのような方に機会を提供するためにも、申し込み > 後のキャンセルはできるだけ早めにお願いします。キャンセル処理をせ > ずに参加されなかった場合、次回以降のお申し込みをお断りする可能性 > があります。 > > ----- > To: seminar@linet.gr.jp > Subject: 7/30申し込み > > 名前: 小島 裕司 > 所属: (株)○○○ ○○○部 ○○○課 > 電話番号: 03-4567-8901 > 学生: ○|× > 懇親会: ○|× > END > ----- > > 定員: 約50名 > 学生の方に積極的に参加してほしいと思い、学生枠を設定しました。 > 奮ってご参加ください。 > > 参加費: > 勉強会は(当面は)無料です。(カンパは歓迎致します。) > 懇親会は実費。(5000円程度,学生は約 25% 割引き) > > 場所: 国際大学GLOCOM ホール > 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木 2階 > 営団地下鉄 日比谷線 六本木駅下車 徒歩7分 > > 企画: Linux Seminar Working Group (lswg@linet.gr.jp) > ------------------------------------------------------------------------ > > 協力: 国際大学GLOCOM > 国際大学GLOCOMの公文所長からLinuxの発展及び普及をGLOCOMとして > 積極的にサポートしたいという提案をいただきました。 > 今回はこの一環としてLinux Seminarへ会場を御提供いただいています。 > > ★この文章は改変されなければ、自由に再配布してかまいません。 > > 1999/07/14 Linux Seminar Working Group --- (御意見、御感想、情報提供は、mailto:editor@ChangeLog.net まで。) >====================================================== > > > ■ おまけ > > > http://www.ChangeLog.net/News/exposj.html >====================================================== Report: Liz Coolbaugh (LWN) translation etc: Maya Tamiya (ChangeLog) 先週、「ヨーロッパのソフトウェア特許」を危惧している 産業界のリーダーに Linus が名を連ねていることをお伝 えいたしました。 > 「ソフトウェア業界の開拓者の方々によると、 ソフ > トウェアを保護するために特許を使用するのは、 > しばしば信じられているように 新しいビジネスを > 産出したり技術革新を奨励するものではなく、 実 > 際には、技術革新や競争が減り、最終的にはヨーロッ > パのソフトウェア産業の雇用削減に繋がるかもしれ > ないのです。 」 ※アメリカでは特に審査が非公開で行われることも手伝っ て、新規性のない(周知の)技術や他の特許と本質的に 同じ技術(用語を変えただけとか X-)に対してしばし ば特許が与えられてしまうということがあります。(そ してそれを後から無効にするのに手間がかかる。)また 一般に、特許期間があまりにも長過ぎるなど現状にあっ ていないという批判があります。 この辺の議論に興味のある方は、 「RMS: Saving Europe from Software Patents」(英語) http://www.gnu.org/philosophy/savingeurope.html 「Think GNU 第3部」(日本語) http://www.plaza.hitachi-sk.co.jp/~masa-k/doc/think-gnu/index.html 「League for Programming Freedom」(日本語あり) http://lpf.itojun.org/ 「データ圧縮と特許」(日本語) http://www.matsusaka-u.ac.jp/~okumura/compression/patents.html 等もご覧下さい。 どちらかというと、Linus 自身は(オープンソース派の ESR やフリーソフトウェア派の RMS に比べて)ノンポリ 的な「フリービール派」だというイメージが強いので、ちょっ と意外に感じられた方もいらっしゃるのではないでしょう か。 というわけで、(すっかり後編を出すのを忘れてしまって いた ^^;) "panel3" を(伏線的な "linus" と "panel1"、 "panel2" と共に)おまけとして添付いたしました。(ウェ ブ版でご覧になったことがある方にとっては、新規追加は "panel3"(パネル後編)のみです。) ※ 補足的な説明等がある LWNコラム「自由の重要性」 http://www.ChangeLog.net/LeadingItems/Lea_19990314.html もご覧下さい。 まるで脚本があったのではないかと思われるほど、出来す ぎた「土壇場」パネルです。どうぞお楽しみ下さい。 (なお、一部、話の展開が不自然(不整合)な部分もあり ますが、原文が(そしておそらく実際のパネルも :-)そ うなっておりますので、悪しからずご了承下さい。) ------------------------------------------------- ・Linus キーノートスピーチ ------------------------------------------------- 『Linus: 世界征服は間近だ。そしてそれは最初の一歩に過ぎない。』 reported by Liz ( LWN team ) (Liz のライブメモ。Linus のキーノートスピーチ) ----------------- スピーチの前 ----------------- [linus] 部屋の外ではキーノートが始まる45分も前から行列がで きていました。キーノートのための席を取るため我慢強 い人々が長い列を作っているのです。VIP / プレス 用 のドアまで待ってい る人々でスシヅメ状態。始まる数 分前まで誰も部屋の中に入ることが許されていませんで した。入れるようになると部屋はすぐ埋まりました。も う一つ広い部屋が用意されていて同時放送されていまし た。 ちょうど 6時半を過ぎ、まだ席はありましたが人々もま だ増えています。私のところからはオフィシャルの同時 放送用カメラに加えて 5台のカメラが見えます。 ロッ クミュージックが流 れ、ネオンライトが輝いています。 全員が Linus の 顔を見ることができるように、この部 屋の中もスクリーンがあります。プレス用に確保された セクションにも200人くらいいます。私 は Linux Today の Dwight Johnson のおかげで、なんとか最前列の席を とることができました。私達が入ってくる前に Evan Leibovitch もドアの外の 群れの中にいました。 Leibovitch が関わってい る ZDNet の新しい Linux サ イト (linux.zdnet.com)は今日から正式公開です。彼 は週刊のオピニオンの部分を担当するそうです。 面白かったのは後で流れた噂で、ちゃんと部屋の中を歩 いていけるスペースを Linus が要求したということで す。つまり、もし私達が部屋に早く入りたかったら入れ たんだけど、もしそうしていたら Linus は今日スピー チしてくれなかったとか、、、この Linus のイメージ は他の場所で得られるものとは少し違和感が感じられま した。 Dwight はぶらぶら歩いてきた後、すべての席が埋まっ ていて後ろの方は立ち見だと言いました。LinuxWorld は 8,000 から10,000 人との見積もりを出していますが、 どうやら正しいみたいです。おそらくそれだけの人が同 時にここにいるわけではなさそうですが。 「Linus を大統領に」※とかかれた赤、白、青の風船が いっぱいあります。今日の展示フロアにもいっぱいあり ました。 ※訳注:LinuxWorld Expo に先立ち、LinuxCareの ホームページで選挙(のようなもの)が 行われていました。その結果、ビルゲイ ツ氏やゴア副大統領等の並居る強豪を退 け、Linus は圧倒的支持率を集め「自由 の世界の大統領」に選出されました。そ の後、フィンランド人を「米国」の大統 領に迎えられるよう法律を改正すべきか どうかについての投票も行われていまし た。 ----------------- スピーチの始まり ----------------- (ここから警告無くコメントが前後します。Linus や他の方の言ったことは私がタイプできたことに 基づいて別の言葉に置き換えられています、、、 正確なことはテープを買って聞いて下さい:-) 今、司会の人が Larry Augustin (VA Research の創設 者。現社長兼CEO。)を紹介しました。彼は聴衆の多さ に驚いて「うわ!しばらく前に僕が参加していた出席者 が 15 人くらいの小さいLinux のミーティングを思い出 すよ、、、今日いる人の数はよくわからないけど多分そ れ以上だよね?」とジョークを飛ばしていました。 Larry は LinuxWorld のことを「Linux のカミングアウ トパーティー※だ、、、そしてうまくいっているみたい」 と言っていました。 ※訳注:「カミングアウトパーティー」:今まで 隠していたけど、実は私、○○なんです、、、 という告白の場。 彼はまた「(VA Research の創設者で現社長兼CEOであ る)僕が(VA Research のトップとして)このコンファ レンスで何度も質問されていること、、、『Linux のバッ ジくれない?』です。」ともコメントしていました。 彼は、Linus と Tove(Linus の奥様)と彼と彼の奥様 とで一緒に夕食を食べに行った最初の夜のことを話して くれました。帰りがけに彼の奥様が「へー、彼らって思っ たより普通の人達なんだ!」とコメントしたことなど。 彼は話を終えて Linus を紹介しました。「自由な世界 のリーダ、Linus Torvalds、、、」そしてもちろん全員 起立して拍手喝采、、、 Linus は壇上に上がってきてこう言いました。「落ち着 いて、、、僕の話が終わった後も、拍手してもらえるか どうかまだ分かんないんだから。」彼はまた、もし聴衆 が彼の話を面白く感じなかったら「後でみんなで一緒に ビールを飲みながらその悲しみに浸ろう :-)」とも言い ました。 Linus の最初のスライドは謝辞から始まりました。その ことについて彼は「謙遜しようとする完全に無駄な試み」 だと言いました。何故なら他の人に感謝すればするほど 人々は本当は Linus が頑張ったんだな、と信じるから だそうです。「実はそのために(他の人へと謝辞を述べ ることを)やってたりするんだけどね、、、:-)」 彼は以下の人々に謝辞を述べました。 ・開発者 ・テスター ・インテグレーター ・自分にお金をくれる人達 (ありがとう。みじめに 暮すのは嫌だからね :-) ---------------------------------- 僕達はどこから来たのか、、、 ---------------------------------- ----------------- 現実主義 ----------------- 僕は予言者じゃない。この業界には既に十分な数の予言 者がいるからね :-) 僕はただ、どこへ行きたいのか、 そして、どうすればそこへ行けるのかを知っているだけ だ。道の途中で突っ立っている人は、僕には車にはねら れて死んだ動物のように見える。 ----------------- 理想 ----------------- モラルを持つのは悪くないよ。でも基本的に僕はすごく 自分勝手なヤツで、他の人みんなのこととか本当はあま り気にしていないんだ。自分が楽しいことをすることだ けが気になっている。 ----------------- 将来 ----------------- Linus は、何年も前にジョークとして作られた古いスラ イドを見せました。それには対数のグラフが書かれてい て、1996年までに100万人がLinux を使っていると予測 ※したものでした。それは当時ジョークとして作られた ものでしたが、今となっては彼の予測がどれ程正しかっ たかを示すものになりました。Linux の成長は1年に10 の係数とまでは伸びませんでしたが、それをそんなに下 回るものではありません。このジョークに対して笑う人 は今ではほとんどいません。 ※訳注: http://www.redhat.com/corp/press/paper_sizing.html Red Hatが発表している資料(英語) によれば、1995年末時点の全世界でのLinux ユーザ数は150万人でした。 ----------------- 今やっていること ----------------- 僕はカーネルに集中している。前の安定バージョンは2 年半生き長らえた。そのおかげで今の僕達があるんだ。 これには深い意味があるんじゃないか。開発を追い掛け ることもできる。新しいカーネルを毎日取ってくること もできるし、安定したシステムを長い間使い続けること もできる。Linux が他のOSと何が違うかというと、2.2 でもこれは成り立つことになると思うけど、古いバージョ ンでもまだ使いものになっているっていうことだ。アッ プグレードを強制されない。自分のプログラムを走らせ るためだけにアップグレードの終りない迷路に取り付か れたりしないんだ。 僕達は絶え間なく多くの開発をやってきた。僕達は他の 多くの OS に追い付き、場合によってはそれらを凌ぐま でになった。今では大企業と肩を並べるまでに成長し、 彼らは少々怖がっている。良いことだ。彼らには気を張 り詰めていてもらおう。でも彼らを追い払ってはいけな い。僕達には競争が必要なんだ。そうすれば、いつも新 しい目標が出来るし、サポートするための新しいプラッ トフォームもあることになる。それが面白くある限り、 僕はそれをやるのを楽しむつもり だ。 開発を置いといても Linuxの受け入れられ方は驚くばか りだ。多くの人にとってこれは新しい現象だけど、8年 間もやってきたから、 僕にとってはやっと成長してき たという感じだね。 ----------------- 新カーネル 2.2 は 何をしてくれるのか? ----------------- オープンソースによる開発は迅速なバグ修正に関して積 極的なスケジュールを組む。現在までにも既に 2.2のた めに 2つのパッチがリリースされている。Linuxがパッ チをリリースするのはコストがかからないんだ。なぜな らダウンロードされるためにインターネットに載せるだ けだからね。だから商業 OS のように差し控える必要な んて全然ない。さらに言えば、パッチを必要としている 不具合が自分に関係なかったら最初のリリースのままに しておくこともできる。 ----------------- スケーラブル SMP の 基礎作業 ----------------- (Linus のスライド) ┌──────────────────────────┐ 高性能ファイルシステムインターフェース ・完全なマルチプラットフォームのサポート …既存のすべての面白いプラットフォームと、 そうでもないものと :-) └──────────────────────────┘ 2.2 は 2〜3 年は生き長らえるとご期待下さい。迅速な 開発は続くけど無視してもらって構わない。 ----------------- カーネルの将来 ----------------- 2.2 について言えば、まだパックの途中という感じ。安 定性は今までのものより良いが一番ではない。多くのア プリケーションにとって Linuxは「今はまだ」最良の選 択というわけではない。僕達はそれを変えていくことに 集中している。僕達は、大抵の OSのパンフレットに載っ ている、あーだこーだと書かれているものに取り掛かっ ていく。彼らはいつもそうであるとは限らないけれども、 僕達は自分達が約束したことに従うつもりだ。 スケールアップは、いつだってセクシー(派手)だ。マ ルチ CPU プラットフォームへのスケールアップだとか、 スーパーコンピュータへのスケールアップだとかね。ス ケールダウンはそれほどセクシーじゃない。組み込みプ ラットフォームとかね。でも同じくらい面白い。僕は個 人的にスケールダウンバージョンに集中するつもりだ。 あなた方が家に持ってるかも知れないquad-CPU パーソ ナルステーションとかね :-) 将来的に思っているのは、カーネルはただ受け入れられ るだけになるだろうということ。やるべきことは多いし 新しいプラットフォームも多い。だけど、もっとも興奮 のレベルが高いのはユーザーレベルのプログラムなんだ。 僕に仕事が無くなるとは思わないけど、他のプロジェク トがあるいは花形になるかも知れない。 誇大な宣伝には振り回され過ぎないで。僕達は世界を征 服したいけど、明日やらなきゃいけないわけじゃない。 2〜3日、あるいは 1週間、かかっても、まぁ 2週間くら いならいいでしょう、、、:-) アプリケション、、、これから多くの新しいプログラム と、うまく行けば多くの新しいユーザが生まれると思う。 僕達のソースコードとライセンスで、あなた方は好きな ようにシステムを仕立てることができる。多くの人には 興味が無いようなシステムにもね。米国の人々には別に 便利じゃない言語ローカライゼーションも実際には必要 とされているんだ。人々が選択できるよう用意されてい て、ノンプロプライエタリ(非独占的)であることが重 要なんだ。大抵の人は名の通った会社のソフトウェアを 買うかも知れないけど、マイクロコード・アプリケーショ ンが必要なら特別な会社に行くものさ。 ----------------- それで? ----------------- 世界征服は間近だ。そしてそれは最初の一歩に過ぎない。 (この時点で、Linus は将来的な質問を想定した スライドを見せて聴衆を笑わせました。例えば 「私のペットの犬のマイクロチップに問題があっ て、、、」) みんな今は笑ってるけど、Linux の成長だって最初はこ れと同じようなジョークだったんだから。 Linus の最後のスライドは同じくらいユーモアが効いて いました。聴衆の人数が多すぎて、いつもの彼のインタ ラクティブな話し方が出来なかったので、最も良く聞か れる質問に対する答えを提示しました。 ┌──────────────────────────┐ (Q) Linus がバスにひかれたりしたらどうな るの? (A) 知るわけないじゃん。 (ひかれてんだから) -------------------------------------- (Q) ペンギンとどう関係があるの? (A) カエルがバドワイザーを売ることができるの に、どうしてペンギンだと不思議なの? -------------------------------------- (Q) ビルゲイツみたいになりたくない? (A) ビルって誰のこと? -------------------------------------- (Q) Transmeta (Linus が働いている会社) って何 をやっているところ? (A) ステキなこと。 └──────────────────────────┘ 最後に、IDG と Linus が$25,000 の IDG Linus Torvalds アワードを発表しました。Jay Salzburger (スペル?) と Stampedeファンデーションとが受賞し ました。Jay Salzburger と彼の組織は「ニューヨーク 都市部の高校のサーバに Linuxをインストールすること でオープンソースの美徳を教授」しました。Linus は Jay に会ったことが無かったそうです。Jay は、ニュー ヨークには約 1,000の高校があるけれども、それらの内 の「たった一つにでも」Linux 以外のものを走らせるな んて正当であると認められないと思うとコメントしまし た。(Jay は面白い人で「個性派俳優」みたいだと私の 後ろにいたプレスの誰かが言っていました。) Stampede ファンデーションは 現在 VA Research によっ てホストされているGNU/Linux ディストリビューション です。2.2.1 カーネルと 2.1 glibc を最初に出荷しま した。賞金はユーザと開発者とへのサービスを拡充する のに使われるそうです。「みなさん、Michael S. Wood ともう一人(名前が聞き取れませんでした)を拍手でお 迎え下さい、、、」Michael は(まったく受賞を予期し ていなかったのか)「えぇ!スピーチなんて用意してな いよ。とりあえず、何人かの人に謝辞を述べさせて下さ い、、、(話すことが見つからないので、会の進行を) 先に進めて下さい、、」と言っていました。 彼らは二人で次のようなことを述べました。(そのまま の言葉ではありませんが)「私達は、Richard Stallman とフリーソフトウェアファンデーション、それに GNU ユーティリティに関わったすべての方々に感謝致します。 すべてのカーネル開発者、すべての Stampede 開発者に 感謝致します。 VA Research にも私達のウェブサイト をホストしてもらっています。Stampede Linux に関わっ たその他すべてのユーザと開発者にも感謝致します。」 次のアワードは 8月のLinuxWorld Expo で与えられるそ うです。「それでは皆さん、ホール階下のパーティーに 席を移しましょう、、、、」 ------------------------------------------------- ・パネルディスカッション ------------------------------------------------- reported by Liz ( LWN team ) (Liz のライブメモ。Eric Raymond 氏にモデレートさ れた「土壇場」パネル) [panel1] 元々は Eric Raymond 氏の講演という予定でした。元々 の広告でパネルと言われていたかどうか良く覚えていな いのですが、明らかにこれはパネルだった、というか結 果としてパネルになってしまいました。Linus をゲスト スピーカとして追加したので土壇場になって場所をメイ ンホールに変更しなければいけませんでした。スタッフ の方々は快諾してくれましたが、土壇場になっての変更 に間違いなくストレスを感じているようでした。 昨日の Linus の講演と比べると、すべてにおいてかな り小さくまとめられたなという感じです。ホールは半分 だけを使い、5台・6台という数のスクリーンは無く、メ インスクリーンの3台だけです。ステージには装飾など ほとんどなく、4つの椅子と事実上演壇として使われて いるものがあるだけです。 スケジュールの変更によって、私は TurboLinux の講演 や Donald Becker 氏の Beowulf の講演をあきらめなけ ればなりませんでした。今後予定されているこれら以外 との講演に、このスケジュールコ変更による影響がなけ れば良りいのですが、、、(後に、少なくとも Donald の講演を結果として短縮しなければならなかったことを 知りました。多分、出展者は人々がパネルに流れてしまっ たのを嬉しく思ってなかったと思います。) この部屋は現在満杯です。間違いなく多くの人が予定を 変更してパネルを見に来ました。 パネルが始まる前、 私は Dennis(@LWN) と Evan Leibovitch(@ZDNet)と Jon(@LWN)と二人のプログラマ(Loki と Activision (両方共ゲームの会社))とで座ってお喋りをしていま した。すると Linus が移動のために通り過ぎましたが、 誰かに声をかけられたりして立ち止まったりしている様 子はありませんでした。しかし、しばらくしてこのパネ ルに Linus が飛び入りすることがアナウンスされると、 コンファレンスセンターより長い行列ができていました。 ともかく、パネルのメンバー、少なくともその何人かは、 大体出揃いました。Eric はモデレータです。Linus は もう出て来ていて、Guido von Rossum 氏と Larry Wall 氏もいます。Richard Stallman 氏は、Eric がイントロ を始めたときにちょうど入って来ました。 (注:ここから最後までは講演をそのまま書き取ったか の様に書かれていますが、言葉通りでは「ありま せん」。私はそんなに速くタイプできません!パ ネリストが言ったことから少々偏向していること もきっとあるでしょう。欠落している部分もある でしょう。どうしても言葉通りの情報が必要なら テープがあります。あと「聴衆」と書かれている のは聴衆の中でマイクを持っている誰かのことで、 実際に話している人はほとんど毎回違う人です。) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Eric : 僕はフレンドリーなパネルセッションにしたかったんだ けど、なんだか大集会になってしまったみたいです。 ともあれパネリストをご紹介しましょう。 Larry Wall = ミスターPerl、 Richard Stallman =ミスターフリーソフトウェア、 Guido van Rossum =ミスター Python (注:彼はラッ プトップに toy python を入れていました)、 Linus = ミスターLinux、 そして僕 = 特に何も成果なし。(訳注:謙遜です。) このパネルは、「革命の継続」についてです。 僕達は、自分達が今どこにいるのか分かっています、そ う、史上初の本物のトレードショーの真っただ中にいま す。僕が見た中で最も非現実的だったのは、「Linux コ ミュニティの構築」と書かれた看板のすぐ隣りにある、 神様の大きさの 9倍はある、IBM のロゴです。 僕達は、自分達が今どこにいたいのかも分かっています、 オープンソースソフトウェアの世界、僕達の手に届くと ころにある世界で、人々が自分の必要とすることを実際 にすることができるような世界、そしてそれをうまくや ることのできる世界、そう、そのような世界です。今年 の残りの 9ヶ月間で、僕達には一体何ができるでしょう か?各パネリストは 3分で話をまとめて下さい、そして その後パネリスト同士でディスカッションをして、最後 に聴衆の方から質問を受け付けて終りにしましょう。 Larry、きみから始めてもらえますか? Larry Wall : 二点、基本的なことについて言わせて下さい。私はオー プンソース運動は良いことをたくさんしてきたと思いま す。それはマスコミからは好評を得てきていると思いま す。しかし、失敗していると思うのは教育現場への浸透 だと思います。 それが本当の意味でフリー(自由)なものでないのなら ば、フリー(無料)なものなら何でもOK、というのは、 おめでたい話です。 (注:ええ、これは彼が言った通りの言葉で す。どういう意味か考えてみて下さい。 訳注:括弧の中は訳者の付け足しです。) 私はオープンソース運動をポストモダン運動の全盛であ ると捉えています。私達は、お互いの違いを認識する必 要がありますが、もし私達がお互いに協力し合うことが できるのであれば、その方がよりパワフルになると思い ます。私達はケンカをするのが好きで、マスコミはそう いう私達を見るのが好きですが、私達にとっては、私達 に共通していることについて考えてみることの方がずっ と重要なことではないでしょうか。 (訳注:パネリストの方々は、オープンソースの中でも 異なるポリシーを持った(異なる「部族」に属する) 方々です。) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Eric : パネリストの方々がお互いに他の部族の方々に望んでい ることを教えていただけませんか。 Richard Stallman : かつて私がフリーソフトウェア運動を始めたときに望ん でいたのは、コミュニティのメンバーとして協力すると いう「自由」を人々に与えることだった。商用 OS には 協力するという自由が存在しないからだ。 そもそもトレードショーというものは、このような崇高 な目標のために捧げられるべきものなのだ。なのに実際 には、このトレードショーには、自分達の商用ソフトウェ アがどれだけフリーなシステムと協調するのかという話 をし出す人達がいる。間違いなくあなた方はそういう人 達を目にすることだろう。 今日システムというものは、それが技術的にあまりに高 度に発展し、あまりにも魅力的になり過ぎたため、人々 はそれを自由ということとは全く関係の無い次元で使う ようになってしまった。自由ということについて語ろう とさえしない。このことが我々のコミュニティを広く薄っ ぺらいものとしてしまったのだ。そんなコミュニティで は残存する仕事をやり遂げるという約束など不可能だ。 あなた方は誰でも GNU OSを入手することができるが、 それは「大抵」のソフトウェアを動かすことができるが、 「すべての」ソフトウェアというわけではない。私はそ のようなフリーでないソフトウェアなどなくても生きて いかれるのだが、そうすることができないと言う人もい るだろう。そして、すべてのディストリビューションは フリーでないソフトウェアを含んでしまっている。 私がここにいる他の連中に望むことは、今こそ「自由」 について語り始めるべき時だということだ。なぜなら、 もし自由な世界を手に入れたいと思うのならば、今こそ 「自由」について語らなければならないからだ。「征服」 などということについて考えるのではなく、「自由」に ついて考えて欲しい。「自由」は「征服」などしない。 [panel2] Eric : Guido、話してもらえますか? Guido : 私は自分自身のことを革命家だとは考えていません。む しろ進化論者です。Linux コミュニティから教えられる ことがしばしばあります。 Larry Wall 氏のコメントに関して言うと、私は学校で Python を教えるという提案をまとめています。このフ リーな言語を人々に教えるための教材を準備するという のは、非常にエキサイティングな仕事になりそうです。 人々がコンピュータに何ができるかということをもっと よく知れば、そして、人々がプログラムをどのように書 くのかということを知れば、そうすればきっと、人々が 欲しいと言っている自由が、いくらかもたらされること になるでしょう。 Eric : Linus、どうぞ。 Linus : 僕は、このパネルディスカッションの考え方(「革命の 継続」)とは意見が違っているということを白状しない といけない ね。革命と言うのが、革命の後には主流と なり圧倒的大多数となって他を駆逐してしまうというこ とを指しているのなら、疑問が残る。もしそういうこと を言っているのなら、僕達は征服なんてしようとするべ きじゃない。 オープンソースと商用ソフトウェアの両方ともあるとい うのは価値があることだ。僕はこう言う生き方を選んで いるけど、他の人にもこの生き方を押し付ける必要は無 い。僕はこういう生き方を選んで、今のような状態が幸 せだけどね。 僕は自分が GPL を使っている理由をよく説明するけど、 でも営利目的の会社で働くのもエンジョイしてる。ロー ンとか子供の養育費とかのためのお金を払ってくれるか らね。そして、その企業はプロプライエタリ(独占的) な商品を作ってる。 Eric : それって、企業とLinux の協力関係をもっと期待してい るということですか? Linus : そういうわけじゃない。例えば実際、昨日この展示会で、 数多くの企業が Linux に関係を持とうとしていること を目の当たりにした。その時には、もしこの先企業との 関係がもっともっと多くなり過ぎてくると明日も無垢で いられるだろうか?という気持ちにはなった。 人々が ちゃんと情報を得てから選択できるように、自由やオー プンソースについての議論を育(はぐく)むことは重要 だ。企業にとって「自分達自身」の問題を議論するため に大金を使うのは簡単だからね。 Eric : 今年は何を期待していますか? Linus : ちょっと考えるから、他の人に聞いてみて。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Eric : つまり、教育における Linux に興味がある方が、お二 人いらっしゃるわけですね。そして自由に興味がある方 がお一人、そして断固として中立な方がお一人。 聴衆 : Eric は、何に興味があるの? Eric : 僕は、ソフトウェアに対してムカつかなくていい世界に 住んでみたいです。( "I want to live in a world where software doesn't suck." ) Richard : 私は、フリー(自由)でないソフトウェアはすべてムカ つく。( "Any software that isn't free sucks." ) Linus : 僕は、フリー(無料)でビールが飲めればいいなぁ。 ( "I'm interested in free beer." ) Richard : 結構だね。ただし私も飲まなければいけないというわけ じゃなければだが。ビールは好きじゃないんだ。 Eric : はい。そこまで。それでは聴衆の方からの質問を受け付 けましょう。パネリストの方々から何か面白い回答を聞 き出せるかも知れません。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 聴衆 : 小・中・高校のレベルにまでフリーソフトウェアの影響 を与えることについて、どう思われますか?考え方を浸 透させ、社会全体にインパクトを与えることになりませ んか? (注:すべて別の言葉で言い換えています、、、 元の言葉をよく覚えていません。) Eric : ええ、言ってることは分かりますが、でもとりあえず次 の一年間に実際に僕達ができることに焦点を当てましょ う。 Richard : 教科書を含めて、私はフリーソフトウェアの考え方はす べての知識に適用されるべきだと思う。小・中・高の学 校に導入することができれば、倫理や性格形成に役立つ ことだろう。私は学校で「分かち合う」ということを学 んだ。ソフトウェアを発表しようというのであれば、分 かち合わなければならないのだ。 Eric : はい、それでは、フリーソフトウェアの考え方を教育現 場へ導入することを実現させてみましょうか。では、そ れを実現させるため、次の一年に渡って何をするつもり ですか? Richard : 私は、教育者に必要とされているソフトウェアの登場を 待ちたい。数学を教えるためのものなど。メキシコには ScholarNet (スカラーネット)※という、無数のコン ピュータを学校に導入するプロジェクトがある。私達は メキシコよりも裕福なはずだから、同じかそれ以上のこ とができなければおかしいではないか。 ※訳注:スカラーネット(学生・生徒ネット)プ ロジェクトは、昨年10月に発表されたメ キシコのプロジェクトです。この目的は、 メキシコのすべての小・中レベルの学校 にコンピュータとネットワーク接続を提 供することです。これは、非常に意欲的 なプロジェクトであり、次の5年間で14万 のコンピュータ室を整備する予定です。 これは確かに価値あるプロジェクトです が、本当に驚かされるのは、GNOME デス クトップ環境を走らせた Linux マシンが 使用されると発表されていることです。 マシン1台につき平均 20人の生徒/先生 が利用する予定です。長期的な観点から、 GNU/Linux がメキシコに与える影響は非 常に大きいものとなります。 生徒達には、メールやウェブ等のインター ネットサービスへのアクセスが与えられ ます。宿題のためにオフィスツールも使 用できます。数学の授業ではスプレッド シートが利用されます。ウェブブラウザ、 ワードプロセッサ、スプレッドシート等 のソフトウェアが必要になりますが、 Netscape(あるいはMozilla/GTK)、gwp、 Gnumeric が、うまく要求を満たしてくれ たようです。さらに詳しい内容は、LWN のバックナンバ http://lwn.net/1998/1029/ でご覧いただけます。 Larry : その提案には疑問があります。私には学校に通っている 子供が 4人います。問題なのは先生の知識が子供達より も少ないということなんです。コンピュータが学校に導 入されるとしたら、先生側からではなく、子供達の側か らになるべきでしょう。私達にはもうお馴染の、既存の ものに対して破壊的でボトムアップなことになるべきで す。私はそちらを提案したいです。私の子供の中学校は 高校よりも良い環境で接続されています。 Eric : 僕達には何ができるんでしょうか? (注:Jay Sulzberger 氏はパネリストではなく、 Linuxをニューヨークの多くの学校に導入した ことで、昨夜IDG Linus Torvalds 賞を受賞し たニューヨークの紳士です。彼は立ち上がっ て、「MS ペテン」について語り始めました。 それは、学校用 OS を独占※するために、か なりのディスカウント、あるいは無償でソフ トウェアを提供しているという行為のことで す。Eric が彼を遮り、2回やりとりした後で、 やっと Jay は話すことを許されました。) ※訳注:学生は学校を卒業して企業に入った後も 使い慣れた環境を使いたがる特性がある ことを利用したマーケティング手法。 Hans U. Zoebelein 氏による Internet Operating System Counterによれば、 http://www.leb.net/hzo/ioscount 1999年1月現在、ウェブサーバ全体(94万 ホストを集計)では、Linux (26.7%)、 MS (24.3%)、Sun (20.1%)、BSD (15.6 %) となっていますが、".edu" ドメイン (主にアメリカの教育機関)に限定した 統計では、MS (35%)、Sun (22%)、 Apple (10.5%)、Linux(9.5%)となって います。 Jay : 学校で MS の OS を余儀なく使わざるをえなくなるよう な状況を野放しにはしないと宣言して下さい! 聴衆 : 僕らはめちゃくちゃ怒り狂っていて、もうこれ以上我慢 なんてできないんです! Jay : ここでの議論は(理想とか抽象的なことばかりを議論し ていて、現場で本当に問題になっているような実際的で 重要な)論点から目を逸らしてしまっているじゃないで すか!Gates が MS を学校に導入するために「賄賂」を 送るようなことを許してしまうのは良いことではないじゃ ないですか! Eric : Jay さん、僕は君のことが好きでないなんてことを言っ ているわけではないんだ。これは、学校へ行って Linux を導入するのを手伝ったりするような草の根的活動をす る必要があるという話なんだ。 Larry : あと1ヵ月もしたら、ゲイツのソフトウェアだって、ど うせ全部オープンソースになるんじゃないですか? (「Essential Services Doctrine」※って胸を張って 言えるかい?) ※訳注:分かりませんでした。 Guido : そうなれば問題は、そのソフトウェア自体がムカつくか どうか、ということだけですね。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 聴衆 : Richard、サポートについてどう思いますか? Richard : 私はサポートビジネスには賛成している。私はビジネス に対して反対しているわけではなく、「いくつかの」ビ ジネスに対して反対しているだけだ。例えると、紙を製 造している業者が河川に有害な物質を投棄するのを防止 しようとする努力に似ている。その(防止しようとする) 努力は、ビジネス、ましてや紙製造業者に反対している のではない。公益精神を害する会社に対して私は反対し ているのだ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 聴衆 : Richard、もし誰かが、Berkeley カーネルと Cライブラ リに基づいた Linux ディストリビューションを作ると言っ たら反対しますか? Richard : 賛成だ。GNU/BSD※ と呼ぼう。 ※訳注: Stallman 氏は、Linux は GNU/Linux と呼 ばれるべきだという主張を持っています。 聴衆 : Linus、あなたはどう思う? Linus : 僕はいつだってユーザの世界で何が起ろうとまったくオー プンだよ。どうでもいいんだ、ホントに。みんな自分の 得意分野 があるのだから、そういうことは良くあるこ とだよ。 Richard : Linux のカーネル以外のすべての部分と BSD のカーネ ルを併せたら、最初からあった組み合わせそのものだ。 (注:よく聞こえなかったので、この項目はそんなに役 に立たないかもしれません、、、) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 聴衆 : Larry、あなたの Tシャツの意味がわかりません。説明 していただけますか? Larry : これは、最近あったハッカーのコンファレンスで買った ものです。背中に、「ハッカーズ、シリコンは14番目の 元素」と書いてあります。※(注:すごくマニアック! そのTシャツ気に入った :-) ※訳注:Tシャツの胸の部分に元素周期表が載って いて、元素記号の「H-Ac-K-Er-S(ハッカー ズ)」というスペルの部分(とSi)が塗 り潰されています。Marc Merlin 氏によ るこちらのレポートをご参照下さい。 http://marc.merlins.org/linux/lwce_winter99/ ("The Show" の "People" 以下に Larry の写真があります) Larry : Tom が、Perl/Linux に取り掛かっていると思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 [panel3] 聴衆 : 私は、無いものをどうやって手に入れるかということよ りも、 既に持っているもので何をするかということの 方が 重要だと思っています、、、 (注:この聴衆の方の意見が延々と続く。 Eric が、独 り言は止めて結論を言ってもらえませんか、と言 いました。 すると彼は、もうすぐ言いますから、 と言いました。 そしてやっと終りにきてみると、 結局彼がパネルの方々に聞きたかったのは「そう 思いませんか?」でした。 他の聴衆がぶーぶー 不平を言いました。 話のスレッドを追うのが難 しくてできませんでしたが、 結局パネルは、 企 業と協力するのかどうかという論点に戻ってきま した。) Larry : 私はポストモダニストです。 みなさんに同意します。 Linus : 僕は、みんなが各々敵対して 主張していることすべて に反対するね。IBM も金儲けをしている。僕も金儲けを している。 あなたがプロプライエタリ(非フリー)か どうかを議論するなんて、 時間の無駄だ。 そんなのは 個人的な問題じゃないか。 Richard : それは違うだろう。 プロプライエタリなソフトウェア は、政府の励行に基づいているのだ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 聴衆 : ソフトウェア特許のために、 私達はある領域から締め 出されようとしているのです。 今後20年間、特定の領 域から締め出されてしまうのです。 これについて、ど うするべきでしょうか。 私はこのトレードショーを気に入っていますが、フリー ソフトウェアの力というのは、 メキシコの子供達の例 のように、 人々を助ける力であり、 アメリカ政府株式 会社が儲るのを助けるためではありません。 単に企業 を助けるというよりも、むしろ、人々を助けるために、 このようなトレードショーにおいて私達には何ができる でしょうか。 Richard : 我々に必要なことは、特許法を変えることだ。 3年前、 手術中の医師 は特許権侵害による制約を 受けない、 という法律が議 会を通過した。 コンピュー タソフト ウェアを取り扱っ ている場合も、 特許権侵害にされな いように法律を変えようじゃないか。 このような問題 に対する意識を維持し続ければ、 何百万人もの人の同 意を得ることができ、 法を変えるように議員を動かす こともできるだろう。 Eric : それを実現するために商業ベンダと協調するという提案 ですか? Richard : それも一つの手だ。もう一つ、、、 (注:すみません、 遅れをとって、書き取れませんでした。 確か、前にも 一度述べられたような、フリーソフトウェアの問題に注 意を向け、 人々を変え、、というような内容でした。) Linus : 僕も今の特許の状態については、本当に問題だと思う。 法を変えるために、何かがなされるべきだと思う。 特 許を与えないようにするか行使不可能にするかして、 ソフトウェア特許自体があまり意味をなさなくなるよう にするとか。これからの9ヶ月間で、それをどうやるの かは分からないけど。 みんなで手紙を書き始めて、 (政府が)十分な数の手紙を受け取ったら、 風変わり な人だけが訴えているのではないと理解するかも知れな い。 これには、冷静な主唱者が必要だね。 Eric : Bruce (聴衆の中にいた Bruce Perence 氏に向かって)、 君が主唱者になるかい? Bruce : 俺は冷静な人なんかじゃないけど、 立ち上がってその ことについて語りあうのは結構なことだ。 でも、事務 的なことは他の人がやってくれよな。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Eric : 個人的に、僕は社会的福利についてあまり話しません。 なぜなら、社会の福利について語ってる人の話を聞くと、 リボルバー(輪胴式連発ピストル)をつかみたくなって しまうからです。 僕は、社会福利の話を聞くと、どう せその次には「金を出せ」と言われるんだ と思ってし まうのです。 僕は最も良い方法は間接的にやることだと思う。企業と 話し合い、フリーソフトウェアで人々を強くし、考え方 を広めること。こうするのが一番社会的福利になると思 う。 Richard : Bruceは、ビジネスと社会福利が矛盾すると言ったわけ ではない。 企業と協力できることは確かに良い機会で はあるが、 彼らと協力して何をしたいのかということ については、 注意深くならなくてはいけない。 ビジネ スが究極の目的ではないのだ。 我々は、何が本当に役 立つことであり何がそれほど役立たないことなのかを 認識する必要がある。 本当に貢献している IBM と、 その他のただ自らのプロプライエタリ(非自由)な売り 物を売り込み、 何にも貢献していない者の違いを見よ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Eric : では、具体的にまいりましょう。私達に、何ができるで しょうか。 Linus : 倫理観とか道徳観なんて、もう壊れちゃってる。 だか ら、人々に考え方を理解させ、それについて考えさせた ら、 その人達は急にそっちに改宗するんだ。 例えば、 去年起ったことを考えてみよう。 メディアでフリーソ フトウェアのことなんか全然取り上げられなかった。 なのにたったの1年後には、 オープンソースの概念は 「まったく未知なもの」から、 ジャーナリストが「ま あね、でもそんなの分かりきったことさ」というものへ と 変わってしまったんだ。 これは本当にナイスなこと なんだ。ケンカにならなくて良いからね。 つまり何が 言いたいのかって言うと、 より良い方法を見せてやれ ば、 人々はそのうち理解するってことさ。 Larry : ビジネスの世界でも、 私達の子孫である子供たちに何 かを与えるという考え方は 理解されていると思います。 しかし、私がまず最初に教育を考慮したのは、 第三世 界の諸国(発展途上国)のメタファー(例え)としてな のです。 潜在的に中国には 10億の Perl プログラマが いることになります。 彼らは今や変数を彼らの表意文 字で記述できるのです。 これは、私が中国を「征服」 するためしていることです。:-) 子供たちに寄与するこ とと第三世界諸国に寄与することが同じことだと、 ビ ジネスの世界の人達に示すことができるかどうかは分か りませんが、、、 ビジネス界なんて飛び越えて、 直接 第三世界に寄与してしまいましょうか。 Richard : それは、もう既に行われている。 彼らを手伝ってやれ。 古いコンピュータを第三世界に寄付するのだ。 Eric : とても現実的な提案ですね。 古いコンピュータは、リ サイクルに出す代りに第三世界の方々にあげてしまう。 その過程で Linux を入れてしまえ、と。:-) Richard : ( Linux をこっそり忍び込ませるなんていうことに対 しては) 同意できない。 私は、あなた方が出会うであ ろう人の中で同意できないことが最も多い人なのだ。 それだけで終るのではなく、 我々の必要を満たし、我々 の必要としている支援を得るためには、メディアで取り 上げられるように事を運ばなければなるまい。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 聴衆 : 私は以前マーケティングに従事していたのですが、 Linux に私の命を救われたことがあります。 だから、 ありがとうございました。 ところで、CompUSA 等の大きなショップに入っていって も、 Linux の存在感って、あまりありませんよね。 普 通の人は、 インストールしてくれるようなオタクの友 達がいなければ、Linux を手に入れることはないですね。 このことについて話し合う必要もあるかもしれません。 Windows のディスクに入っている情報を利用して、 Linux をエンドユーザにとってより使いやすいものにし てしまうことは できませんか? (※ http://www.mlb.co.jp/ はこの時点で既にありましたね。) Eric : Linux をエンドユーザにとってもっとフレンドリーなも のとするために、私達は次の 9ヶ月の間に何ができるで しょうか? Richard : 今日発表されたGNOME 1.0 がある。 これに寄与して欲 しい。 まだまだしなければいけないことがある。 コン ピュータはハッカーだけのものであってはいけない。 すべての人のものであるべきだ。 あなたが提案してい るのは、 Linuxを(インストールの簡単さという観点で) Windows と同様のものにするために、Linux で Windows 上のデータを読むようにするということかな? Larry : 私の awk からPerl へのトランスレータに似ている。 聴衆 : 成功する唯一の方法は、より良いものにするということ でしょう。 Eric : オーケー、では、どんなプランを立てましょうか。 Linus : そこまでする必要あるのかなあ? 聴衆 : 私の母親が Linux の方を好むようにするためには、 何をする必要があるでしょうか? 聴衆の反応 : だからあ、、、次の 9ヶ月の話に的を絞ろう! Linus : 人々がコンピュー タを恐れるというのは、 生活におけ る基本的な事実だからね。 最近はそうでも無くなって きているけど、 でもやはり誰でもインストールするの は好きじゃないんだ。 自分で自分の脳を手術してるよ うなものだからね。 普通の人々のためには、インストールしてあげるか、 プレインストールマシンをベンダから買うかのどちらか じゃないかな。 実際、それは現実になりつつあるんだ。 (この時点では、プレインストールマシンはまだ稀でし た。) オフィススィートが必要だね。それに、KDE か GNOME。 技術的なことは、心配しなくてもいいだろう。 しておく必要があることというのは、 マシンが、 買っ てきたばかりですぐに使えるような状態になっていると いうことだね。 Eric : プレインストールベンダを応援しよう。 Richard : ただし、 どのベンダーがフリーソフトウェアだけをイ ンストールしているのかを チェックして、そのベンダー を応援しようじゃないか。 Larry : 私達が次の9ヶ月で何か素晴らしいものを産み出そうと いうのなら、 セックスのようなことが起らなければな りません。 私達はセックスのようなことをしたいので あり、つまり、 どちらの人にとっても満足できるもの であり、 どちらの人にとっても楽しいものでなければ なりません。 言いくるめられたり、無理やりに、など ではいけないのです。 (プロプライエタリな方も、 オー プンソースな方も、 フリーソフトな方も、フリービー ルな方もみんな一緒になって) 異種交配をしようじゃ ありませんか。でも、言いくるめられたり、無理やりに ではいけません。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Eric : 次が最後の質問です。 聴衆 : 私が見ている限り、Richard の目標というのは良いソフ トウェアが欲しいということのようですが、、、 (注: Richardが、それは違うと言いましたが、 その聴衆の方 は、彼が言いたかったことを例を用いて補足しました。) あなたは、正しく機能していないソフトウェアについて 言及されましたね。 良いソフトウェアは、フリーソフ トウェアから生まれています。 Guido も Larry も、フ リーソフトウェアである良いソフトウェアを産み出しま した。 Linus も、良いフリーソフトウェアを産み出し ました。 しかし一部の人は、 自分の作った良いソフト ウェアをフリーソフトウェアにすることに 問題がある のです。 良いソフトウェアが作られることが最終的な目的なら、 フリーソフトウェアにするつもりの無い人達とも協力し て、 ソースはオープンにするという、 混種の解決法を 探りましょうよ。 自分が作ったソフトをフリーにしな い人達に、 考え方を寄与する(=ソフトをフリーにす る)ことは 彼らの損にはならないことを納得させましょ う。 Richard : 私は、不平を言うためにここにいるわけではない。 (Eric : Richardもいっぱい良いソフトウェアを作って きたんだよ。)しかし我々はここまでできるという実績 を示してきたのだから、 今さら自分達の目標を妥協し たり、 企業と協力するのに躍起になったりする必要は ないのだ。 彼らが提供してくれるというものは、我々 は享受しようじゃないか。 しかし、 彼らの支援を得る ために我々の活動を変えてしまう必要などないのだ。 目標に向かって最初の一歩を踏み出すのだ。 そして次 の一歩、それから次、その次、と踏み出していけば、実 際に目標に辿り着くはずだ。 だが、一歩進むべきとこ ろを半歩にしてしまうと、 次のもう一方を踏み出そう ということにはならず、 決して目標には到着しないだ ろう。 Eric : 今回の会場には、技術者以外の方も多くいらっしゃるの で、 このことを改めて言わせて下さい。 もしRichard Stallman 氏がいなかったら、 私達のうち誰一人として、 今日ここにこのようにいることはなかったでしょう。 (注:会場総立ちの拍手喝采。) 僕は今日 Richard をからかってあれこれ言ってしまっ たので、このことを言っておきたかったのです。 IBM が、32のプロセッサがあるスーパーコンピュータで オープンソースソフトウェアを走らせている、 という ことをあなたに伝えておくよう言われました。 感銘を 受けました。 Richard : オープンソースのブースは、後方にある。フットボール の試合と、それに、、、 [The end] --- (御意見、御感想、情報提供は、mailto:editor@ChangeLog.net まで。) >====================================================== > > > ■ ポール > > >====================================================== あなたのご意見をご投票、ご投稿下さい! ------- 今週のお題 --------- ・あなたは何派? ※ 今回おまけとして添付いたしました panel1.html、panel2.html、 panel3.html、また、補足的な説明等がある LWNコラム「自由の重要性」 http://www.ChangeLog.net/LeadingItems/Lea_19990314.html 等をご覧下さい。 ・フリーソフトウェア派 ・オープンソース派 ・フリービール派 ・プロプライエタリ派 ・その他、ご意見 ---------------------------- ※空(本文未記入)のメールを下記メールアドレスへと 送ってください。 (自動処理しますので、 何か具体的に本文にコメントを書かれる場合には、 mailto:editor@ChangeLog.net にも カーボンコピー(CC)して下さい。) ・フリーソフトウェア派 >> mailto:poll-0003-1@ChangeLog.net ・オープンソース派 >> mailto:poll-0003-2@ChangeLog.net ・フリービール派 >> mailto:poll-0003-3@ChangeLog.net ・プロプライエタリ派 >> mailto:poll-0003-4@ChangeLog.net ・その他 (ご意見、ご感想を具体的に。) >> mailto:editor@ChangeLog.net (結果は後日公開予定。) なお、先週のポール > 「Linux 当面の最重要課題は?」 > > ・OS 自体の性能、機能、安定性 > ・サポートの体制 > ・インストールの容易さ > ・アプリケーションの充実 > ・開発環境の充実 > ・書籍の充実 > ・宣伝、PR、社会的認知 > ・その他 > (ご意見、ご感想を具体的に。) の結果は、 ・アプリケーションの充実 13票 ・インストールの容易さ 10票 ・OS 自体の性能、機能、安定性 3票 ・サポートの体制 3票 ・開発環境の充実 2票 ・宣伝、PR、社会的認知 1票 ・書籍の充実 0票 ということでした。 (全体的に投票が少なかったのは「特に課題なし」という 項目を作らなかったせいでしょうか。;-) 「インストールの容易さ」という観点からは、 最近海外では「Linux Install Nightmare Story」 (Linux のインストールは散々だという記事)が流行っていますが、 一方で、 http://www.zdnet.co.jp/pcweek/news/9906/04/c-001.html (PCWEEK ONLINE JAPAN(ZDNet Japan))の記事では、 「おそらく Open Linux 2.2のインストールユーティリティ 「Lizard」は,Windowsも含めたこれまでのどのOSの インストールユーティリティよりも 優れているといっても過言ではないだろう。」 という評価もあります。 troll のページにある Lizard のスクリーンショットを見ると、 http://www.troll.no/announce/lizard.html 待ち時間に退屈しないようにゲームまで提供されているようです。 また、大手メーカー製のマシンを買ったときに付いてくるような そのマシン専用のインストールキットがない場合には、 Linux も Windows も同じくらいインストールは難しい、 という意見もあります。 ※ 日刊 ASCII Linux http://www.ascii.co.jp/linux/news/today/article/article169728-000.html にインストールの観点も含めた Turbo Linux 4.0 のレビュー記事が あります。 --- (御意見、御感想、情報提供は、mailto:editor@ChangeLog.net まで。) >====================================================== > > > ■ 読者の方から > > >====================================================== (1) -------------------------------------- (メディアの競争激化に関して) >> 日本の Linux ユーザが英語圏並に豊かなオンラインコンテンツに >> 恵まれる日も近いのかも知れません。 anonymous coward: (※ご本人指定のペンネームです。) その前にインフラが… あと今のディスプレイでは長文はやはり紙で読みたくなります。 (少なくとも社会人にとっては)数時間の充実した時間が快適に 過ごせるのならば高々1500円というコストは高くないです。 私は個人的にはオンラインコンテンツよりもやはり雑誌に期待し ています。(もちろんCHANGELOGさんには期待していま すが :)雑誌が三社で競い合ってより良いものを作ってくれる ことを期待しています。当面は三冊買うつもりです。だからPDF で無料で手に入るより値上げでも良いから質を高めて貰いたいです。 2000円でも良いので他の2冊を買わなくて良いくらい質が高い というように。 それにしても全文PDF無料公開してしまって大丈夫なのだろうか… ところでCHANGELOGさんはどう対抗なさるおつもりですか? ChangeLog: 乞うご期待!(ってまだ何にも考えてませんが ^^;) 実際には、無料コンテンツの場合は結局皆さん「ハシゴ」なさるようで、 ChangeLog と他の Linux 関連オンラインメディアとでは 元々対象読者の方向性が違うこともあり、 今の所はあまり影響はないようです。 (アクセス数や登録ユーザ数の伸びはあまり変化ありません。) 全文 PDF で無料公開というのは、 映画が TV で放映されるようなものでしょうから、 ビジネスとしては、たぶん十分に成り立つのでしょう。 それがさらに雑誌の方の充実に還元されると期待したいですね。 --- (御意見、御感想、情報提供は、mailto:editor@ChangeLog.net まで。) >====================================================== > > ■ ChangeLog からのお知らせ > >====================================================== お寄せいだだいたご意見の一部は、メール版で取り上げ させていただく場合がございます。その際、主旨を損な わない範囲内で編集させていただくことがございます。 デフォルトは記名投稿とさせていただいております。 (ただし、メールアドレスはデフォルトで削除させてい ただきます。) 匿名をご希望される方、あるいは、名前だけでなくメー ルアドレスの明記をご許可いただける方、あるいは、お 寄せいただいたご意見の非公開をご希望される方は、そ の旨をはっきりと明記された上でご意見、ご感想をお寄 せ下さるようお願い申し上げます。 --- (御意見、御感想、情報提供は、mailto:editor@ChangeLog.net まで。) >====================================================== > > ■ バックナンバー > >====================================================== http://www.ChangeLog.net/mail.html 前号 「Mindcraft 事件と Linux の今後」他 http://www.ChangeLog.net/log/1999/07/a/ 前々号 「オープンソース商標、登録されず」 http://www.ChangeLog.net/ChangeLog.0.1.19990622.2120mxw.html 前々々号 「Red Hat、100億円の資金調達を計画!!」 http://www.ChangeLog.net/ChangeLog.0.1.19990613.4230mxw.html 前々々々号 「ESR in 京都!」 http://www.ChangeLog.net/ChangeLog.0.1.19990606.2418mxw.html 前々々々々号 「Ken Thompson 事件特集」 http://www.ChangeLog.net/ChangeLog.0.1.19990601.2320mx --- (御意見、御感想、情報提供は、mailto:editor@ChangeLog.net まで。) ================================================================ Linux (R) is a registered trademark of Linus Torvalds. 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