|
(Liz のライブメモ。Eric Raymond にモデレートされた「土壇場」パネル)
|
※このディスカッションは、中編の続きです。
中編を先に読まれることをお勧めします。
|
(注:ここから最後までは講演をそのまま書き取ったかの様に書かれていますが、言葉通りでは「ありません」。私はそんなに速くタイプできません!パネリストが言ったことから少々偏向していることもきっとあるでしょう。欠落している部分もあるでしょう。どうしても言葉通りの情報が必要ならテープがあります。あと「聴衆」と書かれているのは聴衆の中でマイクを持っている誰かのことで、実際に話している人はほとんど毎回違う人です。)
聴衆 :
私は、無いものをどうやって手に入れるかということよりも、
既に持っているもので何をするかということの方が
重要だと思っています、、、
(注:この聴衆の方の意見が延々と続く。
Eric が、独り言は止めて結論を言ってもらえませんか、と言いました。
すると彼は、もうすぐ言いますから、と言いました。
そしてやっと終りにきてみると、
結局彼がパネルの方々に聞きたかったのは「そう思いませんか?」でした。
他の聴衆がぶーぶー不平を言いました。
話のスレッドを追うのが難しくてできませんでしたが、
結局パネルは、
企業と協力するのかどうかという論点に戻ってきました。)
Larry : 私はポストモダニストです。
みなさんに同意します。
Linus : 僕は、みんなが各々敵対して
主張していることすべてに反対するね。
IBM も金儲けをしている。僕も金儲けをしている。
あなたがプロプライエタリ(非フリー)かどうかを議論するなんて、
時間の無駄だ。
そんなのは個人的な問題じゃないか。
Richard : それは違うだろう。
プロプライエタリなソフトウェアは、政府の励行に基づいているのだ。
聴衆 : ソフトウェア特許のために、
私達はある領域から締め出されようとしているのです。
今後20年間、特定の領域から締め出されてしまうのです。
これについて、どうするべきでしょうか。
私はこのトレードショーを気に入っていますが、
フリーソフトウェアの力というのは、
メキシコの子供達の例のように、
人々を助ける力であり、
アメリカ政府株式会社が儲るのを助けるためではありません。
単に企業を助けるというよりも、むしろ、人々を助けるために、
このようなトレードショーにおいて私達には何ができるでしょうか。
Richard :
我々に必要なことは、特許法を変えることだ。
3年前、手術中の医師は特許権侵害による制約を受けない、
という法律が議会を通過した。
コンピュータソフトウェアを取り扱っている場合も、
特許権侵害にされないように法律を変えようじゃないか。
このような問題に対する意識を維持し続ければ、
何百万人もの人の同意を得ることができ、
法を変えるように議員を動かすこともできるだろう。
Eric :
それを実現するために商業ベンダと協調するという提案ですか?
Richard : それも一つの手だ。もう一つ、、、
(注:すみません、遅れをとって、書き取れませんでした。
確か、前にも一度述べられたような、フリーソフトウェアの問題に注意を向け、
人々を変え、、というような内容でした。)
Linus :
僕も今の特許の状態については、本当に問題だと思う。
法を変えるために、何かがなされるべきだと思う。
特許を与えないようにするか行使不可能にするかして、
ソフトウェア特許自体があまり意味をなさなくなるようにするとか。
これからの9ヶ月間で、それをどうやるのかは分からないけど。
みんなで手紙を書き始めて、(政府が)十分な数の手紙を受け取ったら、
風変わりな人だけが訴えているのではないと理解するかも知れない。
これには、冷静な主唱者が必要だね。
Eric :
Bruce (聴衆の中にいた Bruce Perence 氏に向かって)、君が主唱者になるかい?
Bruce :
俺は冷静な人なんかじゃないけど、
立ち上がってそのことについて語りあうのは結構なことだ。
でも、事務的なことは他の人がやってくれよな。
Eric :
個人的に、僕は社会的福利についてあまり話しません。
なぜなら、社会の福利について語ってる人の話を聞くと、
リボルバー(輪胴式連発ピストル)をつかみたくなってしまうからです。
僕は、社会福利の話を聞くと、どうせその次には「金を出せ」と言われるんだ
と思ってしまうのです。
僕は最も良い方法は間接的にやることだと思う。
企業と話し合い、フリーソフトウェアで人々を強くし、考え方を広めること。
こうするのが一番社会的福利になると思う。
Richard :
Bruceは、ビジネスと社会福利が矛盾すると言ったわけではない。
企業と協力できることは確かに良い機会ではあるが、
彼らと協力して何をしたいのかということについては、
注意深くならなくてはいけない。
ビジネスが究極の目的ではないのだ。
我々は、
何が本当に役立つことであり何がそれほど役立たないことなのかを
認識する必要がある。
本当に貢献している IBM と、
その他のただ自らのプロプライエタリ(非自由)な売り物を売り込み、
何にも貢献していない者の違いを見よ。
|