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ニュース [1999/8/19〜25]
Jonathan Corbet, Executive Editor
Elizabeth O. Coolbaugh, Managing Editor |
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Linux-Mandrake 絶好調!Linux-Mandrake が絶好調です。※ Mandrake(英語)は、 フランスで急成長して米国への進出 を果たした Red Hat 100% (※ 以前は99.9%のように書いてあったのです が、今は100%と書いてあります。)コンパチブルなディストリビューションです。 (ロゴの帽子の色は「青」。) 同様の道を歩むこと ("Better Red Hat" なオリジナルブランドディストリビューション)になった LASER5(ロゴの色はカラフル。日本語)の将来 を占う上で参考になるかも知れません。 Linux-Mandrake の最初のバージョン (5.1) の アナウンス (英語)は、 今からたった 1年ちょっと前の、1998年7月23日に出されました。 最初のそれは、 単に KDE デスクトップが統合された Red Hat 5.1 の改訂版 でした。 けれども人々はその結果を気に入り、 Linux-Mandrake は、かなりのユーザーベースを魅了し始めました。
明らかに、Linux-Mandrake はどこかへ向けて進もうとしています。 彼らは今では、 20人の社員、多数の国にあるオフィス、 そしてオープンソース開発プロジェクトに資金提供をする能力、 を持っているのです。 1年前でさえ、 ディストリビューション市場は、すでに混雑の模様を呈していました。 Mandrake のような新参者が、このような成功を納めることができたのは、 一体どうしてでしょうか? Mandrake は、 オープンソースソフトウェアビジネスに参加することの 利益と落とし穴の、両方の良い例となっています。 MandrakeSoft は、 完全なディストリビューション(Red Hat 5.1)から スタートすることができました。 そして、いくつかの比較的小さな追加を加えた、 新しい、市場向きの(売れる)製品を作ることができたのです。 古いジョークがあります。 科学の分野の多くは、偉大な前人の肩(業績)の上に立つことで 進化してきたのに対し、 コンピュータ科学者は、お互いの足を踏み付け合っているのだ、 というものです。 ところが、フリーソフトウェアのおかげで MandrakeSoft は、Red Hat の肩の上に立つことができました。 これは Red Hat に対しフェアなことだったのでしょうか? Red Hat はこのような形で肩を貸し出したかったのではなかったかもしれませんよね? けれども、ある意味では、どちらでも良いのでしょう。 これは、Red Hat が選んだゲームのルールなのです。 また、この点についても思い出してください。 Red Hat はいつだって、 MandrakeSoft が加えた追加を 自分達のディストリビューションに折り返すことができるのです。 ですから、もし彼らがこのリソースの利点を使わなかったのなら、 Linux-Mandrake が彼らからいくらか売上を奪い始めた時に、 不平を言うことは、確かにできないのです。 (そして実際、Red Hat が不平を言っていたとしても、 私達には、確かに聞こえてきませんでした。) MandrakeSoft の本当の利点は、 使いやすさとデスクトップツールの統合を 強く強調しているところにあるようです。 人々が「使いたい」ディストリビューションを作ることにより、 彼らは自分達自身の市場を作り上げたのです。 Linux-Mandrake は、本当の価値を付加したからこそ、 成功したのです。 Linux-Mandrake は今、 Red Hat のコードベースを直接利用することから遠ざかろうとしています。 彼らには、自分達のやり方で開発を行うための十分な開発資源があるのです。 ただし彼らは、 Red Hat 互換を維持するつもりです。 Red Hat 用の RPM は、いつでも Mandrake 上にもインストール可能になります。 これは、スマートな方針です。 これにより、Red Hat のシステムのために貢献された大量のソフトウェアが Mandrake でも利用可能になることが保証されるからです。 詳細、その他 MandrakeSoft の将来計画や名前の由来等については、 MandrakeSoft の創設者、Gael Duval 氏との LWN インタビュー (英語。日本語) をご覧下さい。 |
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Linux の 2000年問題に不安少々Key Labs 社(Caldera のテスト)と The Software Laboratory 社(Red Hat のテスト)による 独立した分析によると、 Caldera OpenLinux 2.2 と 2.3、Red Hat 5.2 と 6.0 は、 2000年に対応しているとのことです。両方のテストでは、 次世紀になっても適切に動作することを保証するために、 多様なコマンドが検査されました。 いくつかの小さなバグが発見されましたが、 2000年問題そのものとはあまり関係がないものでした。 OpenLinux と Red Hat の双方には、 2000年問題(Y2K)に関し健康だという健康証明書が与えられたことになります。 けれども、これらの調査の方法論には、 明らかに欠陥が見られます。 (完全な報告は、 KeyLabs の Caldera のページ (英語) と、 Red Hat の Y2K ページ (英語) にあります。) 完全なコードの調査は行われませんでした。 また、ことによると時間に敏感かもしれない、システムの他の部分 (PAM モジュール、PostgreSQL、sendmail 等) のテストもされていませんでした。 (この点については、Caldera の調査の方が Red Hat のものよりも かなり包括的でした。) アプリケーションのテストは行われましたが、 カーネルにはあまり注意が払われていませんでした。 これらは Linux が 2000年に向けて 準備万端であることを示す完全な調査とは、 とても言えません。 それでも、以前よりは一歩前進したとは言えるでしょう。 Linux コミュニティ全体としては、 あまり 2000年問題に関心が持たれていません。 Y2K は、他のシステムの問題だとされています。 そして、これは大部分において正しいのです。 内部 Unix 時間フォーマットには、Y2K 問題はありません。 (ただし、2038 は別の話だとして。) けれども、だからといって、 ライブラリやアプリケーションが、それぞれの問題を 持ち込んでいないとは言えません。 どこかに、少なくとも 1つは、 潜んでいるに違いないでしょう。 ですから、 今年末を過ぎても、 物事が正常に行くはずだという保証を得るための 真剣な試みが行われている、というのは嬉しいことです。 Linux のように良いシステムであっても、 Y2K 問題が絶対的に無い、というのは、 単純には仮定できません。 ( SuSE の Y2K のページ (英語)、 Debian の Y2K のページ (英語)、 GNU ソフトウェアの Y2K のページ (英語) もご覧下さい。 Linux-Mandrake と TurboLinux の Y2K のページは見つかりませんでした。 ただし MandrakeSoft は、Y2K の調査が現在進行中であると LWN に 話してくれました。 Slackware は、 FAQ のページ (英語) で、 「Linux が y2k に十分対応しているという保証をする責任は、 エンドユーザのものとします。」と簡単に記しています。 |
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LDP を単純なままに!LDP(Linux Documentation Project)の将来にむけての提案。※ LDP プロジェクト(英語)は、 日本の JF プロジェクト (日本語)の ように Linux 関連ドキュメントの整備を目的としたプロジェクトです。LDP (英語) の設立者の一人である Matt Welsh 氏は、 このプロジェクトが向かうべき方向についての彼の考えを 送って (英語) 下さいました。 「LDP が本題から離れずに正しくいるために必要である唯一のことは、 過去5年間にわたり保ってきた、 LDP の本質的な構造を維持することだけだと 私は考えています。 物事を複雑にするのは、 新しいライターの参加の敷居を高くするだけです。 それによってプロジェクトは結果的に死んでしまうでしょう。一読の価値があります。 ※この文書では、Matt Welsh 氏が LDP の創始者の一人として、 LDP がどのように勧められていくべきかについての 最近の議論に対し、 一言で言うと「ミニマリズム的なアプローチ」の 提案をしています。 |
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Linux がバラバラに?Linux がバラバラに? Eric Raymond 氏(OSI 代表)によると、 「そんな心配御無用」 (英語) とのことです。※ このメッセージは実際には、そういう(ディストリビューションの乱立によってかつての Unix がそうであったように Linux がバラバラに分裂して厄介なことになってしまうのではないかという)最近流行りのマスコミの論調によって、一般の人がそのようなことを本気で信じ込んでしまい Linux (とオープンソース)の普及の足枷になることを「心配」して書かれたのではないかと思われます。 「そうではなくて、 (Linux は)喜んで競争相手を吸収しているんだ。 |
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