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セキュリティ [1999/8/5〜25]
Section Editor: Liz Coolbaugh
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| 1999年8月5日〜25日 のセキュリティ関連情報をお伝え致します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| まずは、セキュリティ関連のニュースからお伝えします。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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インターネットは傷だらけでボロボロ --- インターネット監査プロジェクトの報告インターネット全体のセキュリティ検査が行われました。 「インターネット監査プロジェクト」は、 既知の弱点を放置しているシステムがどのくらい見付かるか、 インターネットの全域に渡ってスキャンを行うために 一年程前に設立されました。 彼らの報告 (英語) は、長文ですが、しかしなかなか楽しませてくれる読み物となっています。 報告では、彼らがいかにして 3,600 万台ものホストをスキャンしつつ、 プロジェクトを生きながらえさせることが出来たのかが述べられています。結果はどうだったのでしょうか? 以下に、報告の最後に出ている一覧表を付けておきます。
報告は「インターネット全体として問題を抱えている」と指摘しています。 インターネット全体が傷だらけで病気にかかっているのです。 個々のホストとネットワークの修正自体は良いことですが、 インターネットが全体として病んだ状態に留まる限り、問題はなくなりません。 それどころか多くの問題があり続けるでしょう。 このインターネット監査プロジェクトの報告では、 興味深いアドバイスがなされています。 「国際デジタル防衛網 (International Digital Defense Network)」を作る事です。 この防衛網の目的は、 定期的なスキャンを行って、問題のあるシステムを早期に発見し修正する事です。 これは、Seti@home のような、 ネットワーク全体での分散処理を行う試みをお手本にしたものです。 十分な数のシステムの協力が得られれば、 個々のシステムの本来の業務にはさしたる影響を与えずに、 かなりの規模で監視が可能でしょう。 また、報告にはかなりの数の「武勇伝」も載っています。 彼らのシステムのうちの一つが高度な手口で攻撃を受けた というドキッとさせられる記述もあります。 ( 報告のページ (英語) を「Third week」というキーワードで検索してください。 セキュリティレベルが非常に高かった日本のサーバも クラックされたようです。) 私達の多くは、ただスクリプトを走らせて遊んでいるだけのいたずらっ子 は目にしますが、それとは違う方々もいるという事です。 中でも特筆すべきは、 そのアタックからローダブルカーネルモジュールが攻撃の手段として 実際に悪用されているという事が分かるということです。 プロジェクトの方々がスキャンに使ったシステムは、 ダウンロードすることができます。 まさに一読の価値のある報告です。 |
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Windows 2000 β vs LinuxPPC※初めての方は、 ここぞとばかりに「広報活動」に励んだ Eric S. Raymond 氏(OSI 代表)のメッセージ (「君は次にクラックされるつもりなのかい?」日本語) もご覧下さい。(ChangeLog で以前ご紹介しました。)Microsoft がセキュリティチャレンジを行いました。 彼らは Windows 2000 が走るシステムをインターネット上に置き、 これをダウンさせようと試みるように呼びかけましたが、 あべこべに彼らにはバツの悪い事態となりました。 このシステムは初日に何度もダウンし、 この問題についての Microsoft の言い訳は多分に疑わしいものでした。 ※ 二日目以降もこのシステムは数分おきに頻繁にダウンし、 攻撃はおろか、アクセスする事自体が困難な状態でした。そうこうしているうちに、LinuxPPC の方々は 彼ら自身のセキュリティチャレンジ(英語。日本語) で対抗しました。 LinuxPPC を陥落させた人にはそのマシンをプレゼントするという賞品付きです。 この文書を書いている時点で、まだ賞品をもらった人はいません。 これは Linux のセキュリティの高さの証明でしょう。
もっとも、このマシンが PowerPC プロセッサで動いている事は有利に働いています。
もっともありふれたバッファオーバランによる攻撃は困難となります。
それらの攻撃手法が Intel 系のシステム向けに開発されているためです。
※ 既にこのセキュリティチャレンジは終了しています。 (やや残念なことに)負荷をあげるようなサービス不能型攻撃の一種を 受けて、一度だけ(クラックでなく)クラッシュさせられましたが、 LinuxPPC に侵入できた人は誰もいませんでした。 なお、その後ルールを変えた形で このセキュリティチャレンジは再び続けられることになりました。 オンラインのマシンに直接侵入するのではなく、 侵入(抜け道)の方法を示すことができれば マシンがプレゼントされることになりました。 |
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法案提出者さえも距離を置きたい暗号規制デジタル時代における 法の執行とプライバシー問題との間の衝突が高まる中、 CESA(サイバースペース電子セキュリティ法案:Cyberspace Electronic Security Act) と俗称される米国司法省の議案 (英語) により、 合法的に差し押えた情報の法執行機関(警察)による暗号解読を 承認する範囲が広げられようとしています。「健全で効力のある社会政策では、 合法的な目的のための暗号の開発と使用が支持される一方で、 暗号が犯罪に使用される場合には、 法執行機関(警察)による平文へのアクセス も許可されなければなりません。」しかしながら ZDNN (英語) にも報告されているように、 この法案に、「秘密監視」が規定されていることが懸念されています。 例えば、 警察官が誰かの家に侵入し、 承諾を得ることなく、その人のコンピュータの暗号化機能を解除 することが認められているのです。 これは、 現在では珍しくなった電話線の盗聴許可の行使を増やすことにもなります。 CNN (英語) と TechWeb (英語) もまた、プライバシー保護団体からの憂慮について概説したうえで、 法案にコメントしています。 しかしながら、 ここで元の法案が慎重に述べている事を指摘しておくのは、興味深いでしょう。 「この法案は、米国内で合法的な目的での暗号利用が 非合法化してしまうことを意図するものではない。 このことは、暗号化アルゴリズムや、 鍵長、実装技術、使用される媒体によらない。このくだりは、今や暗号化に関する問題が、 法案を提出した者にとっても距離を置きたい (さもないと支持者を見付けるのが難しくなる) 程に微妙である事を示しています。 おそらく司法省は、 もはや暗号の使用をコントロール出来る事を期待していないのでしょう。 |
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| 次に、1999年8月5日〜25日 のセキュリティレポートをお伝え致します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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2年近く放置され続けたセキュリティ問題Jachen Bauer 氏が引金となった Bugtraq での議論において、 再び XDM のセキュリティの無さが問題になっています。※ Bugtraq - セキュリティ関連メーリングリストの一つ。 ソフトウェアのセキュリティーホールに関する情報がいち早く報告される事で有名。彼は XDM のセキュリティ問題が Eric Augustus 氏の 最初のレポート (英語) によって既に 1997 年 11 月には判明していた事を 指摘しました (英語)。 それにもかかわらず、最新の Digital Unix, SuSE Linux, RedHat Linux (そして多分他のディストリビューションでも) で、未だに設定ファイル Xaccess がデフォルトの、セキュリティ上危険な状態で出荷されています。 ※ Xaccess - xdm に接続出来るホストを設定するファイル。 X11R6 や XFree86 のデフォルトでは、 任意のホストがネットワーク経由で xdm に接続出来るようになっています。
gdm (英語)
又は
xdm (英語)
のセキュリティを高めるための勧告が出されました。
※ gdm (Gnome Display Manager) - Gnome デスクトップ環境において、 xdm と同じ役目をするデーモンです。 TCP Wrapper によるアクセス制御や PAM のサポートを特徴としています。 RedHat Linux 6.0 はデフォルトで xdm ではなく gdm を使っています。しかしながら、一般論としては xdm や gdm を使っているユーザは、 ファイアウォールで UDP 177 番ポートを塞ぐ事が勧められています。 ※ UDP 177 番ポート - xdm や gdm が使用するプロトコル XDMCP が使用するポート番号。XDMCP は TCP と UDP 両方のポートで使用できますが、 特に UDP を塞ぐよう推奨されているのは、 UDP では TCP Wrapper 等が利用が出来ず、セキュリティ強化が困難なためと思われます。各ディストリビューションがこの問題に注目して、 各々のディストリビューションのセキュリティを高める手立てを講じてくれれば良いのですが、、、 ※ その後、Caldera が勧告を出しました。(したがって、次のバージョンではデフォルトでこの件が反映されるでしょう。)その他のディストリビューションも続くことが期待されます。 |
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Gnumeric の新たな問題Gnumeric (※ Gnome プロジェクトによる表計算ソフト)の新たな問題が Miguel de Icaza 氏(※ Gnome 開発者)によって報告されています。Guile (※Scheme 言語の一つ)プラグインを悪用して任意のコマンドを実行出来てしまう問題があるようです。 このことは表計算ソフトのデータに 危険なコードを埋め込む事が可能である事を意味しています。 いまのところ Gnumeric のデータはそう沢山は出回っていません。 これを使って不正なソフトウェアをつくる開発者はそんなにはいないでしょう。 しかし、Gnumeric を使っている人はこの 投稿(英語) を見て、アップグレードすると良いでしょう。 |
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βバージョンの EFNet IRC デーモンに深刻な問題EFNet のβ版 IRC デーモン の中に、 セキュリティ問題を含むものがあり、 サーバへの root アクセスを許してしまいます。※ IRC (Internet Relay Chat) - インターネット上で複数のユーザが リアルタイムで文字での対話を行えるサービス。 同種のサービスには ICQ や、AOL の IM がある。幸い、このソフトウェアを走らせているサイトはほとんど無いようです。 もし、このソフトウェアをお持ちなら、 この勧告(英語) を御覧になったうえで、新しいバージョンにアップグレードしてください。 |
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Telnet デーモンに DoS 攻撃の危険性Telnet デーモンはバグを抱えています。 問題はクライアント側のターミナル・タイプを確認しようとする処理にあります。※ Telnet - ネットワーク経由でマシンにログインするサービス (リモートログイン) を提供するプログラム、及び、そのためのプロトコル。この確認は、全ての認証処理に先だって行われます。 周到に細工されたターミナル・タイプを送る事で、 遠隔地の攻撃者が Telnet デーモンに サーバ上の任意のファイルをオープンさせる事が可能となり、 これは DOS 攻撃となります。 ※ DOS 攻撃 (Denial Of Service Attacks) - サーバをダウンさせたり、 乗っ取ったりする事は意図せず、ただ特定のサービスを提供出来ないように 妨害するタイプの攻撃。今のところ、対策済のデーモンを提供しているディストリビューションはありません。 Kevin Vajk 氏による ソースへのパッチ (英語)が入手出来ます。 ※8/20 日以降、RedHat 等から 対策済の Telnet デーモン (英語) が提供されています。 |
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Windowmaker のバッファオーバラン複数のバッファオーバランが Windowmaker に 見付かっています (英語)。※ Windowmaker - Next ライクなウィンドウマネージャー。これによる侵入は報告されていません。 Stan Bubrouski 氏からの 最初の報告 (英語) に、問題の概要があります。 |
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多数のセキュリティホールが見付かるMichal Zalewski 氏から Bugtraq に多数のセキュリティ上の弱点が報告されました。 これがその 投稿(英語)です。 それらのうち二つは、新たな弱点として Bugtraq 弱点データベース (英語) に登録されました。
最初の弱点は pt_chown の問題を突いたものです。これは setuid プログラムで、
他の setuid されていないプログラムのうち、devpts をサポートしていないものを
補助するためのものです。
※ pt_chown - glibc2 で追加された補助プログラム。 今まで、仮想端末を使用するプログラム (xterm 等) は root に setuid されている必要がありましたが、 pt_chown はこれらのプログラムに代わって、 仮想端末をアクセス出来るように再設定しますので、 個々のプログラムを setuid する必要が無くなり、セキュリティの向上に寄与します。端末の乗っ取りや root 権限の搾取が引き起こされる可能性があります。 pt_chown へのパッチが手に入るようになるまでは、 /usr/libexec/pt_chown のパーミッションを変更するという 対策 (英語) を推奨します。 ※ パーミッション - ファイルやディレクトリ, コマンド等に対しての 読み書きやコマンドの実行が可能かどうかの設定。RedHat 6.0 はこの弱点を持っています。
Michal は
wu-ftpd の新しい弱点 (英語) も報告しています。
※ wu-ftpd - 米国 Washington 大学で開発された FTP デーモン。 細かいアクセス制御が可能です。 主要な Linux ディストリビューションでは標準でインストールされます。 |
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QMS 2060 プリンターQMS 2060 プリンターは、 その root アカウントに対してパスワード無しのアクセスを許してしまいます。 これは DoS 攻撃に使用したり、記録を残さずにプリンターを不正に使用する事が出来ます。 詳しくは Bugtraq 弱点データベースの項目 (英語) をご覧下さい。 |
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| 次に、1999年8月5日〜25日 のセキュリティアップデートをお伝え致します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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cfingerd の新バージョン新しいバージョンの cfingerd - 細かい設定が可能な finger デーモン - が アナウンス(英語) されました。
これを使えば finger コマンドで得られる情報を幅広くコントロールできます。
また、いくつかのセキュリティ関連の修正を含んでいます。
※ finger はシステムのユーザについての情報を得るコマンドです。 適切に設定されていない finger サービスは、 ユーザに関する詳細な情報をネットワークから取得する事を許してしまい、 セキュリティ上の弱点となります。 |
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FCheck v2.07.37 がリリースされましたFCheck のバージョン 2.07.37 がリリースされました。 FCheck はシステムの一貫性のチェックと侵入者の検知を行うシステムです。 Perl で書かれており、様々なシステムで利用出来ます。詳しくはこの アナウンス(英語) をご覧下さい。 |
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Debian のアップデートDebian のアップデートです。 Debian は二つのセキュリティについての勧告、 cfingerd パッケージ (英語)、と isdnutils パッケージ (英語)を公開しました。また、Debian はその後、Caldera と同様、termcap ライブラリの問題について 勧告 (英語) を出しています。 端末インタフェースとして termcap を使用していない(terminfo を使用)ため Debian には全く影響がありません。 しかし、もし独自に termcap を使用するプログラムをコンパイルしていた場合は、 termcap ライブラリを、新しい termcap-compat パッケージで置き換えたほうが良いでしょう。 さらにその後、Debian から四つの勧告が出されました。 rsync (英語) の潜在的な問題、 smtp-refuser (英語) の /tmp ファイルの扱いに関する問題、 trn (英語) そして man2html (英語) の問題です。 これらの四つの問題に対してアップデートが推奨されています。
Debian はまた、なぜ彼らがそれを修正出来ないのかに関する
コメント (英語)
(ライセンス的にフリーでなく修正を配布することが許されてないから)を出して、
seyon のセキュリティ問題に注意するように言っています。
※ seyon - X window system で使用出来るパソコン通信ソフト。 kterm との組合せで日本語を扱う事が可能なため、国内にもユーザは多いと思われます。彼らは seyon のユーザは minicom に移行するよう勧めています。 ※ minicom - コンソール上で使用するパソコン通信ソフト。 日本語を扱えるようにするパッチが存在します。 |
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Red Hat のアップデートRed Hat はセキュリティ問題に関する二つの警告を公開しました。 一つは (特に 6.0 よりも古いシステムで深刻な問題となる) バッファオーバランを修正する libtermcap パッチ (英語) です。
※バッファオーバラン --- デーモンやコマンド等が想定していない長い行を読み込ませる事で、 デーモンやコマンド内のメモリの破壊(上書き)を行い、 不正な動作を行わせる事が出来てしまうバグ。もう一つは、 pump (Red Hat の DHCP クライアント) の修正(英語)です。 DHCP を使っている方は必ず適用してください。 ※DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) - IP アドレスを自動的に 設定するためのプロトコル。またその後、Red Hat は Linux セキュリティ監査チームによって報告された in.telnetd (英語)の問題についての勧告を出しています。 更新パッケージ telnet-0.10-29 が提供されています。 この問題に関するより詳しい情報は、 先週の「セキュリティ」 (英語。ChangeLog では今週。) の記事にあります。 さらにその後、二つの勧告が 8 月 25 日に出されました。 そのうち一つは、 wu-ftpd の記事 (英語) で取り上げた問題です。さらに 一般ユーザが root 権限を搾取出来てしまう crond (英語) のバッファオーバラン問題についても指摘しています。 勧告に載ったパッケージはアップデートする事をお勧めします。 |
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Caldera アップデートCaldera 社は 8 月 18 日に二つの、 そして 8 月 23 日にさらにもう二つのセキュリティ勧告を出しました。 最初の問題は isdn4k ユーティリティパッケージに含まれる xmonisdn (英語) に関するものです。※ isdn4k - Linux で内蔵 ISDN カードを使用するためのユーティリティです。これは設定に依存する問題で、もしデフォルト設定で使用するなら問題は生じません。
二番目の勧告は
Linux セキュリティ監査チーム (Linux Security Audit Team) が発見した
termcap ライブラリ(英語)のバッファオーバランです。
※ termcap - UNIX において様々な端末を利用出来るようにするための データベースと、そのデータベースを使って端末を制御するライブラリ。 元来は BSD UNIX で使用されていました。 これに対して SYSV UNIX では terminfo が使用されます。ほとんどの Linux ディストリビューションでは termcap と terminfo の両方が提供されます。勧告は Caldera OpenLinux 2.2 にはこのバッファオーバラン問題は存在しない事を 示しています。OpenLinux ユーザに影響はありません。 8 月 23 日の勧告は上の記事でも取り上げた XDM 問題 (英語) に触れ、設定ファイル Xaccess を修正する事をすすめています。 さらに、新しい netkit-telnet と ncurses (英語)パッケージでは、私達が 先週の「セキュリティ」 (英語。ChangeLog では今週)で取り上げた in.telnetd の問題が修正されています。 |
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Mandrake アップデートMandrake も xmonisdn の問題に関して isdnutils パッケージのアップデートを出しています。 詳しくは彼らの アップデートのページ (英語) の一番下のあたりを参照してください。 |
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SuSE アップデート1999 年 6 月 30 日以降、SuSE のセキュリティアップデートは挙げられていません。※ その後、ちょっとおかしなことになっていることが分かりました。 次回にまたお伝えします。 |
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| 最後に、1999年8月5日〜25日 のセキュリティ関連のリソースをお伝え致します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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libnet C ライブラリのメーリングリスト開設libnet C ライブラリのためのメーリングリストが アナウンス (英語) されました。「libnet はネットワークパケットを操作する際に役立つ API です。 これは、低レベルのネットワークパケットを操作するプログラムの移植性を高めるための枠組です。 libnet を ilbpcap と共に使用する事で、本当に優れた機能を提供する事が出来ます。」 ※ libpcap - Ethernet のパケットを直接操作するためのライブラリ。 一般にこのような操作を行うインタフェースは、 UNIX 系 OS の間でも統一されておらず、 libpcap はこれらの違いを吸収してくれます。 |
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Kurt の引き出し「Kurt の引き出し」は SecurityPortal の新しいコラムです。 最初の記事(英語)は Linux と暗号化を扱っています。「もし攻撃者が、あなたがバックアップを取ったテープにアクセス出来るとしたら、 又はサーバに物理的なアクセスが出来たら、 あなたのデータは突然、全く安全でない状態に置かれます。 別の例で言うと、スニッファソフトウェアをインストールしたノートパソコンを、 攻撃者があなたの内部ネットワークに接続したら、 ファイルサーバのセキュリティを強化するためにあなたが費したお金は無駄になります。 |
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クラックされたらどうしたらいいの?ComputerWorld に、 「もしクラックされたらすべき事(What to do if you've been hacked)」 (英語) という記事があります。 災難にあった時に最初にすべき事についての、 いくつかのアドバイスが簡潔にまとめられています。 技術者よりも、むしろ管理職をターゲットに書かれているようですが、、、 |
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関連 URL
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