|
aka LWN JAPAN |
|
|
ChangeLog |
ビジネス [1999/10/07〜13]
Section Editor: Jon Corbet
|
ChangeLog |
||||||||
|
|
||||||||||
VA Linux 株式公開申請の詳細VA Linux SYstems 社が、IPO(株式公開)をとうとう申請しました。※ 関連記事同社は、この公開から $70,000,000(約 74 億円)を調達することを 見込んでおり、これは Credit Suisse First Boston 投資銀行等により 株式の発行が引き受けられています。
詳細に興味があり、かつ、おしなべて自虐的な方は、
VA の S-1 申請書(英語)をコツコツ読んでみて下さい。
ただし、軽い読物ではないと警告しておきます。:-)
そうでない方向けに、いくつかハイライトです、、、
前会計年度に、 VA Linux は、$17,700,000(約 19億円)の収入に対し、 $14,500,000(約 15億円)の損失がありました。 この損失の大部分は、昨年の同社の積極的な事業拡張の試みに起因するものです。 そしてこの拡張は、実際かなりのものでした。 VA の設立は 1995年ですが、1998年の7月時点で、社員はたった 15人でした。 ところが、1999年7月時点での社員数は、153人になっています。 これらの社員の方々は、何をなさっているのでしょうか? 同社は、調査・開発に 29人、 販売・マーケティングに 66人、 顧客・プロフェッショナルサービスに 10人、 経営・財務・運営に 48人をあてがっています。 開発スタッフに関して VA は、 しばらく積極的に、Linux 関連の高姿勢で有名な方々を雇ってきました。 S-1 申請書に挙げられている名前は、 Ted T'so氏、 San Mehat氏、 Leonard Zubkoff氏、 Walt Drummond氏、 H.J. Lu氏、 Mark Vojkovich氏、 Brad Grantham氏、 Geoff "Mandrake" Harrison氏、 Carsten Haitzler (aka "Rasterman")氏、 Michael Jennings氏、 Chip Salzenberg氏、 Sean Perry氏、 Joey Hess氏、 Jon "maddog" Hall 氏です。 上記の方々が関わっているプロジェクトには、 カーネル開発、XFree86、Enlightenment、クラスタ管理、Perl、Debian などなどがあります。 VA のビジネスの 85%は、サーバ関連のビジネスです。 全般的に同社の戦略には、このことを反映したものです。 つまり、家庭ユーザというよりも、非常にビジネス指向のものです。 同社のビジネス顧客のリストは、印象的なものです。 Akamai Technologies社、 Argonne National Lab社、 Cisco Systems社、 CNET社、 EMC社、 eToys社、 France Telecom社、 GTE社、 Linuxcare社、 Lucent社、 MIT、 Rhone-Poulenc Rorer社、 Sandia National Laboratories社、 Tucows.com社、 24/7 Media 社などが含まれています。 1999会計年度において、$50K (約 530万円)以上の取引があった顧客の数は、50以上に上ります。 VA のビジネスプランは、ハードウェア販売とそのハードウェアの使用に関連したサービス に強く結び付けられているものになっています。 同社は、そのウェブサイトの 2通りの重要性を強調しています。
(2) Linux.com(英語) やthemes.org(英語)のようなサイトは、 同社のブランド構築戦略の重要な一部になっていること。 同社は、ブランド構築を重要視しています。 競争相手として、 Dell社、 Gateway社、 HP社、 Sun社、 Compaq社、などを 挙げています。 これらのビッグネームと比較すると「ブランド力が十分でない」という 感じがします。 そこで、同社は良く知られたブランドを構築するために、 激しくプロモーションを行い続ける計画をしています。 リスク要素については、一般的なものが挙がっています。 そのうち一つには、現在の Linux システムの不備が挙げられています。 現在の Linux OS には一部の機能が欠けているので、 そのソフトウェア能力を要求するような市場には私達のシステムを販売することは できません。 例えば、Linux は一部のデータベースアプリケーションをサポートできていません。 このことにより、その種類のデータベースアプリケーションを必要とするところには、 私達の製品を販売することができません。 もし、これらについての Linux OS を機能的に拡張する試みがタイミング良く成功しない場合、 私達のビジネスの成長の維持能力は、妨げられるでしょう。他のリスク要素には、 「予測不可能な将来」のために損失が出ることをが予測されています。 つまり、Linux が分裂してしまうことによるリスクや、 GPL を実施する際に起こる可能性がある問題、 また、Linux 商標を同社が管理していないこと、 さらに、同社と同じビジネスに参入する際の障壁が少ない、ということが挙げられています。 得られた資金を同社はどのように使用する予定でしょうか? この点については、申請書は、かなり曖昧に書かれています。 私達はこの公開からの純利益を主に、 運転資金と一般的な企業目的(販売・マーケティング業務の拡張、 プロフェッショナルサービスの組織化、設備投資) に使用する予定です。現在進行中の交渉や計画はないと述べられていますが、 一方で他企業の買収の可能性もまた記されています。
VA を所有しているのは誰でしょうか? 申請書によると、主な所有者は以下のとおりです。
最終的に、VA のこの分野でのアプローチは、 申請書の以下の 2つの部分にまとめることができます。 私達は、 より高額で、よりカスタマイズしにくいプロプライエタリなアプリケーションの限界が 明白になってくるにつれ、 オープンソースなソリューションが市場でより受け入れられ続けると 信じています。そして、 顧客が受ける Linux の恩恵を最大化するために、 成功する Linux ベンダはすべて、 Linux と他のオープンソースソフトウェアにおけるシステムデザインについての深い知識 と、 オープンソース開発者コミュニティとの親密なつながりとを 結合しなければならないと私達は信じています。VA Linux Systems 社は、短期間の間に、長い道程を進みました。 そして明らかにこの道を歩き続けるつもりです。 |
||||||||||
|
|
||||||||||
オープンソースな CORBA ORB、TAO リリースObject Computing 社が、同社の TAO 製品が入手可能になったことを 発表(英語) しました。 TAO は、CORBA 2.2 準拠のオープンソース ORB(オブジェクトリクエストブローカー)です。 リアルタイムと高性能アプリケーションに向けて特化されています。 商用サポートサービスが利用可能です。 |
||||||||||
|
|
||||||||||
Mission Critical Linux が、クラッシュ dump ツールを発表Misson Critical Linux が、 その「ミッションクリティカルシステムのための 3つの基礎ツール」の 最初の一つである、カーネルクラッシュアナライザを 発表 (英語。プレスリリース。Misson Critical Linux 内)しました。※関連記事 |
||||||||||
|
|
||||||||||
SSH IPSEC Express 3.0SSH Communications Security 社が、同社の「IPSEC Express」製品の バージョン 3.0 を 発表 (英語。プレスリリース) しました。このバージョンでは、Linux サポート (Red Hat 6.0 と SuSE 6.2)が追加されています。 |
||||||||||
|
|
||||||||||
VMWare 1.1VMWare 1.1 for Linux が 入手可能 (英語。プレスリリース)になっています。 |
||||||||||
|
|
||||||||||
WinLinux いちばん人気WinLinux は、Download.com で最も人気があったと、 発表(英語)しています。 最初の 5日間で 20,000ダウンロードがあったということです。※関連記事 |
||||||||||
|
|
||||||||||
ゲーム「Heretic II」と「Heavy Gear II」が Linux にActivision社と Loki Entertainment Software社が、 ゲーム「Heretic II」と「Heavy Gear II」を Linux に移植する予定であることを 発表 (英語。プレスリリース)しました。 |
||||||||||
|
|
||||||||||
Cygnus 社と ICS 社が商用 Linux IDE を提供Cygnus Solutions 社と ICS(Integrated Computer Solutions)社は、 同2社が協力して Linux 用の商用グラフィカル統合開発環境を提供することを 発表 (英語。プレスリリース。Cygnus 内)しました。 |
||||||||||
|
|
||||||||||
Nokia と Intel が Linux ベースの TV を開発Intel と Nokia が、同2社の新しい TV ソリューションを解説する プレスリリース(英語)を出しています。「最初の製品は、 (Linux ・ Mozilla ブラウザなどの)オープンソースとともに、 Nokia と Intel の技術、それに、 (DVB(Digital Video Broadcast)、Internet プロトコル、 ATVEF(Advanced Television Enhancement Forum 仕様)などの)オープン規格 に基づくものです。製品開発は進行中で、 最初の製品は、2000年後半に売り出される予定です。」 (Thanks to Edward Gibbs) |
||||||||||
|
|
||||||||||
ScreamDesign 社、YAMS と MAMS をリリースScreamDesign 社が、YAMS(電子商取引システム)と MAMS(ウェブサイトアクセス管理システム)のリリースを 発表 (英語。プレスリリース。ScreamDesign 内)しました。 YAMS と MAMS は、(両方共)フリーソフトウェアとしてリリースされています。 |
||||||||||
|
|
||||||||||
関連 URL
|