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aka LWN JAPAN |
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ニュース [1999/10/21〜27]
Jonathan Corbet, Executive Editor
Elizabeth O. Coolbaugh, Managing Editor |
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GPL と Qt が再び衝突GPL と Qt が再び衝突しました。Debian 開発者の Branden Robinson 氏が、 アトランタ Linux ショーケース(英語) の Corel のブースで Corel Linux のβ版を試している際に発見したことを LWN に伝えてくれました。 Branden の発見とは、libqt と libapt-pkg の両方にリンクしている get_it と呼ばれる GUI パッケージングユーティリティが、 Corel によって開発されていたということです。 libqt は Qt 開発ライブラリであり、 libapt-pkg は GPL の下にライセンスされているものです。 みなさん、 KDE ライセンス方式についての長期にわたる大騒ぎを覚えていらっしゃいますよね?
※ KDE は、Qt ベースです。 LWN は、このことについて当時すぐに記事にはしませんでした。 それは、Branden が(おそらく問題を認知していないと思われた)Corel に正式に この件を知らせるのとともに、 libapt-pkg 作者兼管理者の Jason Gunthorpe 氏にもこの件を知らせて回答を得る のを待っていたためです。 さて、嬉しいことに、 debian-legal メーリングリストと Branden からの報告より、 Debian と Corel が友好的な合意に達したことをお伝え致します。 Jason は、Corel が libapt-pkg と Qt ライブラリの両方にリンクすることができる よう、libapt-pkg のライセンスに特例を設ける予定です。 一方 Corel は、 Debian GNU/Linux ベースに Qt 開発ライブラリを結合するという同社の選択についての、 潜在的な副作用に対し、さらに敏感になりました。 これで問題解決、でしょうか? そうでもありません。 これは、 ますますビジネス企業が GPL の下にライセンスされている 既存のコードベースを使用して開発を始めるにつれて、 起こる可能性のある潜在的なもめごとに対し注意を呼び起こすエピソードです。 *BSD 陣営はおそらく、その原因として GPL を非難することでしょう。 ※ BSD ライセンスは、GPL よりも制限が緩い(=自由度が高い)ものと なっています。 (BSD ライセンスベースのコードを ソースを公開することなしに改編して利用することもできます。) したがって、BSD 陣営から見ると GPL は、 (その様な厄介な問題の発生する可能性ある)制約の強い ライセンスであるという見方もできます。GPL 陣営はおそらく、 (GPL ではなく独自ライセンスを考え出したことに対し) Qt (Troll 社)を非難することでしょう。 2.0 用の Qt のライセンスはオープンソースであり DFSG(Debian フリーソフトウェアガイドライン)(英語。日本語)互換であると宣言されています。 はい、確かにそうです。しかし、これは GPL の下にリリースされたコードとは、 (ライセンス的な)互換性はないのです。 ※ つまり、QPL (Qt のライセンス)のコードと GPL のコードとを 混ぜる(再利用する)ことによって、 改良(例えば機能拡張)したり、 新しいソフトウェアを作成することができないということです。 これには、今回の例のようにライブラリの利用も含まれます。 これは、ライセンスの増殖が良くないことの理由の一例になっています。 今回の場合の QPL と GPL を含め、BSD ライセンス、MPL、ZPL、その他 それぞれの企業が作成してしまったすべてのライセンスを扱う際に、 障害を見抜き、回避することが難しい場合には、 問題はますます解決の困難なものになります。 2種類のライセンスだけが関わっている時には、 その複数のライセンスに基づいたコードを利用する人々の意図を その作者が審査することにより、 生じた結果を個々に処理することができます。 ※ 例えば、今回のように、 特例を設けるなどの処置も極度に困難というわけではありません。けれども、20の異なるライセンス、 あるいは、20人の異なる作者が関わってくるような場合には、 問題は途方もなく難しくなってきます。 もっと悪いことには、 一見したところ良く見えるライセンスであっても、 まったく「フリー」ではないような条項が含まれているかもしれません。 例えば、Apple の APSL の最初のバージョンや、 Sun の SCSL はこの例に当たるかもしれません。 ソフトウェア製品のために独自のライセンスを作成しようという場合には、 十分お考え下さい。 そしてできる限り、 GPL(英語。日本語)か、 BSD スタイルのライセンス (英語) をお使い下さい。 もしそれらが気に入らない場合は、 Artistic ライセンス (英語)か、 修正 BSD スタイルライセンス(英語) も検討してみて下さい。 どれを選ぼうとも、「独自路線を押し進める」よりも良い結果が得られるでしょう。 |
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年齢制限「年齢」が問題になっています。 Comdex についての Wired の記事(英語。日本語) をご覧下さい。「18歳未満(ベビーカーや背負いかごの乳幼児を含む)の方の参加はお断りしております。展示場へ入場できません」先週開催された「組み込みシステムコンファレンス」でも、 同様の掲示が見られました。 けれどもこれは、 Linux コミュニティには、 調和しない困った注意事項となります。 多くの創造的・生産的なプロジェクトによって 老いも若きも同様の業績があることが立証され、 相手の年齢なんて知る由もないフォーラムにおいて 多くのやりとりが行われているからです。 「独裁政治」が「実力主義」と衝突するとどうなるのでしょうか? 今回の場合、Matrixcubed Internet Services 社(英語)の創設者兼 CTO でもある 17 歳の Mike Lavers 氏は、 Comdex への参加を拒否されてしまいました。 当然、 Slashdot (英語)はこの件を聞きつけ、300近いコメントが寄せられています。 この制約に対する憤慨や、訴訟の懸念、また、 米国内の 18歳以下の人々の扱いに対する一般的な非難などが幅広く 集まっています。 そしておそらく予想通り、 次の Slashdot の項目(英語) で、 (Wired 記事の続篇(英語。日本語)によると) Mike は例外的に Comdex に出席できるようになったと指摘されています。 けれども Comdex がその方針を変更したというわけではありません。 18歳以下の人はすべて、規則に対する例外を求めるよう請求しなければなりません。 これは後味が悪いです。 ティーンエイジャーがドラッグや暴力を始めてしまう理由が不思議なら、 賞賛や認知を得られるような創造的なプロジェクトに関わる「自由」が 彼らにどの程度与えられているかを尋ねてみると良いかもしれません。 Linux ベースのコンファレンスは、このような業界の方針に負けずに、 プロシーディングス(学会誌など)を理解できなくて退屈したり「しない」人々に 扉を開き続けることが望まれます、、、 |
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重要な商用アプリケーションまたまた到来クリティカルな商用アプリケーションがさらに 2つやってきます: まず、Allaire 社は、来月 Linux 版 Cold Fusion 4.5 の出荷を計画していることを 発表(英語) しました。 次に、 Lotus が Linux 版 Domino リリース 5 がまもなく入手可能になることを プレスリリース(英語) の下の方でさりげなく発表しています。 (※ Lotus 内のプレスリリース(英語)ではもう少し詳しく述べられています。)これらの 2つの発表は、出てくるまでに約1年かかりました。 Allaire の場合、Linux プラットフォームに Cold Fusion を移植するという計画を 発表したのは、ちょうど 1年前でした。 それ以来、そのユーザコミュニティはイライラしながら待っていました。 Lotus の場合は、1年前の ZDNet UK の記事 (英語) で、IBM の Lotus development 社長兼 CEO の Jeff Papows 氏が 「Linux が、存続できる事業を提供するとはまだ言いきれないが、、、」 と述べていました。 確かに、これは Domino ではなく主に Linux 移植が 1月から言及されている Lotus Notes に関しての発言でしたが、 面白い点です。 Framemaker と Quicken についてはどうなるのでしょうか、、、 冗談はさておき、オープンソースソフトウェアはやがてはこれらのビジネスの巨人たち に追い付くでしょう。けれどもそのことは、 高品質な商用ソフトウェアが選択肢としてできるかぎり早い時点で 用意されると、 短期的にでも世界がより良いものになるという事実を変えることではありません。 ※ 基本的には(インフラ的な)ソフトウェアはフリーであることが望ましいけれども、 フリーで実用的な実装が存在しない場合には、 商用(バイナリ)ソフトで代替してしまうことは仕方がないことだ、 というコンセンサスが(かなり?)フリーソフトに肩入れしている方々の中にも あります。 |
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