aka LWN JAPAN
[ C H A N G E L O G ]
[Tux]

ChangeLog
トピック
[1999/11/11〜17]
Jonathan Corbet, Executive Editor
Elizabeth O. Coolbaugh, Managing Editor
ChangeLog
[ Leading Items ]  

Linux 技術者認定試験の最新動向

LPI (Linux professional certification) の動き。
※ LPI は、Linux プロフェッショナル認定プログラム(技術者認定試験) を開発するためのコミュニティプロジェクトです。 1998年夏〜秋のメーリングリストやコンファレンスでの議論から発展してきて、 現在、LPI はカナダにベースを置く非営利法人として組織化しています。 LPI には、メーリングリストやウェブで何百人ものボランティアが 取り掛かり続けています。 詳しくはLPI のページ(英語) をご覧下さい。
今週は、Linux 技術者認定試験まわりで忙しい週になりました。 デファクトスタンダードな認定組織になろうとする、 競いあっている 2つの組織からアナウンスがありました。 起こっていることの一部を挙げると:
  • LPI が、 その最初の認定試験の完成を 発表 (英語) しました。 2,3週間のうちに世界中で導入される予定です。 この試験はディストリビューション独立であり、 基本的な管理の概念が取り扱われています。 この次には、 ディストリビューションとは独立した、より高度な2つめの試験 (おそらく年末)が、 そしてその後には、ディストリビューションに依存した一連のテストが それぞれ用意される予定です。 認定されるには、最初の 2つの両方に合格し、 かつ、ディストリビューション固有の試験のうちどれかに合格する必要があります。

    最初の 2, 3百件の試験は「βテスト」モードで行われる予定です。 これには問題の調整や合格点の決定に役立てるようという意図があります。 βテストの期間には、受験者を集めるのに コンテストを行ったり他の特典があることを LPI に期待しましょう。

  • LPI はまた、そのスポンサー名簿に SGI を加えることができたことを 発表 (英語) しました。 SGI は Comdex のプレスコンファレンスにおいて $50,000 (約530万円)の 小切手を手渡しました。
    SGI から寄付を受け取る LPI (LinuxCare の Dan York氏)

    SGI はその席で、その Linux への参加を繰り返し述べ、また、 LPI 認定を目的とする Linux トピックについてのトレーニングコースを いくつか追加することを言及しました。

  • LPI の競争相手である SAIR は、 SAIR のトレーニング教材を配布するという John Wiley & Sons 社との協定(英語。プレスリリース)、 Compaq の社員を SAIR 認定に向けてトレーニングするという Compaq 社との協定(英語。プレスリリース)、 そして最も意義深いことには、 その 4レベルの認定のうち、最初のものが完成(英語。プレスリリース) したことを発表しました。

これらすべての結果として、 近いうちに 2つのところから Linux 技術者のための認定が 利用可能になります。 このニュースは、2つの疑問を抱かせます、、、

「2つの認定機関が必要な余地はあるのでしょうか?」 (Red Hat による Red Hat ディストリビューション用の プログラムを含めると、実際には 3つです。) この答えは、いくつかの要素が影響します。 認定についての一般的な需要、 それぞれのプログラムの質、 Linux 管理者についての一般的な需要、 などの要素があると思われます。 もしすべてがうまく行けば、 両方のプログラムが長い間利用されることになるでしょう。

「Linux 技術者認定は本当に必要なのでしょうか?」 もちろんこの点については、すべての方が納得しているわけではありません。 けれども、認定にはそれなりの用途があります。 これは実際、雇用者にとって最低限の保証を提供するものではあります。 特に、仕事希望者を本当に判定する技術的なバックグラウンドがないような 小企業や人事部などでは。 また、トレーニングコースを提供している企業にとっては、 目指す目標が与えられることになります。 そしてまた、その受講者にとっては講師を判断する方法を持てることになります。 また認定は、社会において一般的な Linux のイメージの 重要な部分でもあります。 「Linux の神話」のページ(英語。 関連記事(日本語))で Microsoft が、 認定を受けた Linux 技術者がどれだけいるのか、と問い詰めていたのも 意味がないわけではないのです。 信頼できる認定機関の存在は、 Linux が企業に導入されるための重要なステップなのです。


補足情報・御感想をお待ちしております。
[ Leading Items ]
[ Leading Items ]

関連 URL

LWN
Leading Items(英語)


ChangeLog メール版登録(無料)
情報提供(御意見、御感想、補足・更新情報、新規ニュース)はお気軽にどうぞ
About Us  ChangeLog Mail  Mail To ChangeLog  Linux 野郎  DISCLAIMER
"Linux 野郎 なら ChangeLog" (^-^) is a catch phrase for ChangeLog, courtesy of Hideyuki Higa.
Linux (R) is a registered trademark of Linus Torvalds.
Copyright (C) 1999 Metachannel Systems Corp. all rights reserved. ChangeLog
Copyright (C) 1999 Eklektix, Inc. all rights reserved. Linux Weekly News
If we fail, we WILL lose the war. Dave Whitinger (Mozilla Project)