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Gael Duval (a founder of MandrakeSoft)
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Gael Duval 氏(MandrakeSoft 社創設者)インタビュー
Gael Duval 氏は、
急成長中の
Linux-Mandrake ディストリビューション
(英語)の開発元である
MandrakeSoft 社を創始された方です。
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| 「Redhat は Linux 市場の IBM。僕らは新しい Compaq になるつもりだ。」 |
パッケージの簡単アップグレードができる 「MandrakeUpdate」と呼ばれるツールも、 この精神にのっとって用意された。 デスクトップ上の「MandrakeUpdate」をクリックするだけで、 アップデートするべき新しいパッケージが何なのか分かるのさ。 必要なものを選ぶと、 root パスワードの入力を求め、 ネットワークから新しいパッケージをダウンロードしてきて インストールするんだ。
MandrakeSoft に集まった新しい開発者とともに、 僕らには今、すべての PC に Linux を載せる :) ためのアイデアが たくさんあるんだ。 Lothar、Linux for Windows、Panoramix、DiskDrake のような 大プロジェクトが、現在開発中だよ。
LWN:
Linux-Mandrake は、Red Hat ベースの付加価値ディストリビューションで あり続けるのですか? それとも、ある時点での分離を予定していますか?
GD:
分離は、すでに 6.0 バージョンのときに起っているんだ、、、 だれも気付いていないようだけどね ;)
Red Hat が彼らのバージョンをリリースするずっと前から、 僕らは Mandrake 6.0 を開発していた。そして、 RH 6.0 のリリース時に、いくつかのものの同期をとっただけなんだ。 だから、僕らのものには、まったく同一のパッケージやバージョンは含まれていない。 Gnome だって、 KDE だって、 Glibc だって、 Bash だって、 Linux カーネルだって、 まったく同じものではないんだ。
それでも、一つだけ確かなことは、 僕らは自分達の標準を定めようなんてしたくはないってことなんだ。 Red Hat がリーダーだし、 僕らは「車輪を再発明」するようなことはしたくないからね。 Linux-Mandrake は、(※そんなことをしなくて良いことが利点の) オープンソースソフトウェアなんだから!
だから僕らは Red Hat の最も良いところを使って、 彼らと同じ方向で構築していく。 ただし、より高速に、より洗練して、ね。 (もちろん、僕的意見として、だよ ;))
Mandrake は Red Hat みたいな見掛けで、互換性もある。 つまり、Red Hat 用に開発された RPM をすべて Mandrake 上で走らせることができるということなんだ。
これは非常に重要な点なんだ。 なぜなら、もうすぐ Linux 用のプロプライエタリな (※フリーでない) アプリケーションがたくさん出てくるだろうけど、 それらは Red Hat という名前のリーダー用に、まず、 設計されるだろうからね。 他の Linux ディストリビューションは、 違ったパッケージシステムやファイル階層を持っているから、 そのようなアプリケーションの恩恵を受けられない。 その点僕らは、しばしばメディアで「Red Hat より優れた Red Hat」って 呼ばれているんだよ!
LWN:
いつか、どこかの利口な人が、 Linux-Mandrake の付加価値バージョンである新しいディストリビューションを 開発することでしょう。 その時、そのことにより Linux-Mandrake の売上は影響を受けるでしょうか? それに対し、MandrakeSoft が何らかの対応をとるとすれば、どのようなものになるでしょうか?
GD:
「いつか」っていうことだけど、実はもうすでに何度か起っているんだ。
最初のものは一年前で「Guru Linux」、 最新のものは「Phat Linux」だ。 でも他にも多くあるよ。 例えば、タイの MaTel なんかもね。
そのことについて、僕らは、まったく問題ないんだ。 小さく同時に進行しているプロジェクトでいるよりも、 一緒にやらないかい、と僕らが単に説得しようとすることも時々あるよ。 両方の利益になるからね。 どちらにしても、 他のどんな Mandrake/RedHat ベースのディストリビュータも、 競争、機能、それに少なくとも Mandrake/RedHat ベースのディストリビューションのユーザベース を拡張することになるだろうね。
これは Apple の市場に対して IBM PC 互換の市場が成功したことに とてもよく似ているだろ。 Red Hat と Mandrake は、いわば PC 側にいるんだ。 そして SuSE と Caldera は Apple 側にいるんだ。 なぜなら、Red Hat と Mandrake がすべてを GPL のもとに 公開しているのに対し、彼らはプロプライエタリな要素も提供しているため、 Caldera や SuSE ベースのディストリビューションがないからさ。
つまり、Redhat が Linux 市場の IBM だとすると、 僕らは新しい Compaq になるつもりなんだ。
LWN:
6.1 のリリースの期日は決まっていますか? Linux-Mandrake ユーザは、6.1 にどのようなことを期待して 楽しみにしていればよいのでしょう?
GD:
6.1 はもうすぐリリースされる予定だよ。 6.1 では、出荷されるパッケージすべての最終バージョンが含まれ、 すべてが完全に安定する予定だ。 さらに 6.1 には、きっと 1つか 2つ、嬉しい驚きがあるよ!
LWN:
Cooker (※ このプロジェクトで、 Mandrake の開発バージョンが公開され、 開発者はこの時点から開発に参加することができるようになりました。) に対する反応はどの程度ありましたか? Cooker のリリースを通して、 開発者の興味を十分惹き付けられると期待していますか?
GD:
Cooker には、約 200 人の開発者が参加してくれたよ :) 彼らはみんな、 Mandrake にアイデア、修正、新しいパッケージなどを 与えてくれるんだ。 Cooker は、フリーソフトウェアのための素晴らしい場所なんだ。 Cooker (英語) によって、Mandrake は、Debian のように 本当のオープンソースディストリビューションへと変化しようとしているのさ。 さらに、 Cooker から超新鮮なパッケージが入手できることが、 多くの開発者やユーザに喜ばれているのが分かったんだ!
LWN:
近い将来、どのような興味深いニュースを MandrakeSoft に期待できるでしょうか?
GD:
技術的な観点からは、 Lothar、DiskDrake、Panoramix のような、 いくつかの大プロジェクトの最終バージョンのリリースを予定している。 もうすぐ、「hwizard」と呼ばれる 新しいナイスなツールがアナウンスされる予定だ。 「hwizard」は、Linux ユーザを、今よりもさらに楽しく楽にするよ。 でも、これ以上は口外できないんだ :)
ビジネス的観点からは、 特に米国へ、 僕らのディストリビューションを拡張する予定。 いくつかの契約が終ったけど、 まだ PowerPack や他の新製品を米国内の小売店で出荷してくれる、 主流のディストリビュータが見つかっていないんだ。
資金的な観点からは、 新しい投資会社との話し合いが既に始まっている。
また、より多くの人を雇い、 近いうちに、特にアジアでの新しい進出を発表する予定。
僕の最初の考えでは、 Mandrake は Linux を MS-Windows の競争相手にまで昇進させることだった。 これは、予測していたより早く達成できそうだと思ってる。 :)
LWN:
そもそも、「Mandrake」という名前は、どこから付けられたんですか?
GD:
僕の子供の頭からさ。 Mandrake は、魔法なんだ!
※ Mandrake : 地中海地方産のナス科の植物。催眠剤や媚薬の原料(有毒)。-- J. Corbet.
※ Mandrake の概略と最近の躍進に関しては こちら(日本語)もご覧下さい。